『カラフル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
カラフルな世界で、
僕が持ってる真っ黒な心は異端で。
心が痛んで、
僕なんかいたって迷惑なだけだなんて考えて。
カラフルで眩しい世界についてけなくて、
川の底に身を沈めたら、
静かに黒く染まっていった。
Color fullでカラフル。満ちた色はきっと黒。
「カラフルって没個性の対義語だと思うんだよ」
それはモノトーンと私は思った。
次の日彼女は髪を金色に染めた。服の趣味も随分と変わって、カラーコンタクトの嘘つきの青がちぐはぐに彼女をかたどった。
アイドル養成所の中で、彼女は一番カラフルだった。
……誰かから借りた極彩色は、彼女の輪郭を大いにぼかし、埋没した個性がもう一度覗くことはなかった。
彩度の低い色が塗り固められているのを何と呼ぶのかしら。
【カラフル】2024/05/01
雑駁。これ今月中は続きます。
「カラフル」
青色は数百色ある、みたいなことを聞いた記憶がある。
なら世の中には果てしないほどの色で溢れかえっているんだな。ああでも、情報をすぐ鵜呑みにしてしまう癖は治した方がいいか。
ぼんやりと思考を巡らせ、天井を見上げる。
寝る前だからと常夜灯に変えたから、映る色は大まかに言えばオレンジと焦げ茶。
リモコンのボタンを2回押して普段の照明に戻せば、映る色はねずみ色と白色。
こう考えると、室内、自分の部屋でさえも色は無数にある。
見慣れた景色でも、全く同じ景色はないのだ。
単純なヤツだとは自分でも思うけど、それで見聞が広まったなら良いだろう。
外を歩く楽しみが増えた気がした。
カラフル
蒸し暖かい心残り 風が頬を拭う
もうすぐやってくる 雨音鳴る季節に
目を開けては飛び込む 強く打たれた鼓動
好んでそばに多く置いた
カラフルなキーホルダーに ガラスペン
表紙には 儚い女の子がひとり
惹かれるのは題名で 堕とすのは敬具の挨拶
まだ私には色がないから
きっといつか色んな色に染まれる
好きな人が出来たら
ピンクとか
友達と喧嘩した時は
水色かな
そんなことを考えてる間に
ほかのみんなは色んな色に染まってく
私は今日も色がないまま
バチバチと光る
視界はカラフル
ひかりが消えた
意識が落ちゆく
刹那光の万華鏡
「カラフル」
『カラフル』
赤、青、黄色、オレンジ、
緑、紫、白、黒
細かく分ければ何百、何千と色はある。
感情も色のようで、いろいろある。
気になるあの子はその日の気分によって服の色が変わる。なんとわかりやすいことか。
だが、そんな彼女を毎日見ることが楽しみになっている自分がいる。
ある日彼女が来てきたのはカラフルな水玉のワンピース。
どういう気分なのかわからなかったが、その子の顔を見るとその日の晴天のように清々しい顔をしていた。
「カラフル」
足りない
物足りない
何かが足りてない
あと少しなんだ
料理で隠し味を足すように
脳には刺激が行くけど
認識はできないような
そんな微小ながら大切な何かが
友達もいる
勉強もできる
趣味だって豊富だ
将来の夢も決まっている
何が足りてない
僕は何を欲してる
そう考えることがたまにある
考えてる時は気づかない
足りていないと思うのは
ほんの少しだけ
人生が白黒なんだ
色のない人生なんだ
色を染めに歩んでいこう
「カラフル」
笑ったり、怒ったり、泣いたり、忙しい。
ふとした瞬間モノクロからカラフルに
気持ちがはじける。
その瞬間がすごく好き。
生きてるって感じ。
「生きる意味」
まだ分かってはいない。
それを見つける為にとりあえず生きてる。
「刹那」
今。その一瞬。
短くても大事な時間。
『カラフル』
何色が好きですか?
僕は青、黒、オレンジが好きです
偶に男なのにピンクが好きなのは可笑しい
そんな解釈をする人たくさんいるけど
好きなら好きで良いじゃんね?
だってどんな色が好きでも
その人はその人だから
#9
2024 5/2(木)
いずれ混ざって
黒となる
だからさ、その前に
誰か私を塗り替えてよ
#17 カラフル
カラフル
それは色合い
モノトーン カラフル
対極かもしれないけど
どちらも視覚を楽しませる
落ち着く色合いと華やかな色合い
彩りのある毎日もいいし、
地道な毎日もいい
今日は静かな一日だったから
明日はカラフルな日だといいな
言葉があふれるように、世界に溢れているものが光だと知って
『カラフル』
『カラフル』
「こんばんは、お嬢様」
夜風に揺れるカーテンと窓辺に佇む黒い人影。
「魔術師、ご用件は何ですの?」
悪役令嬢が声をかけると、魔術師は微笑みながら
見慣れないお菓子の箱を取り出しました。
「紅茶のお供に茶菓子をご用意いたしました」
「結構ですわ」
きっぱりとした口調で断る悪役令嬢。
「主、お茶をお持ちしました」
「お嬢様、探してた本が見つかりましたよ!」
そこへ執事のセバスチャンとメイドのベッキーが
やって来ました。
「セバスチャン、お菓子はいかがですか?」
眉をひそめて、箱の中身を覗き込むセバスチャン。
「これは一体…」
「百味ビーンズ。色んな味が楽しめるお菓子です。
君もおひとつどうですか?」
魔術師がベッキーに話しかけると、
「えっ、いいんですか?!
じゃあ…あたし、これいただきます!」
好奇心旺盛な彼女はエメラルドグリーンの
ビーンズを受け取りました。
「べ、ベッキー…大丈夫ですの?」
「はい!爽やかな甘酸っぱさが口の中に広がって
美味しいです!」
「ベッキーが食べたのは青りんご味ですね」
お菓子の箱に添付された説明書を読むセバスチャン。
「セバスチャンさんも食べてみてください!」
「…では、俺はこれを」
ベッキーに促されたセバスチャンは、
蛍光色のビーンズを摘んで口に含みました。
「レモンの味がします」
「さあさあ、お嬢様もどうぞ」
にこにこと笑みを浮かべる魔術師に押し付けられ、
嫌々ながらも箱を受け取る悪役令嬢。
青りんご、レモンと無難な味が
続いたならばきっと大丈夫ですわ。
悪役令嬢は斑点の入った
橙色のビーンズを取り出します。
おそらくこれはオレンジ味。
口に入れた瞬間襲ってきたのは、
胃酸を思わせる酸っぱさ、苦み、ちょっとした辛味。
まずい。
飲み込めないほどまずいですわ。
口元を押さえながら震える手付きで
ティーカップを掴むと、紅茶と一緒に
無理矢理流し込みました。
「こ、これは何ですの」
後ろめたそうな顔で
セバスチャンがそっと口を開きます。
「主が食べたものは…ゲロ味です」
げ、ゲロ味ですって??
「お嬢様!どうやら当たりを引いたみたいですね。
おめでとうございます笑」
隣でくすくすと笑う魔術師を見て苛立った悪役令嬢は、
「人に食べさせておいて、
あなたが食べないのは不公平ですわ!」
とクリーム色のビーンズを摘み
彼の口へ押し込みました。
驚いた顔をして、彼女の指先ごと口に含んだ
魔術師は神妙な面持ちで俯きます。
「お味はいかが?」
「…甘みの中に苦みが混じっていて、
何ともいえない味です」
「セバスチャン、説明書を読んでちょうだい」
「はい主。オズワルドが食べたのは、耳くそ味です」
「オーホッホッホ!ざまあごらんなさい!
私を笑った報いですわ!」
高笑いする悪役令嬢の横で首を傾げる魔術師。
「でも案外いけますよ」
「えっ」
それから四人はゲテモノ味に怯えながらも
何だかんだ百味ビーンズを楽しみましたとさ。
色はたくさんある
専門家でない私達は十色くらいしか絵の具も色鉛筆も使えない訳で。
文具やら芸術専門の店に行って百色の絵の具セットなんかを見てそりゃあ驚いたものだ。色っていっぱいある。
白だけでも何百色とある。
世界はこんなにもカラフルなのだ。
ちなみにフランス語ではcoloreと言うらしい
読み方は知らない。
楽しそうでなによりだ。
カラフル
今日は、5月1日…桜の季節が過ぎて、躑躅や皐月、藤や芍薬…色々な花が、彩とりどりに、咲いている…若葉も繁り、青空に映えている…
そんな花々と共に、紋白蝶や、てんとう虫や蜜蜂なんかが飛び廻り、一緒に、燕も飛び交っている…色々な生き物達が、長い冬を乗り越えて、活き活きと、命を謳歌している…そんな中で、胸いっぱいに吸い込む空気に、何となく嬉しい感じがしてくる…
貴方と出会えて
好きなことが増えて
「楽しい」を知って
毎日が色付いていく
私の世界が変わっていく
「カラフル」
今日のような本降りの雨の日には
街にカラフルが増える
眉間にシワを寄せているあの人の、傘は意外とカワイイ系。
そんな事を考えながら歩いていたら
傘をさしていない人がいた。
朝から結構降っていて、1日中雨の予報なのに。
そういう人は、他の人と視点が違う気がして
つい目で追ってしまう
きっと何も考えていないのだろうけれど。
『カラフル』💛
ひとりひとり
考え方が違う。
生き方が違う。
人生が違う。
それぞれの人生が
交わっていけば
世の中はカラフルになる。
自分の色を埋まらせないよう
主張しながら。
でも謙虚に。
自分だけの色を持って。
みんなが笑っている時に笑っていないと
みんなが話している時に話さないと
カラフルな場所にはいられない
これはずっと私を疲れさせる
暗黙のルール
承認欲求しかない同級生達は
私を彼らの色に染めようとするか
私を排除しようとする
誰かの承認欲求に利用されるくらいなら
私はひとりでいたい
誰からも好かれたくも嫌われたくもない
そんな私は何色なんだろう?
はっきりとはわからないけれど
カラフルな世界では馴染めない色みたいだ