『もしも未来を見れるなら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
この体はどうなっているだろうか
もっと醜くなってるか綺麗になっているか
いやきっと醜くなっているな
今でも穴だらけで酷いもの
誰にも助けなんて求めない
タイムマシンがあればいいのに
"もしも未来を見れるなら"
絶望するのかもしれない。
#もしも未来が見えるなら
#もしも未来を見れるなら
未来を見たいと切に願ったあの頃の私よ。
大人になっているよ。
そして、想定外に幸せになっているよ。
だから、自分を責めるのはやめなさい。
無意味だから。
もしも未来が見れるなら誰の、何時の未来を見る?
自分の未来…
そう答える人が多いだろう
僕は、彼女の未来を見たい
余命3年の彼女は、どうなってしまう?
もし、生きていたら幸せ?
僕は、彼女に何をしてあげられる?
#77 完璧主義
もしも未来を見られるなら?
見る!
いや、チェックする。
そして、「これから」を修正し
新しくなったであろう「未来」を
再びチェックして
不完全な「未来」であればまた修正...
こうして、
完璧な未来を求めすぎた結果
私は一歩も前に進めなくなるだろう__
お題「もしも未来を見れるなら」
もしも未来を見れるなら
・・・かぁ
ん〜
ちょっと躊躇しちゃう
だって何だか・・・
カンニングみたいで(笑)
答えが分かっちゃ
つまらないのと同じ
けど
ホントは
ほんのすこぉ~し
覗き見してみたい
そんな気持ちも
無いと言えば嘘になる
もしも未来を見れるなら
やっぱり
人生最後の瞬間
かな
どんな終わり方をするのか
それが
あまりにも惨めなら
少しは今からの
生き方変えようと
思う
かも
しれない
「もしも未来を見れるなら」
【もしも未来を見れるなら】
「どんな夢を見てみたい?」
「……どんなって?」
「こんなふうになりたいとか、あんなふうになりたいとか」
「考えたこともなかったな」
「本当に?」
「……望んだって叶わない夢なら、見る必要もないだろ」
「そんなことないよ。夢を見るのって凄く楽しいし」
「それは多分」
「なに?」
「…………凄いことだと思う」
「そうかな?」
「そうだよ。だから、どうせ見るなら……」
「見るなら?」
「……お前の夢がいい」
「…………それでいいの?」
「いいよ」
「本当に?」
「お前の幸せを見ることが出来るなら、それでいい」
「…………変なの」
「知ってる」
もしも未来が見えるなら
もしも未来が見えたなら、
あなたと生きられる未来を見たい
もしも未来を見れるなら
毎日、仕事で疲れる現実から逃げたい。
美味しいものを食べて、お洒落して、いっぱい買い物して、リゾート地に行き優雅に過ごしたい。
宝くじ当ててお金持ちになりたい。
庶民の私は欲望の塊丸出しの未来を望んで、危険を回避し行動するだろう。
とはいえ、もしも未来を見れるなら本当に望むものはなんだろう。
自分に問い質しても答えは返ってこない。
結局わからないし、意外に今日が好きで未来に興味がないのかもしれない。
もしも未来を見れるなら…
・私は時間軸が複数あると信じている。パラレルワールドがあると考えてしまうのだ。
例えば、今日の夜ご飯何にするか考える時
ラーメンにしたらその時点で夕飯をラーメンにした時間軸が、カレーライスにしたらその時点でカレーライスにした時間軸が存在するのだ。勿論それ以外のものにしたら、それを夕飯にした時間軸が生じる。
・時間軸は無限にあると思う。時間軸が一つしかないとしたら、人々もそれ以外のものも皆その一本のレールに縛られて生きることになる。即ち、運命が絶対的なものになるということだ。
でも、私たちは自由に選択ができる。仮に選んだとしても、運命だとしても、途中でいつでも変えることができるのだ。これは運命は絶対的ではないということだ。時間軸が無限にあるから私たちはレールに縛られることがなく、自由に自分で考えて選んで生きていける。
・もし未来が見えるとしたら、その無数の時間軸を見て、どの未来が良いかを選んで生きていきたい。
【もしも未来を見れるなら】
進学と同時に別れた友人との関係は続いているか。
それだけは確認する。
みんなは未来を思う?
私は、未来はいくらでも変られると思う。
自分が何を選択して何をするかで未来は変わる。
自分の望んだ未来が欲しいなら。
自力で変えるしかない。
まぁ、その時は未来を見れたら便利だと思うけれど。
お題 もしも未来を見れるなら
『もしも未来を見れるなら』
「どうして○○君はずっと目を閉じてるの?」
時計と観葉植物が飾られている白い部屋で、カウンセラーの女性と目を閉じた男の子が向かい合って椅子に座り、話をしている。
開かれた窓からは心地の良い風と陽の光が入ってきており、落ち着いたアロマの香りが心を落ち着かせた。
「……僕、未来が見えるんだ。
それで……その、だから目を開けるのが嫌で……」
「……なるほど、○○君は未来が見えるのが嫌で目を閉じてるんだね。
でもどうして未来が見えるのが嫌なのかな?」
「…………」
「……言いずらかったら無理をしなくても大丈夫だよ!
私達は今日初めて知り合ったんだから、まだお互いの事もよく分からないもんね」
「……ううん、先生が良い人だっていうのは分かるよ。
僕の周りの人達はみんな僕のことを心配してくれる良い人達なんだ。先生もみんなと似てるから……」
「そっか……ありがとうね!」
「うん!
……でもだからこそ目を開けられないや」
「それがどうしてかは教えられない……?」
「…………消えちゃうんだ」
「消えちゃう?」
「……うん。
僕が未来を見ちゃうとね、僕の周りの誰かや何かが消えちゃうんだ。
この前に未来を見ちゃった時は、僕の好きだったおばあちゃんが消えちゃった。僕の隣に居た筈なのに、僕が未来を見た瞬間に居なくなっちゃった。
だからお母さんにおばあちゃんは何処か聞いたら、僕が産まれる前に死んだ事になってたんだ……」
「……そっか、それはとても悲しいね」
「信じてはくれないでしょ……?」
「そんなこと無いよ!
先生は○○君の言うこと信じるよ」
「ありがとう。……でもいいんだ。
おばあちゃんもそうやって言ってくれたけど、結局消えちゃったから。
『たとえ未来が見えたとしても、おばあちゃんは絶対に消えないよ。だから目を開けてごらん』
……そう言って僕に……嘘をついたんだ……ッ!」
「それは……きっとおばあちゃんも○○君の事が心配で──「そんな事は分かってるよッッ!!」」
「そんな事は……分かってるんだ……っ!
だからね……だから、だから僕はもう二度と目を開けないって決めたんだ。
これ以上……みんなに消えて欲しくないから」
時計と観葉植物が飾られている白い部屋で、カウンセラーの女性と目を閉じた男の子が向かい合って椅子に座り、話をしている。
開かれた窓からは湿って重たい夏風が入ってきており、土の匂いが混ざったアロマの香りが心をざわつかせた。
もしも未来を見れるなら
どうしますか。
未来を見た上での、人生の選択
未来を知らないままの人生の選択
どちらも本当の自分の人生
どちらにせよ、自分はありのままの自分でいたい
もしも未来が見えるなら、ぼくは何に使うんだろう。
最悪な結果だったら変われるように頑張るのかな?
そんなことないか、きっと信じないで未来のぼくに賭けるんだろう。
...なんでこう嫌なことだけわかるんだろう。
いいことだけ見えたら、まだ、まだ気づかずにいられたのかもしれないのに、
幸せを感じている私を見たい。
何が理由で、どこでなんてものは知らなくていいから。幸せな私を見て、何か頑張ろうと思いたいから。
もしも未来が見れたなら
もしも昨日の自分に、未来が見られる能力があったなら
飲み会ドタキャンした人間の分のコース料理しっかり食べ切ったりしない
一番若いんだからの声に押されて食べたりしない
そんな若くない
気持ち悪い
すごい体重になったぞお前
この誘惑になんと応えましょう?
見てみたいとも思うし、見たくないとも思う
相反する思いが私の中で暴れて膨らんで弾けそう
けど、私はやっぱり笑顔で「いらない」と一言
なぜって?
簡単だわ。そんな未来は、こないから
来るかもしれない 来ないかもしれない
この世にある無数の道のように
無限に回り続ける水のように
水面の波紋のように反響するこの世界で確定などありはしないのだから
だから、いらないそんな権利
#もしも未来を見れるなら
※お知らせ致します。
平素より僕の作品を拝見下さり誠にありがとうございます。この度、今までのデータが全てとびました。保存もしていなかったため今まで書いた作品は見ることが出来なくなりました。ご承知おきくださいますようよろしくお願いいたします。
これからもよろしくお願いします。
黒衣結生(こくい ゆき)
国内某所、住所不詳。とあるぼっちな一室で、事実と空想が半々なワンシーン。
架空の先輩後輩と、不思議な餅売る子狐と、元物書き乙女の日常を主に持ちネタとする物書きの、以下はいわゆる二度目の執筆裏話。
「『もしも未来を見れるならどうする』って?!」
太陽傾く16時。次の題目がスマホの通知画面に届くまで、残り3時間を切っていた。
「んなモン決まってるだろ、昨日の19時の段階で、ひとまず何か書いて投稿してるわな!」
昨日の題目は「もしも未来を見れるなら」。その前が「無色の世界」だったので、いわば、エモさ極振りと思しき題目2連発である。
前回「無色(むしき)」で仏教に逃げたし、今回は未来予知ってことでノストラさんだの何か「未来は全部決定しているのです……」みたいなスピリチュアリストでも登場させるかな。
それとも適当に子狐コンコンで何かブッ飛んだ童話モドキの方がまだマシかな。
と、いくつか話を書き始めたは良いものの、まったくもって投稿に足る最低ラインが整わない。
一度寝て、起きて、それからの方が良い物語を書ける場合がそこそこ多い。
この可能性に、賭けてしまったのがマズかった。
「寝坊しかけたせいでハナシ書く時間無かっただろ、昼もアレよコレよで消えただろ、気がついたらもうこの時間よ。昨日の夜の時点でこの未来が見れるなら、余裕こいて寝ねぇで、何か書いてたわな!」
カタカタカタ、カチカチカチ。
スマホに外付けしたキーボードに、指を滑らせ、叩き、言葉の出て来ぬもどかしさでトントンつつく。
「あー。ちきしょう。俺にももう少し、こういうエモエモ系のお題でもパパっと書けるくらいの文才が有りゃあなぁ!」
日本国内のどこか、住所不詳の一室。
今日も某所在住物書きは、頭を抱え、途方に暮れる。
七月七日
今日は七夕。
妹と一緒に願い事を書いた。
私は生まれつき身体が弱い。
だから私は『これからも妹と遊べますように』
と書いた。
私は妹に、「なんて書いたの?」と聞いた。
妹は「これ!!」と言って私に短冊を渡した。
それを見た時、私は思わず泣きそうになった。
五歳の子供が自分のしたい事、欲しい物を書かずに、
『お姉ちゃんが元気に大きくなれますように』
そう書いていたから。
ごめんね。
一緒に私も遊んだりしたかったよ。
嗚呼神様、もしも、もしも未来が見えるのなら、
この子の横に、私はまだ、存在していますか?
もしも存在していないのなら、
この子は笑えてますか?
お題〚もしも未来が見れるなら〛