『もう一つの物語』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
もし仮に隣にお前がいなかったとして、それが果たして俺の人生だったと言えるのか。それを人生と認めていいかと言われると、決してそうじゃないと言いきれさえする。
君と私と
もう一つの物語
急に飲みに行く、というからムッとして嫌な態度をとってしまった。でも、付き合いもあるから仕方ないか。
明日は二日酔いかな。
何かスッキリするような朝ご飯...何がいいかな。
スマホを見ながら横になる。
育児・家事・仕事でぐったりだ。すぐにでも眠ってしまいそうだった。
彼はその頃、仲の良い友達とお酒を飲んで歌を歌っていた。可愛い女の子達がとなりにいる。
好きだよ、なんて囁いて仕事の合間にLINEもする。
プレゼントも誕生日近いから何が良いかなんて考えたりして。
キラキラしてときめく夜。
ささくれた指でスマホをなぞりながら、二日酔いかななんてそんな心配をしてる彼女は知らない。
もう一つの世界。
#もう一つの物語
アタシの裏のお話をしましょう
真っ黒でドロドロとした塊を抱え込んでいて疼きまわるココロが腫れ上がっていく
まもなくして張り裂けそうなカラダが悲鳴を上げ出す
そう………
アタシは鬼であり悪魔であり死神だ
この最凶なココロでアイツノココロケシテヤル
この最凶なココロでアイツヲクルシメル
そんな事に一切の躊躇いがなくむしろ、願い続けてる
みんな幸せに!!
そんな薄っぺらい文字をバカにした眼差しで見つめ呪い殺す
そんな毎日がなくなって欲しいとココロのどこかで想いもする
だけど、こんな人間がいてもいいだろう
あなた達の前では出さないんだから(笑)
今日も“アタシ”を隠して生きていく
“グロテスクなワタシを愛せますか?”
もう一つの物語
私にとっては
あの人がいないのが
普段の物語。
あの人と
別れなかったのが
もう一つの物語。
やっと普段の物語にも
慣れてきたのかも。
でも明日こそ会えるって
考えちゃうよね。
あの人がいるのが
私にとって
幸せな物語。
これは、もう1人の自分がいる物語。
もう一つの物語
…なんてない…
今ここに居る私が全てだから
後悔も
苦しさも
苦さも
悲しみも
ここに居る私が全てだから
だから
先へ進むよ
きっと…
この先の未来は
誰かの為の人生じゃない
私だけのものなのだから
選択するから
絶対に…
ね…
もうひとつの物語
あの日の父と話さなければ
今もアパートの201号に住んでいる。
なぜ、あの時、彼はそうしたのか。
『もう一つの物語』
人の人生は1度きり。
命が2つあるならと思うことがある。
実際に行動することは出来ないが、
イメージすることは出来る。
もうひとつの人生を想像してみるのもいいだろう。
面白いようで、今送っている人生とは対照的になる。
人は無いものをねだる。
羨ましく思うんだよ。
もう一つの物語
夜の小さな音楽会
わたしひとりのための
物語には続きがあってね、
私は彼と無事に付き合い、新たな物語が出来ようとしてる
彼とのこれからの人生が新たに私の青春の1ページを刻む
君が持つ もう一つの物語のことを
僕に聞かせてほしい
それから
君がいま生きている 君自身の物語の中に
僕を入れてほしい
〜もう一つの物語〜
「……もしもし」
『なんだ、いきなり』
「あぁ生きてたか」
『生きてて悪かったか?』
「いいや、安心した。元気そうで何よりだ」
『ああそう。で、何かあったんか?』
「何もない。何もないから、お前の話が聞きたい」
『…つまらん話しかないぞ?』
「それでいい。何かいい感じの物はなかったか?」
『そうだな……。良さげな甘味屋を見つけた。
久しぶりに帰るとするか、と思ったくらいやな』
「おぉ!それはいいな!」
『なにがいい?ようかん……とか、まんじゅう、
とか言うのがあったな』
「ふむ……わがし、というやつだな。
取り敢えず美味そうなのを買ってきてくれ!」
『はいはい。それまで生きてろよ?』
「お前こそちゃんと持って帰ってくるんだゾ!」
────ある日の話:6
貴方と私の物語
それは
もう1つの物語
人には一人一つ自分だけの物語があって、真実はいつも1つ!とか言うけど、実際は人の数だけ真実がある。
たださっき一人一つとか言ってたけどホントは、一人一つじゃなくてもっとある人が沢山いると思う。
裏の顔での物語とか、、
でもそれもやっぱり自分にしか分からないと思う。
だからこそ相手に伝える。
頑張らないと。
もうひとつの物語で、
貴方の人になりたい。。。
貴方ともう一度出逢いたい。。。
もうひとつの物語で、
君に生きていて欲しい。
たとえ逢えなくても。
ーもうひとつの物語ー
あの時、君を止めていたら
あの時、ちゃんと自分の気持ちを言えていたら
あの時、「すき」ってちゃんと言えていたら
今、こんな時間過ごしてないよな。
今後悔したって戻らないけど。
言えていたら、どんな世界だったんだろう。
もう一つの物語。
今までのことは、置いといて、
僕と君の新たなステージへ、
もう一つの物語に向かって、
歩いていこうよ。
─もう一つの物語─
僕が消えて
君が生きる
まだ笑顔で
何も知らずに生きてく
それでいい
それでよかった
これが夢なら良かった
宙舞うその身体
赤く 紅く 染まっていく地面
なんでもいいや
なんでもいいから
あの日突き飛ばしたその手
なかったことにしてほしい
神様