『ところにより雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私の歩く道などは全て暗い。でも、皆が歩いている道などは明るい。なぜだろう。皆との差開いている気がする。ところにより雨が降ってきた。私は雨女だったんだ。 【ところにより雨】
ところにより雨
急な雨
君が持ってた
ボロ日傘
笑って帰ったね
相合い傘で
ところにより雨
ここにだけある恋
あのときの君は
今、幸せかな😃
天気予報士でもわからない天気なんてあるんだな
「ところにより雨」だなんて
つまりはとある場所では降るかもだけど違う場所では降らないよってことだろう?
当てにならないなと子供のときのボクはそう思った
大人になった今
「ところにより雨」はあるんだと実感している
だってほら
空にはお日様がのぞいていて眩しくて
暖かい日が差していて
ちっとも雨なんか降りそうにないのに
キミとボクの顔はしとしとと濡れているから
塩辛い雨がボクたちの周りだけ降っている
―――ところにより、雨でしょう。
引っ越してきて
もう
1年経ったのに
テレビの
天気予報で
実家や
前住んでいた地域の
天気を
まだ
無意識に
見ていることがある。
あ、
違う
違う。
今
住んでるのは
こっち。
長年のクセは
なかなか
抜けないみたい。
実家のほうは
雨かな。
#ところにより雨
「水影!」と
水を纏いて
敵穿つ
斬撃の水は
美しく雨のように
「ああ、美しいな」
剣技の美しさに感じ入る伊織
(Fateサムライレムナント)
今日の我が家は
長女(久々の休み)
概ね晴れ
長男(夜更し大好き)
朝のうち雨
後に晴れ
次女(6時間授業後スイミングあり)
1日中薄曇り
旦那(定時帰宅)
晴れ
ところにより雨
夕方より晴れるでしょう
…さて、あたしは?
俺の前でだけ泣く恋人が、愛おしい。
「大丈夫だ」
「うん…………」
「俺がいるから」
「……ありがと」
この人は、俺にしか甘えない。そう、呪われてるんだ。
ところにより雨
普段は
曇り
あなたからの
連絡はない
ところにより雨
なな🐶
2024年3月24日
局所的な雨
只今、自分の真上だけに降る雨
傘は吹き飛び、レインコートは破れていく
頼みの綱の雨宿り
雨に当たらないことに慣れた私は
そこから動けなくなる
『あ、雨...傘持ってきてないや...別にいっか、濡れても』
「おーい!」
『今の声...』
「ねぇ聞こえてないのー?」
『え、と、なんで居るの...』
「何その嫌そうな感じ」
『別に嫌がってないけど』
「あっそ、ならいいけど...」
『え、今ボクたち相合傘してるのわかってる?』
「わかってるけど?」
『ふーん、そんなに僕と相愛傘したかったんだ〜w』
「...っ💢」
人生山あり谷あり
雨が降ったら晴れた場所まで逃げたらいいのです
#ところにより雨
私の心は、いつも雨
いつもどす黒い雲で覆われている
でも、君がきずいてくれたならその時は、晴れになる
ねぇ気づいてよ
そうじゃなきゃいつも心は、雨
「ところにより雨」
旅行の行先は伊豆。
天気予報は、ところにより雨。
雨女?雨男?
そうやってお互いに雨を呼んだのはどっちだって言い合うのも、また、一興。
いつでもへらへら笑ってると思ってるんでしょ?
そんな訳ないじゃん
あなたに見えないとこで泣いてるの
『ところにより雨』
晴れ。ところにより雨。
それは僕の心の中ですか?
雪。ところにより雨
それは僕が泣いているからですか?
雷。ところにより雨
それは僕が怒っているからですか?
霰。ところにより雨
それは僕が絶望しているからですか?
〇〇ところにより雨
それはきっと僕の心
【前の分書いてから考えたいので後で書きます】
ところにより雨が降る、か。
『…では、次のニュースです。──・・・』
テレビから流れる声を聞き流しながら、
君と一緒に朝食を食べる。
「ところにより雨」
<ところにより雨>じゃなくて、<ところにより晴れ>って言い方もたまには良いかもね。
『ところにより雨』
僕が少年野球を始めたのは小学校2年生だ。
最初は打ったら三塁に走ってしまうほど何も知らなかった。お世辞にも運動神経がいいとはいえないので万年ベンチを温めてきた。
それでも野球が好きで色々練習を重ねて来た。
毎週土日休みなんかなく雨だろうが雪だろうが練習してきた。小学校5年生のチームの時は人数がギリギリのこともあってオーダー次第では試合に出させて貰えることもあった。
5/5子どもの日の祝日は毎年、春期大会だ。
1年間のスタートの大会で上位大会に通じる大事な試合だ。にも関わらず先輩の一人が休みであろうことか僕がスタートメンバーに選ばれた。
朝見たテレビでは「k県y市はところにより雨になるでしょう。」天気予報が当たってくれれば良いのに
ところにより雨ってどんな雨だ?小雨位じゃ試合延期にはならないぞ!そう思って家を出たが、曇り空ではあるが降る様子はない。
6回裏の攻撃、皆で頑張っているが5-3で負けている。前の打者がファーボールで塁にでた。
次にバッターボックスに入るのは僕だ!
ワンナウトでゲッツーなら負けてしまう。
と考えていたら顔にぽつぽつと雨が当たったかと思うと途端に雨がザーっと降ってきて試合が止まってしまった。ベンチに皆戻ってきて審判の裁量を待つ。何分か経っただろうか?スコールみたいに降った雨が止んでしまった。グランドは水分を含みコンディション的には最悪だが大会日程の絡みもあって再開された。
僕はバッターボックスに入り相手ピッチャーを見たが雨のおかげか集中力が切れているように見える。
審判のプレイのコールで投球モーションに入った瞬間一塁が走った。ヤバイエンドランか?
僕はバットを振った。打った打球はポテンヒットではあるが先程降った雨の影響でイレギュラーを起こし焦った相手チームはセカンド送球諦めファーストへ、ところがボールが濡れて握りが甘かったのか暴投ランナーをホームに返して僕はセカンド同点ランナーになれた。「雨様様だな!」役割を果たせた僕は少しホッとしていた。
予想外の雨に予想外の引きこもり
予想外の君の寝顔と体温が
やさしい雨音のように部屋中に降り注いでいた昼下がり
(ところにより雨)
傘を差し出すあなたを見た。
「よかったの?」
「え?……ああ、僕は近いし。遠出するやつが濡れたら大変だろ」
慈善、というよりは美徳を目指す人だ。「優しい人になりたい」だったか、いつか言っていた言葉を思い出す。
そう褒めたら笑ってくれるだろうか。
カニ歩きで一歩近づいて目だけで見上げる。
「優しいね」
すると、いっときこちらを見つめてそれから嬉しそうに鼻の下をこすった。
宿舎までは相当歩くのに相合傘とやらを申し出すには折り畳みは心許ない。ので、また一歩近づいて袖を引いた。
「よければ、一緒に踊りませんか」
「お、おどる?」
「そう、踊る」
そういう曲があったのを思い出して。先んじて歌うように告げて、袖から今度はするりと手を攫った。
「僕は踊るとか得意じゃないんだ。ボックスステップくらいで」
「いいじゃんそれで。行こう」
「いいのか」
「いいの、いいの」
向き合って反対の手も取る。
「濡れて踊ろう」
「それは、絶対に風邪を引く!やめよう!」
ふざけて背中側に倒れ込もうとしたのを支えてくれる、優しい人。握ったままの両手で支えるので拘束したまま抱きしめられてるみたいで。
通りすがりの生徒が口笛を吹いた気がする。
どう?私たち、お似合いかな?
「雨の中じゃないと曲からズレるもの」
「それは恋愛ソング?」
「うん、まあ」
すでに近い距離をさらに引き寄せられる。
「僕としては、僕らはじゅうぶん恋人だと思うんだが。完全に真似をしないと安心しないか?」
前髪がさらりと私に落ちて、額をくすぐる。
今回くらいは譲ってあげてもいいくらい、そういうところが好きだった。