『どこにも書けないこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
何処にも書けないことについて書こうとした。
…気づいて、馬鹿だな、と苦笑した。
―どこにも書けないこと―
“罵詈雑言や人の悪口”を
日記にも、SNSにも、
“どこにも書けないこと”に
“悩みや困り事”を
部下にも、隣人にも、
“誰にでも言えること”に
そんな優しい未来を
世界中の子供たちに願いましょう
どこにも書けないこと
#.hpmiプラス 📚 (会話文だけです)
「ねー幻太郎、どこにも書けないことってある?」
「ありますよ」
「それは何?」
「どこにも書けないこと、と言いつつ聞くんですか?」
「気になっちゃって」
「まあいいです、小生がどこにも書けないことは…」
「話してくれるんだ」
「おや、聞きたくなかったのですか?それなら控えるとしましょうか」
「嘘嘘、ごめん!聞かせてよ」
「ふふ。それで小生がどこにも書けないことですが、恋文です。」
「恋文?」
「ええ。恋文は手元に残るでしょう?」
「それが恋文のいい所じゃん、なんで書けないの?」
「小生の気持ちが貴女以外の人に読まれたくないからです」
「へ、私?」
「貴女にだけに宛てたものを他の人間が読むなんて考えられませんよ、小生の気持ちは小生が好きな人だけ知っていればいいんです」
「えっとそれって……告白?」
本当はね 、
貴方のこと 大嫌い 。
でも 貴方には言わないわ
嫌われたくないもの 。
貴方は私に片想い中 。
私だけが知っている 片想い 。
一生大嫌い
一生 。
#四夜目 #どこにも書けないこと
笑顔の下に隠れてる私
腹黒だったり 冷酷だったり
我儘だったり 泣き虫だったり
人の不幸を喜んだり
人の幸福を妬んだり
とっても とっても 真っ黒な私だけど
そんな私も大好きなのはナイショの話
あなたの
かけがえのないものに
なれるのなら
わたしは
せつなすぎるほどにも
みじめなほどにも
やさしくなれる
# どこにも書けないこと (31)
この手紙にだけ、記すわ。あの人以外見せられないの。
ここ以外、どこにも書けないことよ。
穏やかな湖面の様に、あなたを愛しているわ。
…許して頂戴。
「どこにも書けないことは、どこにも書けないことなのです。
どこかに書いてしまえば、それは書けることになってしまうのですから」
そう言って澄まし顔をした女性は奇麗だった。
僕は、こんな奇麗な人にも、どこにも書けないことがあるんだな、と思った。
どこにも書けないこと
もし二人が、また出会ったら
それも運命だと伝えたい。
会うべくして会って
離れるべくして離れた
また会うべくして会うはず
なぜ私が知っているかって?
不思議な経験をしたから。
今はまだ伝えない。
私が何もしなくても、運命は動き出す。
ここに書いたら書いちゃってるわ。
いや、入力か!
とか思いつつ。。
どんなに素晴らしくても多才でも美男美女でも
二度と本気で恋したり愛することはない。
友達や他の人が恋愛するのは心から応援する。
考え方って人それぞれ
私は変化が好きだけど
ただ今は横目も向かず真っ直ぐ生きたい。
行ったことないとこ
やった事ないやりたかったこと
それを最後まで挑戦したい。
正直、最後は笑顔でやりきって迎えたい。
どこにも書けないけど、ホントは、たくさんたくさん盗んでる。あの子が使っている櫛。
オーソレ ミィーオと鳥が鳴く
光に透けたその羽が
空の青さに溶けるまで
翼広げて高く高く
どこにも書けないこと
本当は寂しがり屋なのかも
こんな事を書き留めるのに相応しい筆記用具でも
探しに行こう
【どこにも書けないこと】
きっと きっと これを書いたら終わる気がする
何もかもが終わってしまうような
from あみ
「好き」そんなのかけないよ。
好きな人としている交換日記
今週のお題は好きな人
「たくや」そう描きたいけど無理なんだよ。
君が好きだって書いたら何かが崩れてしまう気がする。
だってあなたの好きな人は私の親友だもん。
きっと きっと 振り向いてもくれないだろう。
なんて書こう……
交換日記のお題を空欄して、彼に渡した。
たくや 「お前空欄じゃん。」
私 「うん。好きな人書くの恥ずかしくて」
たくや 「お題なのに?まぁいいけど」
fromたくや
やっぱり好きな人なんて書けないよな。
俺あみに好きな人お前の親友とか言って嘘ついてたし。本当はあみが好きなのに。
……
交換日記を見つめる俺。
名前を書こうか迷った。
俺「あ〜どうしたらいいんだ!!」
兄 「うるさい」
俺 「ごめん」
交換日記はお題「好きな人」で止まったまま
お互い好き同士なのに相手の名前を書けない。
時が戻るなら、「たくや」そう書いたのに。
当たり前な日常
しょうもない会話
どうでもいいことだからこそ
書けないことだってあるように思う
あくまでわたしは
#どこにも書けないこと
誰にも知られない。遠くへ、外の世界へ。
私だけの秘密の居場所を探して。
自由と冒険と、少しの勇気と。
みんなは嫌いって言ってるけど、
私はあの人が好きです。
お題〈どこにも書けないこと〉
どこにも書けないこと
身近な人のことでイライラが
溜まってくるしい…
つらい…
心もやられてます…
おやすみなさい
わたしのこころのなかにある
かたちにならないことばは
どこにも書けない
「どこにも書けないこと」
小五のとき、私は学んだことがある。
「好きな人誰?」という会話が飛び交う日々。
私はやっっと!友達の好きな人を聞き出した!
もちろん、好きな人をみんなに言いふらすのは
良くない。
みんなには言えない秘密がある、というみんな
に言いたくなるけど言えないようなもどかしい
感覚に浮かれてしまった。
そのときどうしてかは忘れてしまったが、何か
に記しておきたくなった。
そこで私は付箋に記すことにした。
小さい文字だったので大丈夫、と思っていた。
ある日、私はその付箋をいつの間にか落として
しまった。
その付箋を友達が見つけてくれた。
その時、友達は言っていた。
「文字に記すのはやめようね…(笑)」
………………。
とてもいい経験をした。
ありがとう。