『もしもタイムマシンがあったなら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
もしもタイムマシンがあったなら
もしもタイムマシンがあったなら
過去に行きたいか?
未来に行きたいか?
考えてみたが
今の自分が一番好きなので
今をより良く過ごして生きて行こうと思う
自分なりに工夫してより良く生きてみて
未来がどうなるかは分からないけれど
ハプニングが起きた時に私はどうやって乗り越えるのか
これまでの経験と知恵が私を動かすのだろう
楽しめるかどうかは難しいが
乗り越えた自分を振り返って
ああ私よく頑張ったな
私凄いな
と自分を褒めているそんな私を経験したいと思う
だから今が大事であるので
タイムマシンは私にはいらないようである
『もしもタイムマシンがあったなら』
あの頃の、後悔。
もしもタイムマシンがあったなら。
あるとしたら。
彼女に、もう一度、会いたい。
私が助けられなかった、彼女を、もう一度。
過去で未来を変える。
あの日の懺悔を。
あの日の後悔を。
──もう一度。
どうにもできないこの現実を、
タイムマシンで変えてやる。
もしも、そんなものがあったなら。
そんな道具があれば、
良かったのに。
もう、彼女は帰ってこない。
もしもタイムマシンがあったら
もしもタイムマシンがあったら、どうする?
使う?
正直、過去に戻ってみてやり直したいとかあるかもだけど、現在(いま)の自分を否定してきたみたいで、なんか怖くなる。
蒼空へ
ごめんね。
ごめんね。
産んであげられなくて。
ごめんね。
ごめんね。
大好きだよ。
産みたかった。
後を追ってもいい?
ママが蒼空のとこまで一緒に行ってもいい?
今の自分は、正直いって
ダメダメだ。
今まで、サボりにサボりまくっていたから。
もしも、タイムマシンがあれば
昔の自分に言ってやりたい。
『もう一歩だけ、前に進もう』
あと、少しだけでいいから
進んでいたなら
もう少しマシになっていたのに。
もしもタイムマシンがあったなら
もしもタイムマシンがあったなら、
色々と確認をしに過去に行きたい。
あの人は本当にワインに変えたのか?
あの人は本当に復活したのか?
あの人はどのくらい長く坐禅をしていたのか?
あの時代は本当に鬼が見えてたのか?
あの人は本当に狐とのハーフなのか?
式神は存在したのか?
あの人はどんな幼少期を送っていて、
どんな家族との過ごし方をして、
どんな学生生活をして、
どんな岐路に立って決断して来たのか?
気になる人のことを知るために過去を見に行きたい。
あの夏の
午後の2人の
帰り道
記憶があるなら
そこに戻りたい
/もしもタイムマシンがあったなら
もしもタイムマシンがあったなら。
わたしはきっと、過去へも未来へも行かない。
これまでを胸にしまって。
これからに心をときめかせて。
大切に大切に "今" を生きたいと思う。
もしもタイムマシンがあったなら、
優しかったあの人に会いに行きたい。
もう、会うことの出来ないあの人に。
あれから、二十年も経つのか。
あの頃は幸せだった。
優しかったあの人がいて、僕の隣でいつも笑っていた。
でも今はもういない。
これから会うことも叶わない。
こんな試練を与えた神様を呪うことしか出来ない。
今でも夢に見る。
二人で旅行に行ったね。
買い物をしたり、映画を観たり。
幸せな夢のすべてに君がいた。
楽しい夢の途中で叩き起こされ、掃除の邪魔だと部屋を追い出される。
旅行も行かずテレビの前を陣取り、お菓子を食べながら面影を消してゆく。
買い物も行かずすべて私に託して、映画より昼のメロドラマにハマっている。
もしもタイムマシンがあったなら、
優しかったあの人に会いに行きたい。
二十年前の妻に。こんな女性になる前の君に。
「もしもタイムマシンがあったなら」
どうもしないかな。
実用化されてから考える。
けど、今実用化されてても
未来は知らない方が良いと思ってるし
過去に行けたとしても
そもそも観れるかわからない。
宇宙の創造ってその場で観れるの?
恥の多い人生でした。
時間を逆行したくて堪らなかった。
後悔は山ほどあった。
消したい過去も山ほどあった。
ヤケになって、乱暴に生きて、怠惰を極めて、どうしようもない現実と、罪深くて劣悪な自分を飲み込んで。
過去を変えたいと思っていた。
未来を変えたいと思っていた。
世界を変えたいと思っていた。
それらが変わるのは、自分が変わるよりずっと楽なことだと思ったから。
もしもタイムマシンがあったなら。
真昼間の炎天下の中、アスファルトを歩きながら、幾度となくそんなことを考えた。
真夏の太陽は、相変わらず真っ赤に燃えていて、シャワシャワと蝉の雑音がのしかかっていた。
汗が首筋から滴り落ちていた。
なんで足が進まないのか、なぜ体調が優れないのか、自分でもよく分からなかった。
アスファルトからの照り返しが肌に突き刺さっていた。
これは自分で選んだ道だった。
でも間違いだった。
こんな早くに人生で躓く予定はなかったのに、私は躓いた。
だからタイムマシンが欲しかった。
過去をやり直す。未来をやり直す。
人生を建て直したかった。
ミミズがからっからに乾いて死んでいた。
私はお使いに来たのだった。
だから早く薬局に行って、買い物をしなくてはならなかった。
人とすれ違い、密閉された大型の迷路みたいなお店で、母に必要なものを買って、父に頼まれたものを買って、家へ帰るのが私の仕事だった。
蝉の雑音が私の頭を鷲掴んでいた。
歩道は足元から弛んでいるような気がした。
このお使いついでに、私はタイムマシンの代わりになるものを買って帰ろうと思っていた。
私には片道切符がちょうど良いと思っていた。
でも、片道切符すら無相応だったかもしれなかった。
もしもタイムマシンがあったなら、私は片道切符を買えただろう。
なんなくお使いをこなせただろう。
こっそり引き出しに忍ばせた白い封筒を、机の上に乗せられただろう。
なにより、こんなことしなくても良かったのかもしれない。
目眩がした。座って休みたかった。
ベンチに座った。
お金は掌の中でくしゃくしゃになっていた。
見窄らしくて、よれていた。
重たい頭を動かして、無理やり前を向いた。
遊具の方は眩しかった。
立ち上がる。
お使いに行かないと。
でも、今日の私では、自分の欲しいものは到底買えそうにない。アドリブなんて無理だ。
頭痛が痛い。
ふわふわしている足を、アスファルトに一歩踏み出す。
恥の多い人生は、まだ続くようでした。
タイムマシンがあっても私は
使わないと思う、それより
今を楽しみたい。
ゆうぞうお兄さんといられる、その意識で
自分のペースで、進みたい。
今の私をちゃんと認めるためにも
過去より、今を見ていたいと思うんだ。
もしもタイムマシンがあったなら
もしもタイムマシンがあったなら、過去に行きたいか未来に行きたいか。その問いに悩まず過去と答えてしまうのは、きっともう何も間違えたくないからだ。
日々家
#17『 もしもタイムマシンがあるなら』
もしもタイムマシンがあるなら私は過去に行きたい。
2年前
私には恋人がいた。
笑顔がとても素敵な人だった。
そんな彼とお付き合いでき私は毎日幸せだった。
でもある日彼は信号無視してきた車に轢かれそうになった私を庇ったせいで車に轢かれこの世を去った。
もし私が信号を渡っていなければ、
いいや
初めから出会わなければ。
もしタイムマシンがあるのなら私は過去に戻って彼と出会わない人生を送りたい。
世界で起きた悲惨な出来事を箇条書きしたノートを、
タイムマシンに乗せて過去へ飛ばした。
過去で誰かがノートを読むだろうか
と期待をしたが、「過去の未来」である現在には
何の変化も起こらなかった。
なんだ、タイムマシンなんてインチキじゃないか。
とはいえタイムマシンの発車ボタンを押した瞬間
目の前からフッと消えたのは事実だ。
諦めきれなかったので、
「予言 ノート」
とスマホで検索した。
あった。
あのノートがWikipediaに載っていた。
そこには箇条書きした出来事も全て記されていた。
予言書として活用されていたようだ。
予言ノートで天災は防げたが、
人間は新たな過ちを犯し続けていたらしい。
だから、現在が劇的に変化することはなかったようだ。
せめてノートに自分の名前を書いておけば、
「世を救う予言者」として自分の人生だけでも
大きく変わっていたかもしれない。
しかし、誰ひとり乗せなかったタイムマシンは
もう帰ってこない。
「ああ、もしもタイムマシンがあったらなあ」
もしもタイムマシンがあるのなら
私は何をするのだろう
もしもタイムマシンがあるのなら
私はきっと遠い未来の空を目指すのだろう
どこかで落ちても
羽を生やして
またタイムマシンに乗るのだろうか
『もしもタイムマシンがあったなら』
卒論が思うように進まない。もう最終学年の八月になるのに。
参考文献の巨大な山を前に、私は溜め息をついた。少しでも読み進めようとページを捲っていくが、分厚い本の中に並ぶ専門用語の羅列はなかなか終わろうとしてくれない。
こんなことになるなら、せめて一昨年辺りから手をつけておけばよかった。サークルの仲間たちと遊び歩いている暇など、本当はなかったのだ。今さらのように、後悔がじわじわと押し寄せてくる。
提出締め切りまで、あと四ヶ月半と少ししかない。追い立てるように背後から襲ってくる焦りと不安が、私の思考を停滞させた。
今日はもう仕方がない。諦めて、一年の頃から住んでいる部屋を私は出た。
確か、近所の公園で夏祭りが開催されているはずだった。気分転換に、ちょっとだけ見に行ってみよう。眼精疲労でしょぼつく両目を両手で優しく温めながら、私は歩き出した。
残念ながら、夏祭りの開催日は明後日だったことを思い出す。公園には当然だが誰もいなかった。生ぬるい風が私の背中を撫でるように吹き抜けていき、落胆した私はとぼとぼと家路を辿り始めた。
「足立さん?」
不意に背後で声がした。少し擦れた、若い男の声だった。
知り合いだろうか。私はゆっくりと振り返る。
そこに立っていた若い色黒な男性の姿を視界に捉えた時、私の中で懐かしさがサイダーの泡のように弾けた。
「小島くん。久し振りだね」
小島くんは、大学で私と同じ学科に所属していて、特に目立った個性があるわけでもない普通の男子学生だった。しかし、二年に上がる頃から、姿を見なくなった。どうやら引きこもりになって退学したらしい、というのが学科内での専らの噂だった。
私は小島くんに話しかけた。
「ずっと見かけなかったけど、元気だったんだね。みんな、変な噂してたんだよ。小島くんは引きこもりになったって」
途端に、小島くんは表情を曇らせ、それからぎこちない笑みを浮かべながら言った。
「引きこもりか。まあ、そんなようなものだよ。今の僕は、夜しか出歩けないんだ」
悲しそうに顔を歪め、小島くんは言う。その瞳はいやに輝いていて、私は彼が涙を堪えていることに気づく。
私たちは、しばしの間じっと見つめ合っていた。愛し合っているわけではなく、互いの腹を探り合っているわけでもなく、ただそこにそうしていたくて、ひたすら見つめ合った。
「足立さん。大丈夫だよ。今は思うように進めないかもしれない。でも生きていれば、必ずゴールに辿り着けるから」
溜めていた息を吐き切るようにそれだけ言うと、小島くんは優しく微笑んで背を向けた。そして、そのまま消えてしまった。
後に私は知った。小島くんは二年に上がってすぐ自宅の部屋に引きこもってしまい、それから一ヶ月後、ゴールデンウイークの最中に自殺を図ったのだった。享年、十九歳。もう私は、生きている小島くんに会うことはできない。
もしタイムマシンがあったなら。
私は思う。タイムマシンを使って十八歳の春に戻りたい。私たちが出会った十八歳の春の日に。
何もできないかもしれない。でも、小島くんの心に寄り添っていたいと思う。そうすることで、もしかしたら何かが変わるかもしれないのだから。
私はもしもタイムマシンがあったら過去に行くと思います。嫌なことが遭った時や辛いときが遭ったときに過去に戻ってもう一度やり直します。タイムマシンがあっても、私はあまり使わないと思います。でも、あったほうが絶対いいです!
時間の機械
タイムマシーン
時間は不思議だ
どこにでもある、
でも見えない
量子
それは過去をも変えられる
もしもタイムマシンがあったなら…
まずは自分が死んだ後の未来
AIRobotうろうろしてるかな?
地球ってどうなってるかな?
次はピラミッド建設の
秘密を見に過去へ…
先祖を辿る旅も楽しそう
✴️96✴️もしもタイムマシンがあったなら