『はなればなれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
サヨナラくらい言わせてくれよ。
散りゆく花弁のように
ビリビリに裂かれる紙のように
千切られるバナナの房、あるいは未来を嘆く彼らのように。
僕達は今日もはなればなれ
『はなればなれ』
はなればなれでも
僕らの心は通い合ってると思ってた
はなればなれ
そろそろ会いたい。
離れ離れになってもずっと親友だよ。
心がはなればなれになっても
時々、思い出さずにはいられない。
でも貴方は
私の事なんて、思い出さなくていいからね。
はなればなれ
その航海は
皆離れ離れだった
自分の事だけを考え
お互いを受け入れず
主導権を握ろうと
殴りあった
そんなことだから
誰も舵をとらず
岩場に当たった
手を取り合えたら
どれだけ良かっただろうか
底に無数に散らばった船体の破片は
もう一つになることはない
夜勤お疲れ様です
今夜は離れ離れ
はなればなれになっても一緒。
所詮きれいごと
こころとからだがまるで違う方向を向いている。
前を向かなきゃ、やるべきことはわかっているのに。
まどろむ脳みそと重くベッドに沈み込む体。
ひとつに繋ぎ止めているはずなのにままならない。
「はなればなれ」
体は近くにいても
心は
はなればなれ
体は遠くにいても
心は
ぎゅっと
抱きしめあってる
体も心も
ぎゅっと
抱き締めあってる
体も心も
はなれ
ばなれ
心だけは
離れ離れに
なりたくないな。
足と足の揺るぎない間にある隙間を埋めるなにかを失っていく
『はなればなれ』
はなればなれ
遠距離の彼とはなかなか会えないため、はなればなれになるこの瞬間は毎回憂鬱になる。
電車が発車の合図を出す、「もうそろそろ電車動くから危ないよ」優しい彼はそう言って私を電車の中に入るよう促した。「また会えるかな?」別に永遠の別れではないのにおもわず聞いてしまった、恥ずかしくなって下を向く。「なぁに言ってるの!あたりまえだって、今度は俺が君に会いに行くから」絶対にね、帽子から僅かに見える優しい目で真っ直ぐ私を見据えて微笑んだ彼が言う。
パッと顔を赤くしこくこくと頷くと、ドアが閉まり彼との間に壁ができる。ドアの窓越しから手を振る私に彼は両手で小さく振り返し笑っていた
sg
一方的な思いは迷惑でしかないのね。
よく分かったわ。
はなればなれ
ただでさえ離れているのにこれ以上離れたら
私はもう悲しくなる
遠い街
あなたのいる街
わたしたちは
はなればなれ
だけど
どこかで繋がってる
心の中に秘めた
情熱を抱いて
今日もあなたを
想っている
はなればなれ
そう思いたくないけど
実際そうなんだよなぁ
もうそろそろ
現実見て歩きだそうか
がんばれ自分
はなればなれ……
「はなればなれ」になったら
いつもみたいにあなたと一緒にいれないし
話せなくなるからしたくないな。
もし、「はなればなれ」になったら
会える時は会いたいな。
娘と私心はいつも繋がってる
はなればなれ