『もしもタイムマシンがあったなら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「もしもタイムマシンがあったなら」
使わない。
なぜなら、寝て起きたら
すぐに時間は過ぎているから。
そして、過去はもう気にしないことにしたから。
それに、タイムマシンを使う暇があったら
今の自分をより良くしたい。
まずは、好みの香りの入浴剤を入れた
ぬるめのお湯にゆっくり浸かる。
そして、リラックスしたらぐっすり眠りたい。
だから、もしタイムマシンがあっても
私は使わない。
「もしもタイムマシンがあったなら」
過去にも未来にも行ける魔法のような
タイムマシンがあったのなら。
過去に行って未来改変?
未来に行って地球のヒーローにでもなる?
なんでも出来ちゃう。
けど、バタフライエフェクトって知ってる?
蝶が飛ぶ事というほんの小さな出来事一つが、
未来への大きな出来事に繋がる。
もしほんの小さな過去での行動が未来への
影響がとてつもなかったら?
自分が何か行動するだけで地球が滅びるかもしれない。
親しい仲を自分で手に掛けてしまうかもしれない。
自分という存在が、無くなってしまうかもしれない。
それは未来だって同じ。
それでも、"もしもタイムマシンがあったなら"
貴方は一体どういう行動を起こすのですか?
【もしもタイムマシンがあったなら】
病を得る前に戻りたい
けど、病になったからこその今もある
結局いたずらに葛藤するだけだ
だからタイムマシーンはいらない
お題《もしもタイムマシンがあったら》
未来へとんで、自分に会いにいく。
「過去も、意味があったよ」
過去の自分を助けにいくことだってできるけれど、私は――未来の自分の、鳥になりたいから。
あなたは過去や未來に興味がある?
私はいいや。
どうせそうなるから。
今を見ている景色が
自分のみているもの。
自分がみたいように、感じたいように
できているだけ。
過去も未來もどうしよもない。
ふと立てば 思いを寄せる 懐かしの
悔いし言の葉 握りしめたり
#6 もしもタイムマシーンがあったら
もしもタイムマシンがあったなら
もしもタイムマシンがあったなら
過去に行きたいか?
未来に行きたいか?
考えてみたが
今の自分が一番好きなので
今をより良く過ごして生きて行こうと思う
自分なりに工夫してより良く生きてみて
未来がどうなるかは分からないけれど
ハプニングが起きた時に私はどうやって乗り越えるのか
これまでの経験と知恵が私を動かすのだろう
楽しめるかどうかは難しいが
乗り越えた自分を振り返って
ああ私よく頑張ったな
私凄いな
と自分を褒めているそんな私を経験したいと思う
だから今が大事であるので
タイムマシンは私にはいらないようである
『もしもタイムマシンがあったなら』
あの頃の、後悔。
もしもタイムマシンがあったなら。
あるとしたら。
彼女に、もう一度、会いたい。
私が助けられなかった、彼女を、もう一度。
過去で未来を変える。
あの日の懺悔を。
あの日の後悔を。
──もう一度。
どうにもできないこの現実を、
タイムマシンで変えてやる。
もしも、そんなものがあったなら。
そんな道具があれば、
良かったのに。
もう、彼女は帰ってこない。
もしもタイムマシンがあったら
もしもタイムマシンがあったら、どうする?
使う?
正直、過去に戻ってみてやり直したいとかあるかもだけど、現在(いま)の自分を否定してきたみたいで、なんか怖くなる。
蒼空へ
ごめんね。
ごめんね。
産んであげられなくて。
ごめんね。
ごめんね。
大好きだよ。
産みたかった。
後を追ってもいい?
ママが蒼空のとこまで一緒に行ってもいい?
今の自分は、正直いって
ダメダメだ。
今まで、サボりにサボりまくっていたから。
もしも、タイムマシンがあれば
昔の自分に言ってやりたい。
『もう一歩だけ、前に進もう』
あと、少しだけでいいから
進んでいたなら
もう少しマシになっていたのに。
もしもタイムマシンがあったなら
もしもタイムマシンがあったなら、
色々と確認をしに過去に行きたい。
あの人は本当にワインに変えたのか?
あの人は本当に復活したのか?
あの人はどのくらい長く坐禅をしていたのか?
あの時代は本当に鬼が見えてたのか?
あの人は本当に狐とのハーフなのか?
式神は存在したのか?
あの人はどんな幼少期を送っていて、
どんな家族との過ごし方をして、
どんな学生生活をして、
どんな岐路に立って決断して来たのか?
気になる人のことを知るために過去を見に行きたい。
あの夏の
午後の2人の
帰り道
記憶があるなら
そこに戻りたい
/もしもタイムマシンがあったなら
もしもタイムマシンがあったなら。
わたしはきっと、過去へも未来へも行かない。
これまでを胸にしまって。
これからに心をときめかせて。
大切に大切に "今" を生きたいと思う。
もしもタイムマシンがあったなら、
優しかったあの人に会いに行きたい。
もう、会うことの出来ないあの人に。
あれから、二十年も経つのか。
あの頃は幸せだった。
優しかったあの人がいて、僕の隣でいつも笑っていた。
でも今はもういない。
これから会うことも叶わない。
こんな試練を与えた神様を呪うことしか出来ない。
今でも夢に見る。
二人で旅行に行ったね。
買い物をしたり、映画を観たり。
幸せな夢のすべてに君がいた。
楽しい夢の途中で叩き起こされ、掃除の邪魔だと部屋を追い出される。
旅行も行かずテレビの前を陣取り、お菓子を食べながら面影を消してゆく。
買い物も行かずすべて私に託して、映画より昼のメロドラマにハマっている。
もしもタイムマシンがあったなら、
優しかったあの人に会いに行きたい。
二十年前の妻に。こんな女性になる前の君に。
「もしもタイムマシンがあったなら」
どうもしないかな。
実用化されてから考える。
けど、今実用化されてても
未来は知らない方が良いと思ってるし
過去に行けたとしても
そもそも観れるかわからない。
宇宙の創造ってその場で観れるの?
恥の多い人生でした。
時間を逆行したくて堪らなかった。
後悔は山ほどあった。
消したい過去も山ほどあった。
ヤケになって、乱暴に生きて、怠惰を極めて、どうしようもない現実と、罪深くて劣悪な自分を飲み込んで。
過去を変えたいと思っていた。
未来を変えたいと思っていた。
世界を変えたいと思っていた。
それらが変わるのは、自分が変わるよりずっと楽なことだと思ったから。
もしもタイムマシンがあったなら。
真昼間の炎天下の中、アスファルトを歩きながら、幾度となくそんなことを考えた。
真夏の太陽は、相変わらず真っ赤に燃えていて、シャワシャワと蝉の雑音がのしかかっていた。
汗が首筋から滴り落ちていた。
なんで足が進まないのか、なぜ体調が優れないのか、自分でもよく分からなかった。
アスファルトからの照り返しが肌に突き刺さっていた。
これは自分で選んだ道だった。
でも間違いだった。
こんな早くに人生で躓く予定はなかったのに、私は躓いた。
だからタイムマシンが欲しかった。
過去をやり直す。未来をやり直す。
人生を建て直したかった。
ミミズがからっからに乾いて死んでいた。
私はお使いに来たのだった。
だから早く薬局に行って、買い物をしなくてはならなかった。
人とすれ違い、密閉された大型の迷路みたいなお店で、母に必要なものを買って、父に頼まれたものを買って、家へ帰るのが私の仕事だった。
蝉の雑音が私の頭を鷲掴んでいた。
歩道は足元から弛んでいるような気がした。
このお使いついでに、私はタイムマシンの代わりになるものを買って帰ろうと思っていた。
私には片道切符がちょうど良いと思っていた。
でも、片道切符すら無相応だったかもしれなかった。
もしもタイムマシンがあったなら、私は片道切符を買えただろう。
なんなくお使いをこなせただろう。
こっそり引き出しに忍ばせた白い封筒を、机の上に乗せられただろう。
なにより、こんなことしなくても良かったのかもしれない。
目眩がした。座って休みたかった。
ベンチに座った。
お金は掌の中でくしゃくしゃになっていた。
見窄らしくて、よれていた。
重たい頭を動かして、無理やり前を向いた。
遊具の方は眩しかった。
立ち上がる。
お使いに行かないと。
でも、今日の私では、自分の欲しいものは到底買えそうにない。アドリブなんて無理だ。
頭痛が痛い。
ふわふわしている足を、アスファルトに一歩踏み出す。
恥の多い人生は、まだ続くようでした。
もしもタイムマシンがあったなら
もしもタイムマシンがあったなら、過去に行きたいか未来に行きたいか。その問いに悩まず過去と答えてしまうのは、きっともう何も間違えたくないからだ。
日々家
#17『 もしもタイムマシンがあるなら』
もしもタイムマシンがあるなら私は過去に行きたい。
2年前
私には恋人がいた。
笑顔がとても素敵な人だった。
そんな彼とお付き合いでき私は毎日幸せだった。
でもある日彼は信号無視してきた車に轢かれそうになった私を庇ったせいで車に轢かれこの世を去った。
もし私が信号を渡っていなければ、
いいや
初めから出会わなければ。
もしタイムマシンがあるのなら私は過去に戻って彼と出会わない人生を送りたい。