『もしも未来を見れるなら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題:もしも未来を見れるなら
彼との映画デートは決まって、鑑賞後にランチを取る。映画の感想をじっくりと語り合うためだ。そして明日は仕事だし、余韻に浸りたいからと、解散になることが多い。だから言うなら今だ。今しかーー。
「ねぇ、聞いてる?」
「えっ」
「大丈夫? ここのところ変だよ。最近、映画見に行ってもどこか、上の空だし」
心配そうな彼の顔を見て、慌てて顔の前で手を振った。
「だ、大丈夫、大丈夫。ちょっと仕事で、ね。でも映画見たおかげでかなりストレス発散できてる!」
「そう、それならいいんだけど。……さて、ご飯も食べたし、お開きにしよっか」
「そうだね」
乾いた笑みを浮かべながら、頷いた。ああ、今日も言えなかった。
もしも未来を見ることができるなら、私はこんなに緊張なんてしないのに。
もしも未来を見れるなら、そこで生きてる自分を見つけたくないな
もしも未来を見れるなら
「大切な人を助けたい。」私は友達にそう言った。
A子「www、絶対無理だってw」
私はその言葉にイラッときた。
A子「だって弱虫だしすぐ諦めんじゃんw」
「、、、」私は黙り込む事しかできなかった。
その時だった。
「じゃあお前は諦めないって事だよね?」
私は、びっくりして後ろを振り返った。
A子「!?B子?!」
私の幼なじみB子が現れた。
B子「私の幼なじみ馬鹿にすんなよ?」
A子「、、、」A子は思わず黙り込む。
B子「なんか言ったらどう?w」そう言ってB子は笑う。
「...w」私も思わず笑ってしまう。
A子「は、?」
私はその言葉が怖くて涙目になってしまった。
B子「私の幼なじみ泣かせないでくんない?」
A子「は、はあ?そっちが勝手に泣いたんでしょ!!」A子は叫ぶように言った。
B子「は?てめぇが泣かせたんだろ。」
そして喧嘩が始まってしまった。
私は、「もしも未来を見れるなら」、この事を友達に言わなければこんな事になんなかったのに、、、
でも必ず"大切な人"は助けたい。
もしも未来を見れるなら
すべての悲しみを取り除けるのだろうか
もしも未来を見れるなら
私はどんな生活をしてるか見てみたい。
きちんと仕事してるか、結婚してるか、親孝行できてるか、海外旅行は行ったか、見てみたいよ〜
未来。
授業中、ふとそんな文字が思い浮かんだ。
私の未来は、どんな感じだろう。彼氏ができて結婚、とかしちゃったりするんだろうか。学生の私にはまだ分からない。
いや、もしかしたらもう死んでいるかもしれないな。急に不治の病にかかったりして?もちろんその可能性も十分にあるのだ。
まずそもそも、「未来」という意味合いだって100年後
には変わっているのかも。
…あれ、未来ってなんだっけ?
2024/04/20_もしも未来を見れるなら
もしも未来を見れるなら、私はあなたと幸せな暮らしをしているのを見たい
テーマ「もしも未来を見れるなら」
もし未来を見ることができるのなら、僕は10年後の自分を見てみたい。
なりたい職業に就いているのか、今の友達とはまだ仲良しでいられているのか、結婚は…今は興味ないけどしてるのかな??
全部が今思い描いてる通りとはいかないと思う。絶対。
でもそれなりに幸せに生きてたらいいなと思う。それが難しいのだけれど。
未来を見ることはできないから想像でしか話せないけど幸せな未来にするために今頑張ることはできる。さて、何から始めようかな??
ドラえもんの世界を見てみたい
何故ならばドラえもんの道具が沢山あるから
どれくらいの種類があるか見てみたいしとても気になるから
もしも未来が見えるのなら
私は誰と一緒にいるのだろう
いつになっても私は私なんだけど
その人を選んだ私はなんだか別の人みたい
いつか選んだ理由はわかるのかな
そうだったら嬉しいな
【もしも未来を見れるなら】
希望と無限の可能性に満ちた年齢のときは
見たいと考えたりした。
酸いも甘いも経験し 不可抗力もあるんだと知り
ある程度の年齢になってからは
見たいとは思わなくなった
「過去と現在を記録することで、未来が見えてくる、ってのが、天気予報の降水確率だっけ?」
「もしも」どころか実際に「未来を見れる」、予測できているから、お題とは少々違うかもしれんが。
まぁ未来の天気を見れるから、明日は家でゴロ寝よ。
某所在住物書きはスマホの天気予報を確認しながら、ポテチなどカリカリかじっている。
確率として、事実未来を見れるから、後日の予測が可能。これは今日のハナシに丁度良いと考えた。
「他に未来を見る方法っていえば……なんだろな」
次回日本で見られる皆既日食や皆既月食の日付とか?物書きは呟いた。 ネット検索によると、前者が見られるのは2035年9月2日の能登半島から北関東にかけて、後者に関しては来年の9月8日だという。
――――――
例年の「4月」が何℃前後で推移していたか、感覚が麻痺する程度には夏日の頻出する東京である。
都内某所、某比較的閑静な住宅街の一軒家では、
諸事情で3月から居候している雪国出身者が、スマホの天気予報、特に来週の木曜日の最高気温に絶望して、開いた口が塞がらない。
25℃である。夏である。
故郷の6〜7月相当の最高気温に多大な衝撃を受けているこの雪の人は、名前を藤森といった。
『生きてるか?来週の木金もリモートにするか?』
直属の上司の緒天戸からは、藤森宛てのショートメッセージがピロンピロン。
彼もニュースか何かで、天気予報を見たのだろう。
あるいは彼の孫、藤森の居候先の一軒家の家主、親友の宇曽野からのリークを受け取ったか。
高温により宇曽野邸で今日も藤森が溶けていると。
『お気遣いありがとうございます』
なかば定型文的、自動回答的に、メッセージを返す。
『生きています。木金、問題ありません
暑くなる前に出勤して涼しくなってから帰ります』
未来を直視した影響により、藤森の思考は過負荷で一部思考が重くなっている。
おのれエルニーニョ。おのれ季節外れの高温。
頭がサッパリ働かない藤森は、宇曽野から恵んでもらったガリガリアイスをかじり、口に含み、脳のクールダウンを試みて、結局失敗しているようであった。
要するに藤森にとって未来と現在が双方暑いのだ。
スワイプスワイプ、更新。「実は木曜日の25℃予報、予報アルゴリズムのバグでして、本当はもう少し涼しいです」の都合良い未来を見れやしないかと、
スマホに指を滑らせていた藤森。
「11時だ。 そろそろ、メシの準備をしないと」
再度明記するが、未来の最高気温を見てしまったために、藤森の思考は過負荷状態である。
なかば本能的、なかば義務か責任か使命近辺のそれで、藤森はフラフラ、キッチンに向かった。
その義務か責任か使命近辺の行動にヒヤリハットの未来しか見えないのが家主の宇曽野である。
「おい藤森。ふじもり」
「なんだ、うその。メニューのリクエストか」
「そうじゃなくて」
「申し訳ないが、きょうは、つめたい食い物でカンベンしてくれ。わたしがとけてしまう」
「そうじゃなくてだな。 俺がお前に部屋を貸してやって、お前がそれに恩を感じてくれてるのは構わんし、毎日飯の用意だの家事の手伝いだのをしてくれるのも助かるが、そのフラフラで料理されても」
「ひやしめんはキライか?」
「麺の前に頭冷やせ。な」
ふわふわふわ、フラフラフラ。
雪の人藤森は綿雪のように、ガリガリアイスを咥えさせられ宇曽野に背中を押されて、軽く軽くソファーまで運ばれていく。
「うその、おまえ、料理できるのか」
「今の状態のお前よりは、俺がざる蕎麦なり冷やしパスタなり作った方が何百倍も安全だ」
「ひやしパスタにするか?」
「座ってろ。今日はキッチンに立つな」
あーあー。こいつは。この義理堅い真面目な親友は。
大きく長いため息ひとつ吐いて、今日の25℃と来週木曜の25℃予報に溶け気味の親友をソファーに座らせた宇曽野は、髪をかき上げ手を洗い、厨房に立つ。
もしも未来を見れるなら、数十分後のそれには、
室温が上がって更にデロンデロンに溶けた藤森と、
ツナと塩レモンのクリームパスタを手に二度目のため息を吐く宇曽野が映っていることだろう。
もしも未来が見れるなら
自分の生活をみてみたい。
どうなっているのか。
でも、見たとしても現在方法を変えれば
未来も変えてくれるならに限定する。
お題 もしも未来を見れるなら
ー
バスの中のトンネルの、ゴォーという音が。
あのジ○リ映画の、天空を目指すあの映画の、2人の乗った小型の飛行機。その音に聞こえた。その光景が瞼の裏に吸い付くようだった。
2人が互いに意識し始めたあのシーンの様子を鮮明に覚えている。幼かった私は、あのまま2人がどこか遠くの場所に流されて消えてしまうのではないかと、酷く怯えたのだ。その様子に、そばで一緒に見ていた叔父は、
「もう少し見てご覧。」と。
あの時、私は見届けなければ、と。
心の底から湧き上がってくる思いに、静かで確かな確信を持って、最後まで見たその作品は、
確かな思い出となったのだ。
綿雲に 乗って見たいと 幼き日
ツツジ咲き 赤い絨毯 渡りたい
空より
【もしも未来を見れるなら】#1
「彩音ちゃん…もしも未来を見れるならどうするの?」
「え〜笑。私はぁ、アイツが将来死ぬのか確認してぇ、私が可愛いか確認する!」
「流石…。アイツってウザイよね。彩音が何時も可愛いのを勝手に嫉妬して…。」
「きゃはっ!!でしょでしょ〜?んでさぁお前は?どうなの?アイツの事…笑」
「ッ.............死ね!彩音!」
「はぁ?」
ドン!!!!!!!!!
ガタンゴトン..........ドチャッ。
ベチャッ………。
「っは!」
私は息を荒げながら、目覚めた。
「はぁっ、はぁ、はぁ。ふぅ…。」
私は深呼吸をして息を落ち着かせた。
「…また、あの日の夢…。」
“あの日”とは私が今。いや、今世で最も後悔している事だ。
2001年10月23日 午後4時18分
私が小学3年生の頃、私はある人、彩音を陥れてしまった。
『彩音』
彩音はクラスで1番恐れられてた。誰かを気まぐれで虐めたりして2人が不登校になった。先生は見て見ぬふりで助けなんて無かった。いつも女王様みたいに接してて、正直みんな彩音が嫌いだった。そんな時、彩音が私の親友を虐めの標的にした。私はどんどん目の光が無くなってゆく親友を見過ごせ無かった。私は、彩音に「私もアイツ嫌いだった。私も虐めたいから、計画を立てに一緒に帰ろう。」と口実を作り、彩音と一緒に帰る事にした。私はパソコンで調べたアリバイを作る為、両親には4時頃西向公園で遊ぶと言っておいた。友達はみんな彩音を陥れるのを賛成したので、みんなには私も西向公園で遊んでいたって事にしてもらった。そして私は“彩音を線路に突き飛ばした”彩音は呆然としたまま何も出来ずに死んだ。轢かれた顔を見ると、ベチャベチャになっていた。私は誰も見ていないことを確認して、急いで家に帰った。そうしてただの事故死として私達は、彩音を殺す事に成功した。私は今年で33歳になった。私は彼女の命を背負っている。重い重い命を。「ごめんなさい。ごめんなさい。」何回言ったって許されないってわかってる。でも仕方なかった。彼女は生きてちゃダメって思ってたから。それで人が生きるのなら良いって思ってたから。
もしも未来を見れるなら、私は彼女を殺さなかった。いや、殺せなかったのだろう。
どっちにしろ私の人生は暗闇にしか行っていない。それにずっと彼女に恨まれて体を蝕まれていくのは嫌だ。私は線路に飛び込んだ。
キキッーー!!!!!!!!! ドチャッ!!!!!!!!
もしも未来が見えるとしたらどうする?
こんなことない?
見たことがないはずの光景に既視感があったり
今日の新聞記事に見覚えがあったり
みんな、少しずつ未来を見たことがあるのよ
気づいてないだけ
もっとも大きく未来を変えてしまうようなことは見えないんだけど
ここから本題
あなたは昔、私と会う夢を見たのよね
私も見たの
あなたに告白される未来を
どうなったかあなたも知ってるでしょう?
未来を変えようと足掻いてみる?
それとも……
もしも未来が見れるなら
想像することができない
わからない
わからないから不安
未来が分かるのもこわい
こわい…ふあん…
未来が見えなくていい
分からなくていい
悩むなぁ、「もしも未来を見れるなら」か、未来なんか知ったらこの先の面白味がないだろって言う自分と、備えあれば憂いなしじゃんって言う自分で、また二分割してる。そうだ閃いた、時間があれこれしてずれるかも知れないけど2月16日の私に手紙を書いてみよう、そうしよう。
未来の妹は、きちんと立派な大人になれているかな?
未来の社会は、悪いやつを倒しちゃうような立派な世界になっているかな?
未来の僕は、幸せに暮らせているかな?
今の僕は学校に行ってはぶたれ、家に帰ってはものを投げられ、生きていることを後悔している。
でも、大好きな妹がこうなることが1番辛いから、このままでいいんだ。
───でもやっぱり、未来への期待しか出来ない今は大嫌いなんだ。