「私さ、さっき先輩に告白したの。」「えー、どうだった?」「なんと、OKだって!!!」恋に胸を膨らませる少女達の会話を聞きながら、私は友人とお昼ご飯を食べていた。「先輩って、何年生?」「2年生のサッカー部だよ」ピクっと、目の前に座っていた友人の肩が揺れる。「サッカーか、凄いね〜。名前は?」「安達先輩」銀のスプーンで掬ったオムライスがポトッと落ちて、ケチャップが飛び散った。ところにより雨
3/24/2024, 11:37:08 AM