『もしも未来を見れるなら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
もしも未来を見れるなら。
もしも未来が見れるなら
ゆうと
仲良しなはず。
もしも未来が見れるなら
ずっと大好きが
いいなぁ。
もしも未来を見れるなら
おもれーじゃん?
お題キープ
「もしも未来をみれるなら」
もしも未来をみれる機械がっても、、
私はみたくないかも。もちろん未来は怖いし、不安で仕方ない。
でも未来をみた上でとくにいいことはないよ。
だって運命的な出逢いも、一人一人が自分の択肢から選んで、進んできて、出逢えた。何か一つでもそうじゃなかったら周りの世界全部が変わっていたかも。
未来をみて、何かを変えようと努力してしまう自分をみたくない。
だからもしも未来を見えたとしても、私はみたくない。
負けたくない。たかだか人生十数年を常にそう思って生きてきた。人一倍負けず嫌いである自信があった。
そして実際、負けることは滅多になかった。なぜなら負けると思う勝負は避けてきたので。
たとえば俺のいるクラスで一番成績が良いのは高橋さんだ。試験の後日、採点後に返却される時彼女が朗らかな様子ならば、俺は黙って落ち込んだ雰囲気を醸す。逆に俺の方が上手くできたと思う時は声をかける。
「テスト、どうだったかな」
その瞬間、そこはバトルフィールドになるわけだ。
卑怯者とでもなんとでも言え。俺は負けたくないんだ。俺自信が勝負と決めたことで負けたくない。
「ええ、どうかしらね。総合点はなかなかだと思うのだけれど」
高橋さんは負けじと新規バトルフィールドを展開する。
しかしそれは失策だ。現時点で俺たちの手には数学の試験結果しかなく、尚且つ後出しでそれを出してきた時点で高橋さんは奮わなかったという事実が見える。
「たしかに才色兼備で部活動成績も素晴らしく先生方の覚えもめでたい君にとって、総合的な評価は大事だろうね」
流暢に流れ出た言葉を一度切って、にやり、と俺の口が曲がる。高橋さんはいつも通りの冷徹な顔で見つめていた。
「けれども今はテスト返却の初日!数学の結果を知りたいのだよ俺は」
そしてもったいぶって隠していた用紙をくるん、と回した。彼女へ光り輝く98点を見せる。
今回の点配分はすべて偶数点。おまけに返却時の教師は満点の生徒はいなかったと口を滑らせた。となるとこれはまァ俺の勝ちが決まっているのだ。悪くても引き分け、つまりは負けではない。
「俺としては悔しくも落としてしまったこの一問、かなり厳しい問題だったと考えている。これはもはや、ミホセン(数学担当の三保教諭の愛称である)から我々への挑戦とすら取れるだろう。君はどう思うか──」
朗々と続きを問いかける前に、それを遮って凛と声が届く。
「湯島くん。私としてはね」
彼女はまっすぐに立ち上がった。あまりにもピンと背筋を伸ばすのでやや気圧されて仰反ってしまう。
「君の勝負好きと、褒める時は言葉を控えることなく選び取るセンスと、目標のために調査を怠らず時期を探る注意深さを気に入っているの」
そこで一度目を伏せた彼女は、机の中からファイルを取り出した。
その薄紫を俺は反省ファイルと呼んでいる。彼女の成績が悪い時はそこに仕舞われるのを確認しているからだ。今日の数学の試験結果もそれに入っている。
「それから、すこし視野が狭くて私にしてやられるところもね」
彼女がそれをふるって風を起こす。目が乾いて瞬きをひとつしたとき、俺の目前には薄紫に輝き、しんと俺を見つめる二つの瞳と、俺を打ち負かす点数が現れていた。
「99点。どうかしら」
「な、なにっ!」
「くだんの最終問題については三保先生のお遊びね。一見至極面倒な計算が必要に思えるけど捻っただけでやることは四則計算の基礎。時間があれば君だって解けるでしょうよ……私は途中までだから、サンカクの1点」
「くっ、うっ……」
すぅっと瞳を弓にして、高橋さんは笑った。試験用紙が口元を隠しているけれど俺にはわかる!彼女はこういうときによく笑うのだ。
「この勝負は私の勝ち。君の負け。だから今日は駅前の日よ」
いつのまにか握りしめていた試験用紙を彼女がむりやり引っ張り出す。そして今度は青のファイルにそれを閉じ込めた。
「記念、記念」
踊るように髪を揺らす彼女を憎々しげに睨みつつ、俺は今週お小遣い少ないんだからなっと聞こえるようにぼやく。
帰り支度をする背中は愉快な声を隠しもせずに返事をした。
「あらもちろん知ってるわ。〝敵情視察は序の口だ〟ものね!」
どうして昼休みに親友にだけ言ったことを知っているんだ……。
そうして仕掛けた勝負で負けた俺と冷徹な顔に戻った高橋さんは二人して居残っていた教室を出て、駅前のパフェを食べに行くのだった。試験返却後の振り返り場所は勝った方が決めるという、俺たちだけの勝負に従って。
「勝ち負けだけじゃなくて恋人との時間という付加価値も考えてほしいわ」
「君に負かされ続けてなければ考えられるね」
俺たちの間に甘い触れ合いや慈しみの愛はなくて、恋人と賢いライバルとクラスメイトと、それから素敵な友人という四つの肩書きがすべてだった。今日は恋人の気分らしいが敗者は口無しであるので。
俺が彼女に勝てる日は来るのか。なんだかんだ、その隙のない冷徹と甘味に染まるような笑顔が好ましいのだからそんな日は来ない気がする。
仕掛けておいて情けないことに、たとえ未来が見えるとしても。
―もしも未来を見れるなら―
もしも未来を見れるなら
自分の命日を知りたい
その日が来るまでの限られた時を
我武者羅に生きたい
「もしも未来を見れるなら、見たいと思う?」
風呂上がり、キミと二人でビールを飲んでいたら、ほんのり顔を赤くしたキミがそんなことを言い出す。
「うーん、そうだなあ。別に見なくていいかなぁ」
グビッとビールを飲みちらりとキミを見ると、つまらなそうな顔をしている。
「何でそんな顔してるの?」
「だって、つまんないもん」
キミが唇を尖らせるので
「何がつまらないの?」
キミの唇を指で挟んでいたずらすると
「もう」
今度は頬をぷくっと膨らませる。
「だから、何がつまらないの?」
膨らんだ頬をつんつん突くと
「だって、見てみたいでしょ、未来」
頬を戻し、いじけた表情をする。
「見てみたいの?」
「そりゃ、見てみたいよ。子どもはいるのかなぁ。とか、家は建てたかなぁ。とか」
「ああ、なるほどね」
いじけたキミの髪を撫でると、キミの表情は和らぐ。
「ね、見てみたいでしょ」
キミにそう言われたけれど
「いや、別に」
俺の答えは変わらない。
「何で?」
不満そうに俺を見つめるキミに
「だってさ、未来なんて見なくても、キミと幸せに暮らしてる。ってわかりきってるからね」
俺は笑ってキスしたのだった。
もしも未来を見れるなら、君と一緒にいる未来を見てみたい。
この体はどうなっているだろうか
もっと醜くなってるか綺麗になっているか
いやきっと醜くなっているな
今でも穴だらけで酷いもの
誰にも助けなんて求めない
タイムマシンがあればいいのに
"もしも未来を見れるなら"
絶望するのかもしれない。
#もしも未来が見えるなら
#もしも未来を見れるなら
未来を見たいと切に願ったあの頃の私よ。
大人になっているよ。
そして、想定外に幸せになっているよ。
だから、自分を責めるのはやめなさい。
無意味だから。
もしも未来が見れるなら誰の、何時の未来を見る?
自分の未来…
そう答える人が多いだろう
僕は、彼女の未来を見たい
余命3年の彼女は、どうなってしまう?
もし、生きていたら幸せ?
僕は、彼女に何をしてあげられる?
#77 完璧主義
もしも未来を見られるなら?
見る!
いや、チェックする。
そして、「これから」を修正し
新しくなったであろう「未来」を
再びチェックして
不完全な「未来」であればまた修正...
こうして、
完璧な未来を求めすぎた結果
私は一歩も前に進めなくなるだろう__
お題「もしも未来を見れるなら」
もしも未来を見れるなら
・・・かぁ
ん〜
ちょっと躊躇しちゃう
だって何だか・・・
カンニングみたいで(笑)
答えが分かっちゃ
つまらないのと同じ
けど
ホントは
ほんのすこぉ~し
覗き見してみたい
そんな気持ちも
無いと言えば嘘になる
もしも未来を見れるなら
やっぱり
人生最後の瞬間
かな
どんな終わり方をするのか
それが
あまりにも惨めなら
少しは今からの
生き方変えようと
思う
かも
しれない
「もしも未来を見れるなら」
【もしも未来を見れるなら】
「どんな夢を見てみたい?」
「……どんなって?」
「こんなふうになりたいとか、あんなふうになりたいとか」
「考えたこともなかったな」
「本当に?」
「……望んだって叶わない夢なら、見る必要もないだろ」
「そんなことないよ。夢を見るのって凄く楽しいし」
「それは多分」
「なに?」
「…………凄いことだと思う」
「そうかな?」
「そうだよ。だから、どうせ見るなら……」
「見るなら?」
「……お前の夢がいい」
「…………それでいいの?」
「いいよ」
「本当に?」
「お前の幸せを見ることが出来るなら、それでいい」
「…………変なの」
「知ってる」
もしも未来が見えるなら
もしも未来が見えたなら、
あなたと生きられる未来を見たい
もしも未来を見れるなら
毎日、仕事で疲れる現実から逃げたい。
美味しいものを食べて、お洒落して、いっぱい買い物して、リゾート地に行き優雅に過ごしたい。
宝くじ当ててお金持ちになりたい。
庶民の私は欲望の塊丸出しの未来を望んで、危険を回避し行動するだろう。
とはいえ、もしも未来を見れるなら本当に望むものはなんだろう。
自分に問い質しても答えは返ってこない。
結局わからないし、意外に今日が好きで未来に興味がないのかもしれない。
もしも未来を見れるなら…
・私は時間軸が複数あると信じている。パラレルワールドがあると考えてしまうのだ。
例えば、今日の夜ご飯何にするか考える時
ラーメンにしたらその時点で夕飯をラーメンにした時間軸が、カレーライスにしたらその時点でカレーライスにした時間軸が存在するのだ。勿論それ以外のものにしたら、それを夕飯にした時間軸が生じる。
・時間軸は無限にあると思う。時間軸が一つしかないとしたら、人々もそれ以外のものも皆その一本のレールに縛られて生きることになる。即ち、運命が絶対的なものになるということだ。
でも、私たちは自由に選択ができる。仮に選んだとしても、運命だとしても、途中でいつでも変えることができるのだ。これは運命は絶対的ではないということだ。時間軸が無限にあるから私たちはレールに縛られることがなく、自由に自分で考えて選んで生きていける。
・もし未来が見えるとしたら、その無数の時間軸を見て、どの未来が良いかを選んで生きていきたい。
【もしも未来を見れるなら】
進学と同時に別れた友人との関係は続いているか。
それだけは確認する。
みんなは未来を思う?
私は、未来はいくらでも変られると思う。
自分が何を選択して何をするかで未来は変わる。
自分の望んだ未来が欲しいなら。
自力で変えるしかない。
まぁ、その時は未来を見れたら便利だと思うけれど。
お題 もしも未来を見れるなら
『もしも未来を見れるなら』
「どうして○○君はずっと目を閉じてるの?」
時計と観葉植物が飾られている白い部屋で、カウンセラーの女性と目を閉じた男の子が向かい合って椅子に座り、話をしている。
開かれた窓からは心地の良い風と陽の光が入ってきており、落ち着いたアロマの香りが心を落ち着かせた。
「……僕、未来が見えるんだ。
それで……その、だから目を開けるのが嫌で……」
「……なるほど、○○君は未来が見えるのが嫌で目を閉じてるんだね。
でもどうして未来が見えるのが嫌なのかな?」
「…………」
「……言いずらかったら無理をしなくても大丈夫だよ!
私達は今日初めて知り合ったんだから、まだお互いの事もよく分からないもんね」
「……ううん、先生が良い人だっていうのは分かるよ。
僕の周りの人達はみんな僕のことを心配してくれる良い人達なんだ。先生もみんなと似てるから……」
「そっか……ありがとうね!」
「うん!
……でもだからこそ目を開けられないや」
「それがどうしてかは教えられない……?」
「…………消えちゃうんだ」
「消えちゃう?」
「……うん。
僕が未来を見ちゃうとね、僕の周りの誰かや何かが消えちゃうんだ。
この前に未来を見ちゃった時は、僕の好きだったおばあちゃんが消えちゃった。僕の隣に居た筈なのに、僕が未来を見た瞬間に居なくなっちゃった。
だからお母さんにおばあちゃんは何処か聞いたら、僕が産まれる前に死んだ事になってたんだ……」
「……そっか、それはとても悲しいね」
「信じてはくれないでしょ……?」
「そんなこと無いよ!
先生は○○君の言うこと信じるよ」
「ありがとう。……でもいいんだ。
おばあちゃんもそうやって言ってくれたけど、結局消えちゃったから。
『たとえ未来が見えたとしても、おばあちゃんは絶対に消えないよ。だから目を開けてごらん』
……そう言って僕に……嘘をついたんだ……ッ!」
「それは……きっとおばあちゃんも○○君の事が心配で──「そんな事は分かってるよッッ!!」」
「そんな事は……分かってるんだ……っ!
だからね……だから、だから僕はもう二度と目を開けないって決めたんだ。
これ以上……みんなに消えて欲しくないから」
時計と観葉植物が飾られている白い部屋で、カウンセラーの女性と目を閉じた男の子が向かい合って椅子に座り、話をしている。
開かれた窓からは湿って重たい夏風が入ってきており、土の匂いが混ざったアロマの香りが心をざわつかせた。