『もしも未来を見れるなら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつかの世界
今ではないどこか
絶対に辿り着かない
もしくは知ることが前提の
変えることの出来ぬ世界
それが未来であると
如何にして知り得る
それが未来であると
告げるものぞ何者か
もしも未来を見れるなら(お題)
お題:もしも未来が見れるなら
もしも未来が見れるなら
あなたの笑顔の先を見たい
もしも未来が見れるなら
あなたの涙の理由を見たい
もしも未来が見れるなら
あなたの成長する姿を見たい
もしも未来が見れるなら
あなたの恋する相手を見たい
もう少し時間が欲しかったな
全て同じ世界で見たかった
お世話になった先輩へ向けて
――――――――――――――
もしも未来が見れるなら
あなたの過去も見てみたい
あなたの過去は私の未来
通る道はきっと同じ
そう信じてやまないから
もしも未来が見れるなら
答え合わせで教えて欲しい
あなたが通った道すがら
何に出会って見聞きしたのか
何があなたを作ったのか
もしも未来が見れるなら
私の覚悟を待って欲しい
あなたは私を認めてくれた
けれどあなたと私は違うから
どこかで理性が声を出す
あなたが去った先の未来
私はきっと知っている
同じ道をと信じつつ
異なる道になることを
あなたが幸福である事を
⊕もしも未来が見れるなら
大丈夫!大丈夫!
絶対に明日は、上手くいく!
絶対に達成感のある一日になる!
皆が笑顔で、楽しくなる!
絶対に大丈夫!明日の自分は、今より、もっと格好いいから
だから、安心して眠ろう。
絶対に、絶対に大丈夫だから!
君は頑張ってるんだから、絶対に上手くいく!
失敗も失態も失言も失礼も失望も、しない!
だから、明日に向かおう。明日に進もう。明日を生きよう!
ネガティブなんてもったいない。
悲観しても、しょうがない。
自分なりに今日できることをやって、ここまで来たんだ。
自分を讃えて、勇気を持とう。
大丈夫!大丈夫!
だから、笑っていこう。
むしろ、笑っていこう。
それが君のたったひとつの武器なんだから
『絶対結婚しようね!』幼稚園の頃に結んだこの約束は叶わないのだろう。
私は今でも、あの人が好き。
でもきっとあの人はもう、私のことを好きでは無い。
もしも、私に未来を見る力があるならば、あの人との未来を見るだろう。
そして、私は泣くんだ。
君が隣にいるのを見て、泣くんだ。
好き。
いつまで続くか分からなくても、できるだけ幸せと思える日々を送ろう。
もしも未来を見れるなら
(本稿を下書きとして保管)
2024.4.19 藍
もしも未来を見れるなら
タイムマシーンがあったなら…十年後の未来を見てみたい…十年後、あなたと同じ未来を過ごしているのか、知りたいから…
漸く、あなたと一緒にお喋りできる様になって…これからもずっと一緒に過ごして、そして、今より親密になりたい…できれば、家族になりたい…でも、まだまだそんな関係には、程遠くて、壊れてしまうのが怖くて…せめて、未来で確かめられたら…
もしも未来が見れるなら、
私はそっと目を閉じます。
もしも過去が見れるなら、
私はこの目を見開きます。
未来より過去を抱く私には、
そこに希望が見つからない。
目に見えぬ宝石を探すより、
抱えた宝玉を磨いていたい。
けれどいずれは訪れる未来なら、
私はそれを拒めないのでしょう。
【もしも未来が見れるなら】
「もしも未来を見れるなら」
あなたとの未来をみたい。
もしも未来を見れるなら…と
そーっと目を開くと
猫に頭を撫でられた
2作目✴️もしも未来を見れるなら
もしも未来をみれるなら自分が死んだもっと先の世界を見てみたい。
地球の温暖化は?
テクノロジーの進歩は?
人々の行動、ファッション、習慣は?
生きているうちは、ジブンで確認出来るし、自分が知ることであろう未来を見てしまったら、この先の考え方がいい方に変わればいいけど、悪い方に考える可能性もあるから。
星空を見たり花を見たりして隣で呪いをかけ続けてくれ
【もしも未来を見れるなら】
『もしも未来を見れるなら』
君と過ごす時間。
君と約束したこと。
君と僕との未来。
すべて過去のものになってしまった。
一緒に笑って
一緒に悩んで
一緒に幸せな未来を歩みたかった。
まだまだこれからだったのに。
もしも君との未来を見れたなら、きっと幸せだっただろう。
僕の時間は止まってしまったけど、君の未来が幸せでありますように。
もしも未来を見れるなら私は将来あなたといつ結婚して幸せな家庭を持っているのかを見てみたい笑
もしも未来を見れるなら
大事な人たちがいつ死ぬのか、
自分はちゃんと看取って貰えるのか。
それだけ知りたい
"もしも未来を見れるなら"
どんな未来なのだろうか。
その未来では、どんな世界が広がっているだろうか。
どんな未来が待っているだろうか。
全て終わって、皆平和に過ごせているだろうか。
終わっていなくても、今より平穏に過ごしていて欲しいな。
もしも未来が見れるなら
もしも未来が見れるなら。
仲間とそんな話をしていた。
テストで常に満点がとれる、とか。
楽して仕事が上手くいく、とか。
恥ずかしい失敗をしなくて済む、とか。
ギャンブルで負け知らず、とか。
皆、酷く俗物的な事を挙げた。
そんな中。
アイツは、こう言ったんだ。
ーーもしも未来が見れるなら、
不慮の事故や災害で亡くなる人を、
無くせるかも知れない。
…と。
それを聞いて、思った。
アイツに比べて、
俺は何と穢れているんだろう、と。
何故なら。
もしも未来が見れるなら。
俺は…。
未来の俺がお前の隣に居られるのかを、
見ることを望んでしまうだろうから。
題 もしも未来が見れるなら
「未来が見れるなら何を見たいと思う?」
昼休み。
教室で友達の朋子と一緒にお昼ご飯を向かい合って食べていた私は朋子に問う。
私達は机を合わせて、お弁当を広げていた。
朋子はウインナーを箸で持ち上げながら束の間考えた。
「わかんない、なに?」
一瞬後、すぐに返事をすると、ウインナーを口に運ぶ朋子。
「ちょっと位考えてくれてもいいじゃん」
私の不満の声に、はいはい、といいながら、次は卵焼きに箸を伸ばしている。
「あのね、私、未来が覗けるなら、絶対に傘がどう進化してるか見てみたい!」
私の言葉に、朋子は、へえと一言発する。
「もー、反応鈍いなぁ」
「だって、傘なんだって思って」
朋子の返事に、私は力説を始めた。
「たかが傘、されど傘。私、この世で傘ほど面倒くさいのってないと思うの。歩く時も他の人の傘とぶつかったりするし、満員電車で傘あるとみんな濡れるし、いい加減改良されてもよくない?」
「まぁ、そうだね、傘は、前から形も大きさもそんなに変わらないかもね」
朋子が頷きながら言うのに自信を得て、私はたたみ掛ける。
「そうなの、だから、未来に行ったら真っ先に傘がとうなっているか確認したいんだ。どうなってるかな?自動乾燥機付きの服とか?超撥水な服でそもそも服が濡れないとか、頭に電動でヘリコプターみたいに回転して水を弾く機械があるとか」
「よく、そんなこと真剣に考えるよね」
私が話している間もぱくぱくとお弁当を食べていた朋子は、食べ終わって、お弁当のフタを閉めている。
「気になってるんだよね、こうして考えてるうちにひらめいて、発明出来ないかなって思ってるよ」
私が画期的な発明が出来たらいいんだけど。
でも、こんなに考えてもなかなかいい案が出ないって、案外傘が一番画期的ってことなのかな?
「まぁ、葉月みたいな人がいるから、生活は便利になっていくのかもね。私も傘は面倒だから、手を使わなくていい傘を発明してよ」
朋子は私にそう言った。
「手を使わなくていい傘?そうだねっ、それもいいよね、考えてみるね」
私はどうしたらそんな傘が作れるか考え出す。
「ねえ、もう昼休み終わるけど」
そう朋子が言った瞬間に、予鈴が鳴る。
「ええっ!!」
私はまだ大幅に残ってるお弁当を見下ろす。
「ちょっと先の未来を見てたら、もっと早くお弁当たべてたのにね」
そう含み笑いで言う朋子を軽くにらみながら、私は急いでお弁当の残りを口に運び続けた。
「HELLO!」
軽快な声。シャボン玉を弾いた時みたいな一瞬の音。
「今なら絶賛1分間だけ、この世のどんな質問にも答えてあげよう」
軽快な女性の声は高らかに笑う。
「…もしも未来が見れるなら、貴女は何が見たいですか?」
「んんん?!」
驚いた声をした彼女は、それでいて少し嬉しそうに言葉を返す。
「そうだなぁ。例えば、競馬の結果とか宝くじの当たり番号とかかなぁ!」
「…自分の事じゃないの?」
「はははっ!!自分の未来なんて見ても見なくても関係ないよ!だって私たちは今を生きてるんだからさ!」
そうだろ?
なんて言って、電話はツーツーと無機質な音を立てた。
もしも未来を見れるなら
ちょっとだけ覗いてみたい
そしたらきっと、今この瞬間が
たしかに明日につながっているのだと
そう信じられるから