『ところにより雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『ところにより雨』 3月24日
私の空は晴れて暖かいですが
あなたの空はどうでしょう
もし雨が降っていて、傘もなくただ打たれているあなたがいるのなら
私は傘なんて持っていないから
あなたの隣でずぶ濡れになりたい
......あなたは笑ってくれるだろうか
今日はバイト終わりに銭湯へ行った。久々にお湯に浸かれる嬉しさで心躍らせながら向かう。向かったはいいものの、いざ浴室へ入ってみると、置かれていると思っていたシャンプーやらが見当たらず焦った。どうしよう、もしかして持参するタイプの銭湯だったのか、、、とショックを受ける。これこそ、ところにより雨だと思う。でもとにかく全身を洗わなければならないから、必死にシャワーで汚れを落とす。うーん、このままではお風呂に入った感じがしない。シャワーをしつつ周りを見渡してみた。この時の自分は他から見ればとても不自然だったと思う。見渡した結果、なんと元々置かれているシャンプーとボディソープを発見!!これは嬉しい。その後は心置きなく楽しむことが出来た。
「明日の天気は、ミサイル。ところにより雨」
とだけ書こうと思ったけど、昨今のコンプラ的にどうなんだろうというのが気になってこんな感じになった。
とぼとぼ歩く帰り道
仕事で失敗してしまった
周りの人の時間を奪ってしまった
あのとき ちょっと気づいていたら・・
ぐるぐると落ちていく気持ち
・・・・!
頬に雨粒
予報で ところにより雨 言ってたっけ
雨音が まわりの音を消していく
思考がクリアになっていく
「ただいま」と同時に 心に凪が訪れてるといいな
ところにより雨
ん~
今の私の気持ちは、
ところにより晴れ?
雨の中、傘さして歩いてるのは
ところにより晴れ、とは言わないか。
どしゃ降りだった私の気持ちに
傘が1本届きました。
雨が止んで、虹が出て、
そのうち晴れていければいいな。
それまではこの傘を大事にします。
ところにより雨
雨雲から遠ざかって
傘を閉じる瞬間
「あー抜けたな」ってそういう時、
心模様にもそんな瞬間がある。
「ここからは晴れだ。もう大丈夫」
そんな瞬間が、きっとくる。
ところにより雨
ところにより雨って何?どゆ意味?
なんかわからんけど雨は好き〜特に夜の雨が好き。
誰もいない静かな空間に雨の音だけが聴こえてくるあの空間が好き
今日の天気はくもり、ところにより雨だけど?
ああ、春なのにずっと雨で気が滅入るって? 仕方ないよ。ここは「ところ」だからね。明日も雨。
梅雨になれば雨、ところにより晴れになるから、晴れが見たいなら少し待ってよ。
難儀だよねえ。「ところ」じゃない場所の人は、ここの天気が珍しくて仕方ないみたいだけど、「ところ」の住人は辟易してる。
君は何で「ところ」に来たの?
……桜? ああ「ところにより満開」か。そうだね、他の場所よりうちは満開になるのが早いかな。「ところ」だから。雪も? 君って四季が好きなんだね。いや、希少性が好きなのかな?
だって「ところ」は季節の一番を攫うけど、本格的にその季節になると季節なんて感じられないからね。
君は季節の移り変わりじゃなくて、希少性が好き。「ところ」にぴったりの住人だ。末永くね。
【ところにより雨】2024/03/24
全てのところによりの「ところ」に該当する場所があるという設定までは考えました。無計画。
何故、世間では雨というものにマイナスイメージがあるのだろうか、
気分が沈むと雨が降る、、、
雨がないと、私たちは生きていけないのに、
草木も花も私達も雨に生かされている
パタン
私は本を閉じた、
「雨音〜!ご飯よ〜!」
階下でそう叫ぶ母親の声がする、
中にはいいこと言うやつもいるじゃないか、本に向かって自分勝手に批評をしつつ、階段を降りる、
テレビから、、、
それでは、明日の天気です!
明日は晴れ、所によって雨が降るでしょう!
「ところにより雨」
ところにより雨
いいと思う
人生雨模様の日もあるでしょ
雨降って地固まるっていうから
案外悪くないのかも
あたしの心は
あなたのことばかり考えて、
あなたに左右される。
そんなあたしは雨が降るよ
ところにより雨
わたしの人生そのものって感じw?
わたしの場所だけずっと雨
みんな元気な時に
雨によりわたしはどんより
みんなは雨が当たらないのに
私はいつもびしょ濡れ
でもね
雨にずっと当たってる人にしか
分からない世界観もあるんだよ
たまに晴れた時の喜びや幸せ
いつも晴れの人にはそれは大したことないことかもしれない
でも「ところにより雨」の私には
小さな幸せがものすごく良く見える
これはこれで
幸せな人生なんじゃないかと
わたしは思っているんだ
いつもわたしは
ところにより雨
雨音がする。
屋根や窓に当たって弾かれる雨も
そのまま地面に落ちる雨も
目を瞑り耳を澄ませばみえてくる
想像するんだ。
傘に当たり弾かれた雨が何処へ向うのか
川に落ちた雨がどこヘ行くのか
雨とともに流れた気持ちは何処へ行くのか
「私さ、さっき先輩に告白したの。」
「えー、どうだった?」
「なんと、OKだって!!!」
恋に胸を膨らませる少女達の会話を聞きながら、私は友人とお昼ご飯を食べていた。
「先輩って、何年生?」
「2年生のサッカー部だよ」
ピクっと、目の前に座っていた友人の肩が揺れる。
「サッカーか、凄いね〜。名前は?」
「安達先輩」
銀のスプーンで掬ったオムライスがポトッと落ちて、ケチャップが飛び散った。
ところにより雨
今日の天気は、晴れ。ところにより雨です。
今日の気持ちは、曇り。ところにより雨です。
今日の私は、どこに行っても雨です。
はぁあ。憂鬱。
ーところにより雨ー
あの子は今日も貴方と笑ってる。
なのに私は、今日もまたあの子に取られて貴方と話せない。
あの子、晴れのち私、雨。
《ところにより雨》
順風満帆な人生など 無いって事は
少し考えれば判る
欲張りになってはいけない
#ところにより雨
いつかキミに会えたなら
長い長い僕の旅の話を
聞かせよう
光溢れる街 風にさらされた街
闇に支配された迷路
涙も枯れ果てた渇いた街
時間に追われ時間に流されて
それでもこの時の旅を
自分の心に従って生きていきたいと
歩き続けた
僕の為のストーリー
思い通りにいかず空を睨み続けた日も
あったよ
晴れのち曇り
ところによっては雨
生きてるからこそ
変わり続ける世界
雨に洗われて また
光を感じる世界を目指す
その繰り返しの旅
たくさんの思い出話しをしてあげる
僕の空はキミの待つ空に
続いているのだから
ところにより雨。
今もどこかで、ところにより雨だ。
ところにより雨。
なんだか落ち着く響き。
ところにより雨。
明日は晴れるだろうか。
「今日の天気は、全体的に快晴ですg」ブチッ
あー、人生楽しい!生まれてきてよかった!
今日の天気と同じね。私の人生快晴ばっか。雨ばっかの人って可哀想。
私ね、今日告白すんの。
2年間片思いしてた人にさ。今日卒業式だから。あの人卒業しちゃうんだ。
正直ね、この告白絶対成功すると思ってんの。だって、私ってこんなに可愛いし、頭もいいし友達も多いから!天才じゃん。私の告白断る人とかいる?
あの陰キャの根暗川とかさ、そういう人からなら分かるけど、私と正反対の存在だし!
てか陰キャって生きる意味無くね?なんでまだしつこく生きてんだろって感じ。
じゃ、告白行ってきまーす!
「1年生の頃からずっと好きでした!
付き合ってください!」
緊張するふりはするけど、どうせ脈アリでしょ。
なんたって私は神に愛された女だから!
「ありがとう…」
ほらやっぱり!私の告白断る人とかただの馬鹿だから。
「でも俺、性格いい人がタイプなんだよね」
は?え、は?どういうこと?断った?しかも、性格いい人がタイプで断るって、私が性格悪いってこと!?
まじで見る目ないわ。蛙化かも。
「それに、根暗川と付き合ってるから。」
……えっ?なんて言った?根暗川?
「あんなののどこがいいの!私の方がいいに決まって」
「…はぁ、そういうとこ。じゃあね。」
私の人生に、初めて雨が降った瞬間だった。
「今日の天気は、全体的に快晴ですが、ところにより雨が降る可能性もございます。」