『はなればなれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
0歳児のときから一緒にいた幼馴染の男の子。
付き合う友達がかわり、中学の頃から疎遠に。
今はもうどこで何をしているかわからない。
中学時代の大親友。
別の高校に進学後、ダンスに目覚めて海外留学。
今はもうどこで何をしているかわからない。
高校で初めて付き合った、部活の先輩。
大学まで続いたのに、向こうの就活を機にあっさりお別れ。
今はもうどこで何を…。
職場で出会い、いつの間にか旦那になっていた人。
幸せだったのに、結婚後数年で長期の単身赴任に突入。
この人のことだけは、わからなくなりたくない。
今日も電話しよう。
離れていても、いちばん好きだって伝えるために。
3テーマ【はなればなれ】
小さい頃、すぐに仲良くなって毎日遊んでいた子がいたんだ。
でも、その子とは幼稚園が同じなだけで、地元と学校は違ったんだよね。
卒園するまで毎日朝早くに行って夜遅くまでその子と一緒にいる。それが当たり前だった。
卒園した後は、会う機会が減った。
一年に一回の忘年会以外、会う事ができなくなっちゃった。
だからって言うのかは分からないけど、心の奥にぽっかりと穴が開いた気がする。
でもね、この気持ちがどう言う感情なのか、さっぱり分からない。
お母さんに聞いても、何も言ってくれないし、お父さんに聞いても「さぁ、わからないね。」の一点張り。お兄ちゃんに聞いても、「友達に聞いたらすぐわかるよ。」と一言だけ。
もう、三人してなんなのさ。
次の日、学校で友達に聞いてみた。
そしたらね、「え!?〇〇恋したの!?」って言われた。でも、恋がどう言うものかは分からない。だから、調べてみた。
だけど、調べてもいまいち分からなかった。
それから10年経ち、23歳になった。今でも恋が何なのか分かっていない。
あの子とはなればなれになって17年過ぎる。あの子は今、何をしているのだろう。同じ学校だったら、少しは変わっていたのかもしれないな。
これは誰sideのお話なのだろうか。
”一人でも全然平気”というのは、私の口癖だった。
だけど、実際の私は誰かがいてくれないと不安で涙が出てしまうような甘ったれ。
特に家族に対しては、甘えたくてしょうがなかった。
けど歳も歳だし、そろそろ自立しないといけない。
だから私は自分に言い聞かせるように言った。
家族や友達、恋人とはなればなれになってしまっても大丈夫なように、おまじないをかけた。
『私、一人でも全然平気だからっ』
…って。
今日はテスト返却日で理科のテストが返ってきた
凄く低かった 先生に「〇〇さんだけだよ2回見返した」
って言ってくれて涙目になっちゃった
期待裏切ったよね でも私のこと気にしてくれてるみたいで何だか嬉しかったな
『はなればなれ』
わたしたち、二人で一つ。
でも、いつかそれも終わる。
それだけは分かってるつもりよ。
あなたと別れないと、あの人を幸せにしてあげられないもの。
いいの、それで。
私とあなたの血のような赤い糸を、あの人が啜って。
新しい命をつないでくれる。
それってとても幸せじゃない?
啜って、飲み干して…
あの人の中で溶け合って生きていくの。
私とあなたは別々に捨てられて永遠にはなればなれになるけれど。
でもきっと、きっと役目を果たしたって誇り高く終わりに出来るわ、
インスタント激辛ラーメンのフタとカップだもの。
はなればなれ
「2度と会えないわけじゃないねんから!」
2年前の異動の時、泣いてる私にあなたは言った
はなればなれ
「離れて1年目はほとんど帰れず会えんかったな」
「でも電話よくしてくれたよ?」
「今年は結構会えたよな」
「あっち行ったら時差で電話出来なくなるね」
「じゃ、仕事終わった夕方、そっちは朝やけど電話するわ」
「待ってる!」
はなればなれ
日本離れる前に電話したい
声が聞きたい
最後に会ったのはいつの日だっただろうか。何年前だったかも思い出せないくらいの時間が経過してしまったように感じる。はなればなれになったあの日、絶対にまた一緒になろうねと言ってくれたのに。私は、ふーっと煙草の煙を吐き、こうつぶやいた。
「結局、何年待ってたって連絡のひとつもくれなかったくせに。もう、私、大事な人と生涯添い遂げるから、今更現れたって遅いよ。」
月明かりが零れる公園のブランコに座るその影はまぎれもない彼だった。
#はなればなれ
愛してるって言葉ほど
あなたの本性が見えるわ
離れてても愛せるの?
あなたの本性が見えるわ
離ればなれになる運命だったんだよ
なんて言ったら在り来りなんだけどさ
そう言わなきゃ越えられない夜もあると思うんだ
伝えたのに伝わってない
思ってもない謝罪から
面倒だと言う感情を感じて
結局距離を置かれる
君との理想とは違ったみたいで
はなればなれになっちゃったね
【はなればなれ】
『はなればなれ』
とおくとおくへおゆきになるの
もうかえってはこられないの
さくらみにつれてってくれんでしょ
やくそくしたじゃあないの
なつのよるにはほたるだって
またもみじもみにいきましょうねって
あすはきっとゆきがふりますよ
だってこんなにつめたいでしょう
TVでラッコが仲間と手を繋いで眠る姿を見た。
理由は、波に流されて離ればなれにならないためだそう。
もし、あの時貴女の手をちゃんと繋いでいたら、今でも仲良くできていたのでしょうか。
いつかまた会えるかな
手をにぎって
肩をだいて
笑いあいながら
生きている間にもう一度
起きていれば涙流れるだけだから
薬を飲んで
全部ないことにして
せめて夢の中では
幸せで
テーマ“はなればなれ”
離れる事は
寂しいだけの事じゃない。
離れる事は
辛いだけの事じゃない。
いつまでも一緒になんて
かなり難易度が高い。
いつも一緒なんて
簡単な事じゃないのに
君は簡単に
ずっと一緒だよ
なんて無邪気に言うから
余計に腹が立つ。
そんな無邪気さを忘れてしまった
自分自身にも。
肉体的な距離は
近くても
心の距離が
はなればなれになりつつある事を
君は気が付いていないだろうね。
(無理矢理だなぁ…)
はなればなれ。真反対の私達。
太陽に照らされて、頬が光っている私。
周りの男女と仲良く話している君。
ただ、それを見つめる私。
私も、あそこに、
混ざりたいな……
近すぎて 見えないのと
遠すぎて 見えないのとでは
たぶん ずいぶん意味が違う
けれどどちらも嫌だな
だから ちょうどよい距離を
さぐってみたい気がするんだ
#はなればなれ
はなればなれ____
出会い、部活、声、ユニホーム、汗、応援、大会、
人間関係、友情、裏切り、後悔、憂鬱、決断、
恋愛、幸せ、希望、感情、テスト、努力、絶望、
悔しさ、気持ち、傷、痛み、家族、喧嘩、感謝、
友達、クラスメイト、教師、廊下、教室、部室、
校庭、体育館、花、涙、別れ、出会い、
2枚目の青春のチケットを取ってやる。
はなればなれ
どんなに物理的距離が離れても
心はぴったり。
この時代にすごく必要なことかも。
〜約束〜
誰も居ないはずの放課後の教室から話し声が聞こえた…
り「ねぇうり先生?」
う「ん?なに?」
り「あと2年で私たち結婚できるんだね!」
そんなりみの言葉に思わず頬が緩む
嬉しそうに話すりみが可愛くて愛おしくて思わず頭を撫でてしまう
2年…短いようで長い時間、ホントは今すぐにでも自分のものだと証明できるものが欲しい、でないと誰にでも優しいりみだ、きっと他の誰かに取られてしまう
う「俺としては今すぐにでも結婚したいんだけど、流石に捕まっちゃうし我慢だね笑」
り「そうだよ、捕まっちゃったら結婚どころじゃ無くなっちゃうからね?」
う「そうなんだよね笑
我慢したいんだけど、誰にでも優しいりみちゃんだから他の誰かに取られないかこっちは気が気じゃないんだよ?」
り「そんなことないもん、私にはうりくんだけだし」
その言葉を聞いて安心したうりは気分を良くしたのか
目を大きく広げ微笑んだあとりみを膝の上に乗せ後ろからハグをした。
り「わ、なぁに?誰かに見られちゃうよ?降ろして!」
う「俺は見られてもいーよ?だぁめ降ろさない、今日のりみは素直だねぇ〜どうしたの?それにこの時間はだれも来ないよ笑」
り「そうゆうことじゃなくて!素直な私は嫌いなの、?」
そう言うとりみの肩に顔を疼くめ
う「素直でもいつものりみでも俺はもちろん好きだよ?
なんかこうゆう話してるとホントに今すぐ結婚して俺のものだって証明したくなる。2年…長いなぁ」
弱音を吐くうりの頭を撫でりみは微笑んだ
り「…わ、私も同じ気持ちだよ?でもあと2年我慢すれば悩みの種が1つ解決するんだよ?!そう考えれば早いんじゃない…かな」
う「ふは笑可愛いなぁりみは、そうだなたかが2年だよな。よし!2年後の挙式代のために仕事俺頑張ろ!」
り「ふふ、その意気だ先生!!楽しみだな〜!」
う「先生に任せなさい!りみのお陰で俺も待ち遠しいし楽しみになってきた笑、最高の式にするため頑張るよ」
り「私の旦那様になるため頑張ってください笑
私もお嫁さんになるためもっと可愛くなる努力するから!」
りみのこの発言にうりの頬は緩みまくりで心は跳ね上がっている
う「旦那様…いいねぇ、でもりみはこれ以上可愛くなられたら俺困っちゃうよ」
り「なんで?可愛くなった私はお嫌いですか?」
う「嫌いなわけ!!可愛すぎて直視できなくなっちゃうし、他の男が黙ってないだろ?!」
り「そんな心配しなくてもいいのに…私はその、ずっとうりくんのものだし((ボソッ」
う「はぁ、ほんとにりみちゃんは俺の扱いが上手
楽しみだなほんとに、りみちゃんの花嫁姿かぁ絶対綺麗で可愛いだろうね」
り「そんこと言ったらうりくんはかっこいいだろうな、あやっぱ今のなし、!ほんとに楽しみだね」
う「なしにはできないよ〜俺聞いちゃったから!
俺のお嫁さんになるまで待っててね約束」
り「んぅ、うん約束…ね?」
子供の頃に戻ったように指切りをし2人はほほえみ合った
END
『たとえどんなに遠く離れても、心が離れなければまた会える。』
あなたは笑顔でそう言っていたけれど、遠すぎる場所に行ってしまったらどうなるの?
離れすぎて、心がまだ繋がっているかさえ確かめられないのに、どうしたらいいの?
今あなたは私の目の前にいるはずなのに、
どうしてこんなに遠く感じるの?
どんなに問いかけたって、泣きすがったって、
冷たい石になってしまったあなたからの答えは
帰ってこない。
〜はなればなれ〜