『ないものねだり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ないものねだり
今更すぎるあんたからの返信
もう遅いっつーの
自分磨きしたいから、あんたからのメッセージなんて邪魔なわけ
なのにさ、
またないものねだりの私が出てきちゃいそう
きっとあんたはもう私の事好きじゃない
分かってるよ
分かりたくないけど
でも、あんたの彼女になれる人はいーなとか
ほんとはあんたの彼女にしてほしかったなとか
もう一度好きになってもらいたいなとか
あんたと愛しあいたかったなとか
そんなないものねだりしちゃうんだよ
本気でさ、なんであの時私に甘えてきたの?
なんであの時私の頬にキスしてきちゃったの?
なんであの時、私の手を求めてきたの?
なんであの時、私のハグを求めてきたの?
あんたは私にとって特別だったんだよ
その事だけは忘れないでね
みんなのことが嫉ましいのは、自分に成功体験が不足しているからじゃないか。と、唐突に気づいた。
落ちぶれた姿を見せてもいいならもっと楽に生きられるのに、現実に見合わないプライドの高さが全て許さない。
【ないものねだり】
「ないものねだり」
自分にないモノ
ちょっと考えただけでも結構思いつくな
今、1番欲しいものは近未来映画に出てくるような、
自分の脳に直接語りかけてくれるA.I.。
世の中には色々な人がいて
色々な考えを聞かされることがあるのだけれど
自分の常識と世間の常識がズレていないか
確認したい時がたまにあるので
そういう存在が欲しいな
ちょっとテーマとズレた感が…
A.I.、正しい道を教えておくれ。
時間とお金があれば、もっともっといろいろな本と出会いたい。ギガが無制限ならもっとvoicyやポッドキャストでたくさん話を聞きたいな。ただないならないであるものでできる限りのことをしよう。
『小学四年生』 “ないものねだり”
修了式の日の帰りはいつもより早い。冷たい風がびゅうびゅうと吹いているのに、太陽はまだはっきりとした影をつくりだしていた。
帰った後に遊ぼうと約束してみんなが楽しそうに下校するなか、ぼくは今日もらった通知表のことばかりを考えていた。
三年生の頃から変わらず成績はいつも真ん中あたりで、これといって得意なこともない。先生からの言葉も、「おとなしい子です」と書かれていただけで、ちっともうれしくない。こんな通知表を見せたら、パパもママもがっかりしちゃうにちがいない。
まだ帰りたくないと思えば思うほど、いつもよりもずっと帰り道が短く感じてきて、不安でいっぱいになる。
「ただいま」
重いドアを開けるとママがキッチンでハンバーグを作っていた。ぼくの大好物のハンバーグだ。
ママはやさしくほほえんで、一年間頑張ったねと言ってぼくをほめてくれた。ぼくはうれしかったけど、なんかちょっと胸が苦しくなって、何もいえないでいた。
パパが修了式のお祝いに早く会社から帰ってきたこともあって、少し早めの晩ごはんになった。テーブルの反対側に座っているパパとママは元気のないぼくを気にしているのか、通知表のことを聞いてこない。このまま見せないでいようかと思ったけれど、やっぱりいけないことに思えてきて、ランドセルから通知表をとり出して、ちょっと迷って、結局渡すことにした。
パパとママは二人でじっと通知表を見ている。ぼくはドキドキして、大好きなハンバーグの味もわからなかった。
ああ、ぼくだってシュンくんみたいに足が速ければよかったのに。そうじゃなかったらダイキくんみたいにクラスの人気者だったら、クミちゃんみたいに友達がいっぱいいたら、中学受験をするって言ってたケンちゃんみたいに頭がよかったら、それともタッくんみたいに宿題を出さずに先生を困らせてみたら?
どんなに考えてみても、ぼくには何もなくて、みんなには何かがあった。ぼくだって何かほしかった。みんなみたいになりたかった。そう思うとなんだかまぶたのおくが熱くなってきて、ごちそうさまも言わずに自分の部屋に走り出していた。
ハンバーグ残しちゃった。せっかくママが作ってくれたのに。ぼくのために早く帰ってきてくれたパパにもひどいことしちゃった。
パパとママに謝りたくって、でも素直になれなくて、ベッドに座って窓からあかあかとした夕焼け空を見ていた。
少ししてからノックが鳴って、パパとママが部屋に入ってきた。二人とも穏やかな表情をしていて、ぼくをはさんで両側に、ベッドに腰をおろした。ぼくは緊張して、ぎゅっと握りこぶしをつくって下を向くことしかできない。すると、パパとママはぼくの手を片方ずつつないで、ぎゅっと抱きしめてくれた。ふたりの体温があたたかくて、ほっとして、じんわりと心がやさしくなるのを感じた。ことばはなくても、ぼくをつつみこむ愛が、ぼくのすべてを受けとめて、信じてくれていることが伝わってきた。
ぼくはぼくでいいんだ。誰一人としてぼくの代わりはいなくて、ぼくらしく生きていていいんだ。
「ありがとう、パパ、ママ」
ぼくは顔を上げると、はっきりとそう言葉にした。
三月なのに、今日が人生で一番あたたかい日になった。
瞳に映った夕焼け空にまたたく星が、夜の群青ににじんで、そしてやさしく揺れた。
ねぇ、テストでいい点数取ったよ
今日は先生にも褒められたんだ~
ねぇ、部活の試合でいい成績残せたよ
ねぇってば……
僕が例えテストで100点を取ろうとも、部活を頑張ってみても、あなたは1度も笑顔を見せたことないよね
僕はこんなにも頑張ってるのに
僕を見ようともしてくれない
僕は別に点数なんていらない
ただ、あなたからの愛が欲しくて頑張ってるのに
ああ、そうか
ないものねだりってやつなのかな
明るい話題にしたかったのに
全く思い付かん
これこそないものねだりか…
可愛い顔も、機転の回る頭も、人前で話せる度胸も
私には足りないものが多すぎる
周りの人の全てが羨ましくて、
ないものねだりどころじゃない
こんな風に感じるのは普通のこと?
私も誰かに羨ましがられてる?
そうであってくれ
私のどこが人より優れている?
ないものだらけの私の誇れる所を誰か教えてくれ
全ては他人の評価でしか自分の価値を測れない自己肯定感のせい
つらい
【242,お題:ないものねだり】
絶対に手に入らないものはとても魅力的に映る
そしてそれを持っている人も
憧れはいつか羨望になって羨望は嫉妬に変わっていく
いざ手に入れてしまえばすぐに飽きるというのに
手に入らないものを追い続ける
結局これが一番良い形なのかも知れない
隣の芝は青い。自分にないものは、キラキラして見える。すっごく羨ましい。すっごく欲しい。けど、それはないものねだりだから。ないものを欲しがるくらいなら、いっそ自分の嫌いなところさえも武器にして戦ってやる。そうでないと、きっとこの世は、生きていけないから。
テーマ:ないものねだり
「ないものねだり」
「あれがほしい」と私はないものねだりばかりしている。
でも、いいところはあるはずだ。
ネガティブに考えてしまうけれど、ないものねだりをするだけじゃなくて前向きに捉えて頑張りたいと思う。
ない気持ちに期待して
傷つくから 執着しないで
手放そう
辛くても期待も傷つくことも
終わる
新たななにかを探せばいい
求めては置き去りにされた
気持ちは埋まるかは
わからないままに
でも 新たな何かが
紛らすわ 確かだろう
ないものねだり
あいつは、俺には無い才能を持っている。
後輩を叱る事しか出来ない俺と違って、
あいつは後輩を上手に褒めて、
やる気を出させる事が出来る。
何でも真っ直ぐ突き進んでしまう俺と違って、
あいつは周りをきちんと見ることが出来る。
ないものねだりだとは、解っている。
だが。それでも。
俺は、あいつが羨ましい。
こんな俺でも。何時か。
あいつの親友になれるだろうか?
彼は、俺には無い才能を持ってる。
後輩にいい顔ばかりしちゃう俺と違って、
彼は、後輩の隠れてる才能を見出して、
叱咤激励して、才能を伸ばす事が出来る。
周りの顔色ばかり窺ってしまう俺と違って、
彼は自分の信念を貫く事が出来る。
ないものねだりだって、解ってる。
でも。それでも。
俺は、彼が羨ましい。
こんな俺でも。何時か。
彼の親友になれるのかな?
ないものねだり
男運。
これにつきる。
今さらねだりはしないけど
なかったなぁ、としみじみ思う。
でも、
それ以外の身近な人間関係には恵まれてるから
よし、としよう。
ないものよりも今あるものを大切にしていく。
「ピース」
暑いのが苦手で寒さに強い君。
寒いのが苦手で暑いのが好きな俺。
いつもどこか楽観的な君と、起きるかどうかわからない事態を心配する俺。
君に憧れる俺と、俺を羨ましがる君。
好きなものも、得意なものも、正反対。
だけど、惹かれる。
ふたり足して二で割れば、ちょうどいいのに。
そう言って笑う君。
お互いに足りないものを補って、ちょうどよくなるために惹かれ合う。
そういう意味では、俺たちはパズルの隣り合ったピース。
ふたりが合わさることで、見えてくる絵柄があるかもしれない。
────ないものねだり
ないものねだり
俺には技量がない。
俺には話術がない。
俺には根性がない。
俺には人望がない。
俺には仲間がない。
俺には生命がない。
俺には何もない。あるもの全部、彼奴に持っていかれた。
だが、後悔もない。捧げた、という方が正しいのか。
ただ、一つだけ、どうしても、欲しかったものがある。
今更言っても、ないものねだりになるだけでも。
一つだけだったら、罰当たりにはならないと信じて。
お前のその、眩しいほどの希望を。
少しだけ分けてほしくて。
「ないものねだり」
あの子みたいにみんなが見惚れるような容姿がほしい
あの子みたいに足が速く走れるようになりたい
あの子みたいに絵が上手になりたい
あの子みたいに家族や友達に沢山囲まれたい
そんなの叶うはずないのに。
、、というか
自分も持っている物が多いはずなのに
自分に無いものばかりほしくなる。
こんな"ないものねだり"に意味などないのに。
私は何百年生きているんだろうか。
そんなことも分からなくなるほど、長い時間生きている。
好きなこと、したいこといっぱいやってきた。
なんでも手に入れられる。
けれどなにか欲しい。心に穴が、それも凄く大きい穴が空いている。なぜ?
ないものねだり
テーマ ないものねだり
今はもう過ぎ去った君へ
どれだけ欲しても戻ってこない
今を生きる君はどれだけ幸せで
どれだけないものねだりなのだろうか。
ないから欲しくなる。
あの子が持ってるともっと欲しくなる。
みんなが持ってるとどうやっても欲しくなる。
結局欲しくて欲しくて手をこまねいていれば、貴方はたくさん持っているじゃないと言う。
違うのだ。
あるものは欲しいと思えない。
ないから欲しいのだ。
ないものねだり
反対されるとわかってても
私は声の仕事がしたい
死ぬまで仕事ができて
死んでも声が残るから
顔は写真で残せる
でも声はなかなか残せないから
忘れてしまう…。
あと人生においてないものねだりするなら
子供が欲しいなって思う。
それだけ。。。
子供の頃からの夢だから……