『どうして』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
どうして。
どうしてうまくいかないの。
どうしてやらなきゃいけないの。
どうして,どうしてどうしてどうして。
世の中
どうして
ばっかり。
でもいつかはそんなことを思わず,
無心で全てする日が来るんだろうな。
不思議だ。
お題:どうして
『与えられたもの、失くしたもの』
ねぇ、何がダメだったの?
ねぇ、何が好きだったの?
そんな事を聞いてでも
必死に会話をしようとして
でも、こっちを見向きもせずに
大切なものは背を向けて去って行く
与えられたこの場所で
咲けなかった私が悪いの?
日向に行って光を浴びて
大きく育ったあの人がいいの?
なりたくてなったわけじゃない、なんて
言い訳でしかないのに
そんな言葉が頭を巡る
どうして?どうして?を繰り返して
繰り返すことに疲れていた
だから、日陰にいる私に
気づいてくれたあなたが光に見えた
でも、今ならわかる気がした
あの時の私はどうして?と悩んで苦しんで
そして少しずつ自分を変えていった
そんなきっかけをくれたあなたに
どうして?ではなくありがとう!を届けたい
ねぇ、あなたのおかげで
私は新しい場所で頑張れてる
ねぇ、あなたは今もどこかで笑ってるかな
そして、私みたいな誰かを救ってるのかな
どうして 変な顔をしてるの
どうして 怖い冗談をいうの
どうして 泣いて本を読むの
どうして 苦しい勉強をするの
どうして 辛いものを食べるの
どうして あの時振り向いたの…?
全部あなたの魅力
すべてあなたの過去から
私に向かってダイレクトメッセージ
どうして
どうして、比較せずにはいられないのだろうか?
あの人より可愛くない、あの人よりできないと感じてしまう。
どうせ、比較するなら、劣等感をポジティブな方向に変えて、少しでも可愛くなるための一歩や、少しでもスキルアップするための努力にかえて、自分の成長につながればいいなぁと思う。
「どうして」
返事が欲しいとき
沈黙するのに
肝心なときに
優しい言葉をくれるのは
どうしてなの
揺さぶらないでよ
離れたいのに…
どうして、と何度問おうとも、答えは出ないまま。相手は笑いながら、そんなもの、お前が一番わかっているだろう、と嘯く。
わかると思うのか。――わからないフリだろう?
わからないと言っている。――わかりたくないだけさ。
……どうしてだ。
堂々巡りを始めた問いに、相手はまた笑った。嘲るような顔をして。
いい加減やめろ、見苦しい。理由なんて大した意味を持たないだろう? 残るのは結果だけだ。理由も、過程も、行動も、お前にしかわからない。お前しか知らない。何も残らない。今ここで答え合わせをしたがる理由の方が、余程わからないんだがね。
表情が歪む。
答えを墓から掘り起こせと言うのか。
そうだ、と言わんばかりに、最期の呼吸が僅かに漏れた。
【どうして】*BL
放課後、体育倉庫裏。埃の匂いが立ち上るその辺りは確かに女子には敬遠されるだろう。そこに、サッカー部のエースと、写真部のヒラの俺。爽やかの代名詞で今日だって朝から何人の女の子に声をかけられていたかわからない男が、授業の途中に「放課後、体育倉庫裏な」なんて声をかけてきた。
バレンタインデーに何を考えてるのか。その上どうやって誰にも見つからずにここまで来たのか。それに俺はどうしてここに来てしまったのか。分からないことが多すぎる。
キラキラと日焼けで色が抜けた髪の毛と、未だ夏の日焼けが残って黒い肌と、真っ黒なのにキラキラに光る目が、こちらを見ている。犬みたいに笑う男だ。何度被写体にしたか分からない。伸びやかな手足も、高い身長も、整った顔も持っている。成績も悪くはない、中の上程度。
モテないはずのない男なのだ。事実今も右手にチョコレートの詰まったビニール袋を持っている。手紙付きのそれをもって、なんでこんなところにいるのか。
「あのさ!」
ばっと、左手が持ち上がる。そこに、包装された包みが一つ。
「受け取って、くんないかな」
答えられずにいると、その手が勝手に俺の手を取った。可哀想に、可愛くラッピングされたチョコレート達はじめじめした土の上に落っこちていた。右手が俺の右手を取って、左手の箱が俺の手に握らされる。
「あの、さ」
声に必死さが滲んでしまいはしなかっただろうか。恐る恐る声を出す。
「どうして、俺なの」
日焼けした顔が、ニカッと笑った。
昨日まで元気だったのに。
熱が出て仕事を休んだ。
罪悪感とやるせなさ。
本当は少し眠れるなんて思ったけど。
眠れなくて罪悪感ばかり募った。
病院に行ったら原因不明だと言われた。
その時は平気だと思って血液検査をしなかった。
でも、良くならず眠れない。
もしかしたらガン。
だけど、どうして死ぬことに罪悪感を感じないのだろう。
どうして君と出逢ったのだろう?
どうして君の事を好きになったのだろう?
どうして君の事を考えると苦しいのたろう。
『どうして』が冬の漆黒の夜に木霊する。
叶わぬ恋というのなら、
あなたの心に爪を立てて、一生癒えぬ
傷になりたい。
どうしてなんて言葉にできない。
そんな悲しい話じゃありません。
一言覗いて行ってくれればとだけ。
どうしてなんて言えない。
多分わたしが悪いから。
自分でわかってて他人に聞くなんて多分ナシ。
だから聞かない。でも聞きたい
あなたの言葉でちゃんと聞きたい。
他の言葉じゃなくてあなたの言葉を信じるから。
どうしてなんて なんでなんて
問いただすことなんてしないから。
本当のことを教えて。
137テーマ【どうして】
うーん…解釈は個人の自由ってやつを書こうとしたんだけど…むずくなっちゃった。
ご自由に解釈してください!笑
今、駅の待合室にいて暇なので私の話を
聞いてもらえますか?
私には付き合って5年になる彼氏がいます。
いましたの方が良いかな。
去年くらいから結婚を意識してお互い仕事を
頑張ってました。コロナも落ち着いたから
たくさん友達呼んでやろうよって。
で、よくある話ですけど、すれ違いが増えて
しまったのが原因で彼が浮気をしちゃったん
です。体を切られような気分だったけど、一
度は許そうって思いました。ただ、どうも浮
気相手とは切れてなかったみたい。
その後、彼氏は事故にあって帰らぬ人
に、、、。本当、ひどいよ。
彼のスマホには浮気相手からのLINEが
来てて彼に何が起きたか知らないみた
い。ずっとその子から、「会いたいよ」って
来てて、怒りもあったんだけど、本当に可哀
想になってきちゃって。
まぁ、会わせてあげようかなって思ってね。
私ってお人好しだよね?あっ、あの子が電車
に並んでるから行くね。
浮気相手の子はさ、どうしても彼氏に会いた
いらしいからね。
(創作)
なぜこんなに難しいのだろう
壁を取り払って
出会い
理解しあい
喜びを分かちあう
それだけのことを
ただ願うことすらも
「どうして」
#301
こんなはずじゃない。こんなはずじゃなかった。
鳴る気配も無かった携帯が鳴る。
"ごめん。"
たった一言。そう放って電話を切られた。一方的に。
相手は、私が待つレストランには来ないらしい。
なんで、、、
でも、少しだけ気がついていた。女の影に。
どうしようもないこの気持ちを何処へやったらいいのか。
そうか友達に連絡したら、、、
でも、今日は自信満々に「彼と過ごすんだ〜!」なんて言ってしまって私には連絡する勇気はなかった。
どうしようもないこの気持ちと1人悲しく食べるディナーがより一層、この夜景をキラキラさせる。
食事を済ませた後、上の階のバーへ向かう。
柄にもなくジンライムなんて頼んで、少しずつ口へ運ぶ。一杯飲み終わると、「あちらのお客様からです」なんてドラマみたいなことが起きる。
「えっ、、と、、有難う御座います?」と会釈をすると微笑んでいる男性がいた。
こんなことは初めてで、差し出されたお酒がどんなお酒なのかを聞くと、''テキーラサンライズ"と言うらしい。
意味も知らず飲み干してしまった事を後悔してももう遅い。
「お姉さん、僕と一緒にどう?」
もういっそ、いいや。なんて思って
お酒の力で嫌な事を忘れてしまおう、、、と、、、
あれ?
「「ねぇ、隣の相手は誰、、?」」
どうして____
2024.01.14
こんな才能なんていらない。
もう人と関わりたくない。
やっぱりこの世界は才能が全てなんだ。
愛されたかっただけなのに。
どうして。
どうして人はいつか死ぬのに生きるのかを子供の時から考えていた
どんなに努力して何かを得ても
あと少しで夢が叶うというところまできても
コツコツ積み上げてきたものがあっても
ある日突然あっけなく死ぬことだってある
「人生は死ぬまでのただの暇つぶしだよ」
そう言う人もあったが
暇つぶしにしては辛いことや悲しいこと理不尽なことが多すぎる
生きたい人は生きて
生きたくない人は死ねる
そんな安楽死制度のようなものがあり
生死が自由に選べたらいいのにと思ってる
私が今生きる意味は
私が死んだら悲しむであろう母と姉
そして婚約者がいるから
何度も何度も死にたいなぁ、面倒くさいなぁ、もうやめたいなぁ、って思ってきたけど私を必要としてくれる家族がいるから生きる
その三人だけには悲しい思いをさせたくないから
海辺に死体が上がった。
片想いの相手は、俺じゃない男と心中した。
こんなことになるなら、あんたをかっさらうべきだったな。
ふと思ってみた
途切れてしまったあの日の続きを
あれから俺はカッコ良くしていくつもりで
飲み終わった後の計画まで立てていた
1年後の未来には君と結ばれてて
笑ってる俺と君の恋愛映画が流れてた
東京に行って一人暮らしをしたら
宅飲みして笑い合ってる俺らがいるんだ
そうして君は俺がもっとかっこよくなったことに
こっそりと惚れ直したりして
あの時無くしたテープの続きがどこにも見当たらない
日に日に増えてく部屋の物に隠れてしまったのか
そのくせ心には誰も住んじゃいない
チラシをばら撒く余裕すらない
玄関先で君は突然消えた
まだなにも分かっちゃいないのに
ふと思ってみた
途切れてしまったあの日の続きを
あの時俺はうんと幸せなつもりで
君もそうなんだと思ってた
東京の街は灰色で誰も他人に興味無い
ベッド寝転んで見る天井に
準備はできたはずなのに
思ってた結末じゃなかった
満場一致で星5だと思ってた
クライマックスの前に
突然ヒロインが居なくなった
あの時無くしたテープの続きがどこにも見当たらない
日に日に増えてく部屋の物に隠れてしまったのか
そのくせ心には誰も住んじゃいない
チラシをばら撒く余裕すらない
玄関先で君は突然消えた
まだなにも分かっちゃいないのに
どうして
どうして君は
どうしてこうも
どうしてこれわ
どうしてを素早く
ときに 切り替えたり
悩み込まないが スムーズに
いくこともある
だが どうして 立ち止まり
探求してみてもいいだろう
友人と楽しく話す姿。
授業で居眠りする寝顔。
私と話す時に向けてくれる、笑顔。
どうして。
どうして、貴方の全てを目で追ってしまうの。
【どうして】
#10