『イルミネーション』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
☆イルミネーション☆
これは、まだコロナが流行る前の事です。
愛犬めいちゃんを迎えて、初めてイルミネーションを見に遠くまでお出掛けしました。
初めて見るきらびやかな世界に、めいちゃんはルンルンに目を輝かせながら、お散歩をしていました。
イルミネーションで飾られたソリにも、家族みんなで乗りました。
いい思い出です。
めいちゃんは、赤ちゃんの頃に我が家にきたので、他のわんちゃんと過ごす機会がなく、ここにイルミネーションを見に来て、初めて、沢山のわんちゃんに出会いました。
ジャックステリアのわんちゃんは、とても挨拶上手にでした。
ジャックステリアのわんちゃんは、めいちゃんを遊びまで、誘ってくれたのに…。
めいちゃんは、びっくりして固まってしまいました。
真っ白のスピニーズの女の子も凄くかわいかった。
綿菓子みたいな見た目に、胸キュンしました。
それに、パグ。
歩き方が、めちゃくちゃかわいかった。
色んなわんちゃんに、合いながら、イルミネーションのトンネルや橋を通り、どんどん進んでいくと…。
遠くに、真っ白いモフモフのわんちゃんが見えました。
『わぁー。大きんだろうなぁー。』っと遠目から見て思っていました。
がっ!
実際、間近に来ると、めちゃくちゃ大きかった。
手も足も顔も特大サイズ。
そして、一瞬で抱きつきたくなる包容力のある背中。
その正体は…。
グレートピレニーズのわんちゃんでした。
めちゃくちゃ大きいのに、しっかり躾ができてて、飼い主さんの言葉を理解し、凄く優しいわんちゃんでした。
落ち着いた風貌や、賢さに、主人も私も感激しました。
グレートピレニーズのわんちゃんに、くぎ付けになっていた私達。
ふと、我に返りめいちゃんに目をやると、めいちゃんは、グレートピレニーズの大きさに、びっくりし、足腰がブルブル震えて、かなりへっぴり腰になり。
グレートピレニーズ君に、近づきたいけど、なかなか近づけず…。
最終的には、私達に抱っこの要求を。
その姿が面白くて、笑っちゃダメだけど、グレートピレニーズの飼い主さんとみんなで大笑いしたのをイルミネーションのシーズンになると思い出します。
イルミネーション
駅前でこれでもかって位に目立ちやがって
俺はボロ雑巾みてーに泥水すすってるってのに
奴らはイベントごときでよぉ
たっかい木やらビルやらから見下しやがって
こちとら見世物なんかじゃねーんだぞ!
愉快な音楽を鳴らすな!
愛想を振りまくな!
チカチカ点滅して煽るな!
あの子の笑顔を照らすな!
はぁー……電飾になりたい……
お化粧ってイルミネーションみたいだね
しなくても生きていけるけど、頑張れば頑張るほど皆が見てくれる
私はお化粧が嫌い、お化粧しなくても綺麗って言われたい
イルミネーション無しの心惹かれる夜景が見たい
【イルミネーション】
通りの木々はきらきらと輝いている
隣にいる彼女の瞳も輝いている
「きれーい!ねね、早く行こ!」
「ハイハイ、そんなはしゃぐなって…」
僕は彼女の手を取りぎゅっと繋いだ
「はぐれたら、元も子もないからな」
「え、えへへ…そうだね」
恥ずかしそうに頬を赤らめる彼女は
イルミネーションよりもとても綺麗だ
「イルミネーション」
あなたとイルミネーションを見たい
一人で見るよりも、もっと何倍も何十倍も
綺麗なんだようなぁ
暗闇を照らす無数の光が
生きた1年を輝かしく彩る
出会った人の言葉や表情が
訪れた場所の匂いや音が
たくさんの光彩で装飾される
小さく輝く光が映し出した
嫌だったことも逃げ出したかったことも
365日のほんの一部分に過ぎないのかもしれない
毎年12月になると、人の体内のイルミネーションが光り出すのだけれど、今年は電気代の高騰と環境への配慮から、自粛要請が出された。
おかげで今年は六等星までくっきりと見える。
イルミネーション
あなたとロマンティックな
イルミネーション街道を
ゆっくり歩いてみたいの…
きっと…
あなたの姿がより
すてきに輝くでしょう…
そんなあなたを
ずっと…見つめていたいの
キラキラかがやくおほしさま
ぼくのまちもおほしさまがいっぱいかざられている
上からみたらホンモノのおほしさまみたい
あの中にとびこんだら、まるでそらをとんでるみたい
ふわふわからだがういてる
すごいすごい!
いまからぼくあのおほしさまの中にとびこむんだ!
きらきらな、いるみねーしょん
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ねえわたしが住んでる街は
こんなにもイルミネーションが綺麗だよ
君の街はどうですか。
いつか一緒に見れたらいいね
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Theme:イルミネーション
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イルミネーション
ここ数年
近所でクリスマスに
自宅をイルミネーションで
デコレーションして
楽しませてくれる
お家があったけど
今年はまだ点いていない
去年はもう点いていたのに
これも物価高の
影響だとすると
なんだか寂しく感じる
光散翼
白き夜に包まれ
時に魅せられ
独りだけの足跡・・・
黒き朝に抱かれ
夢を描く刹那
孤に纏うは世界・・・
探し続ける
貴女の面影を
映した硝子
堕り砕け散る
響き続けた不協音・・・
破片を集め
私の雫で繋ぎ
創るは想い
掌に刻まれ
私に突き刺す
拡げる願い
「此の硝朱翼で・・・」
天に羽ばたかせ
散り舞う破片
光と輝きながら
導きの差す彼方
雲の上迄高く
貴女を探す為に
翼が砕け堕ちる迄
何時か・・・
私が朽ち果てる迄
貴女を・・・
『イルミネーション』
「…………アンタどうしたの?」
「……いや、僕って暗いから……こうすれば……まだマシかなって……思って……」
「いや、だからって……身体中にイルミネーション巻き付けるのは違うんじゃないかなぁ〜って」
「……ダメ?」
「ダメっていうか……こう、ズレてるというか……とにかく辞めた方がいいんじゃないかな?」
「……そっか……じゃあどうしたら……明るくなれるんだろう……」
「……そのままで良いんじゃない?アンタが思ってるよりも、誰もアンタに興味なんて無いよ」
「…………」
「わーー!泣かないでっ!ごめんっ!そんなつもりで言ったんじゃないから!」
「私はアンタの良いところ沢山知ってるよ!無理して変わろうとしなくても、分かる人だけが分かれば良いんじゃないかなって思うの」
「……それは……そうだね……でも何だか寂しいんだ……」
「……みんな……青春を持ってる……僕だって欲しかったけど……無理だったから……」
「だから明るくなろうとしたの?」
「……うん」
「そっかぁー……でもやっぱり、アンタはアンタのままでいいと思うよ?」
「……どうして?」
「みんな青春を持ってるのかも知れない、みんなアンタより明るいのかも知れない」
「だからこそアンタみたいな人が必要なんだよ、本当に全員が全員明るかったらその価値が無くなるでしょ?」
「逆に考えたらアンタは青春を持ってる人、明るい人を客観的に見る事が出来る貴重な人なんだよ!そこは喜んでもいいんじゃない?」
「……そっか……そうかも……知れないね……僕は僕なりに頑張って……考えて生きてみるよ」
「……でもやっぱり……僕だって……青春を持ちたかったなぁ……」
「いや、その性格じゃ無理でしょ」
「…………」
「わーー!ごめん!泣かないでっ!」
誰が街路樹を光らせようと思いついたのか
昼間明るいうちに見ると
すべすべと白いサルスベリの木に
電気のコードが巻きつけてある
こがね色の葉をつけたイチョウの木にも
たくましいクスノキにも
桜の木だけは免除されているらしい
春に花を見上げて
電気コードが見えたら興醒めだからだろうか
とにかく桜はこの遊びに付き合わされない
花をつける木の特権か
電気コードで縛られずに済む
夜暗くなると
電球が光りだす
木の肌も葉も枝ぶりも闇に沈んで
電球がだけが光っている
サルスベリもイチョウもクスノキも一括りで
電球の台として使われる
白や青や黄色の電球が
電球が光っている
観光客がスマホを掲げて写真を撮った
光っている電球の写真を
闇に佇む木の美しさを知らない人
イルミネーション
大好きな貴方と見に行きたいな。
最高の思い出作り。理想には程遠い
お友達と楽しんでね。
君は
イルミネーションのようね
明るいところでは、
見えないけれど、
暗闇のなかでは、
希望の光のように
キラキラと輝いているわ
暗闇の中に閉じ込めておきたいくらいに、
ねぇ、どうか
その光で
もう一度
私を照らしてはくれないかしら?
去年君と見たイルミネーション
今年は僕一人で見に行ったよ。
周りにカップルがたくさんいる中
僕一人で行ったんだ。
えらいでしょ?
ねえ、ほめてよ。天国からでもいいからさ
イルミネーション_ #2
人工的に作られた光だとは分かっている。
だが綺麗だ。と口から零れている。
来年は隣が居るといいな。
『何考えてんの。』
隣に居た好きな人がそう自分に問いかける。
「…あぁ、イルミネーション来年は好きな人と居れたらいいな〜って思って。」
『居るじゃん。今、』
「え?」
言葉に出さなくても分かった。
もっとイルミネーションの光が強くなればいいのに。
『イルミネーション』
サンタクロースがいるって
いつまで信じてただろう?
キラキラと
街は電飾で彩られ
賑わいを見せ始め
私は 逆行するように
孤独に凍りつく
メリークリスマス!
なんて 浮かれて
言う歳でもないし
一番愛しい人が
今は
一番憎い人
イルミネーションの街を
寄り添い歩くのは
私じゃなくて
どうせ あの娘なんでしょ
イルミネーションは私にとって特別、冬の楽しみ。
私の真っ暗な心までも希望のような光をくれるから。
そんな綺麗なイルミネーションを
写真に撮って一生光らせておこう。
そしたらいつでも私の心を照らしてくれる気がする笑