『つまらないことでも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつもよく使っているのとは違う呟き場所を覗いてみたら、本当になんでもない話題で溢れていて。明日から使える有益な情報なんてものは基本的にないけど、真新しい世界の見知らぬ他人達によって思い思いに綴られた言葉を眺めていたら、急にここのことを思い出して久しぶりに何かを書きたくなった。
ただ笑っていたい
どんな事があっても
私はワタシ
私はだだ自分の人生を楽しく生きたい
ワタシは私
つまらないことでも
つまらないものですが、なんて言って時間をかけて選んだ手土産を渡す度に、なんだか心がすり減って行くような気がした。
っていうのはやっぱり繊細で、最近流行りのHSPで、息を潜めて隠れてる社会不適合者で。
どうしようもない私が渡す手土産なんて、本当につまらないものなのかもしれない。
と、思いながら渡した誰かの笑顔が、張り付いた愛想笑いのように見えた。
最近はそれを「心ばかりですが」と言って渡すことが多いと聞いて、そうしてみる。
きっとこれは錯覚だけど、誰かの笑顔が心做しか輝いて見えたという、つまらない話だ。
く〜、と鳥の鳴くようなか細い音に、はっと意識を引き戻される。顔を上げれば、誰そ彼と問われるような窓の外。またやったか、と形ばかりのため息を吐く。きょう俺の心を奪っていったこのA6サイズの宝石箱は、10年も待ったきらめきが詰まっていた。鏑矢弓弦の新作オカルト短編集――やっぱり良かった。最高。思春期にのめり込んだ作家の最新作を朝からぶっ通しで読めるのは、社会人ならではの愉しみのひとつだと心底思う。俺は有給を愛してる。
「浸るの終わった?」
「ん? おお、来てたのか」
背後から声をかけられ、ベッドに向き直る。人の寝床を占拠して何やら雑誌を読んでいた様子の遥は、雰囲気と同じく気だるげな視線を向けてきた。
「そのレベルって……はぁ〜あ」
「お前のステルス性能が高いんだろ」
「鍵開く音に気付けないのは不用心って言うの」
そんな風に雑っぽく吐き捨てて、ぴょんと立ち上がる。そして遥は俺の手から本を取り上げ、台所を指差した。
「そろそろご飯」
座ったままの俺をむっと見下ろす顔は、なかなかに迫力がある。小柄で華奢な印象があるものの、釣り目がちな遥の眼力は強い。幼い頃から逆らえないもののひとつで、これから先も無理なものだと思っている。
「……んん、今日は何がいい?」
「うどん」
「乾麺あったかな」
「ソフト麺買ってきた。ぐずぐずにしよ」
卵も買ってきたから、と先んじる遥は俺の思考を読むようで。ふわふわ卵のぐずぐずうどんを想像しながら、俺は鼻歌混じりで立ち上がった。
「風邪以来かもしれないな、うどん」
「ふうん」
「興味がないようで何より」
適当な会話をしながら、水とめんつゆとうどんと。まとめて放り込んだ片手鍋をコンロに置いて、ガスの元栓を開けた。それから手元のつまみを捻れば、チチチ、と短い音がして青い炎が広がる。ステンレスの鍋が汗をかいて、その汗が炎に炙られる。ちりちりと水の蒸発する音を聞きながら卵を割っていると、横から遥がひょっこりと顔を出した。
「卵、何個?」
「うどんと同じ」
「おまけして」
「好きねえ」
3つめの卵を割りながら、鍋を見つめるつむじを見る。視線を外さないまま、遥ははっきりとこう言った。
「うん、大好き」
8/4【つまらないことでも】
つまんない事するって大変だよね
つまんない事でもコツコツと続けたら
何か変わるとかよく言うけど
何かってなんだよ、って
思っちゃうよね
それでも頑張る私、それでも前を向いていく私
私だけじゃない、全く見えない自分の未来の為に
頑張っちゃうのが人間なんだよね
つまらないことでも、君が変な角度から面白おかしく茶化すから、私はいつも複雑な気持ちになる。
面白いと想う分、私には見えない世界が君には見えてること、私にない感性が然とあることを、君自身の口から告げられているようで、妬ましいほど羨ましいから、いつも素直に笑えない。
「つまらないことでも」
時々、自分の存在がちっぽけでつまらない人間のように思える。子どもは可愛いし親として責任もって育ててるけれど、自分の名前まで「お母さん」になったようだ。皆私の存在覚えてる?家事して育児してそれが当たり前だから、誰かに褒められることも「私」という人間に触れられることもない。まるで透明人間になったみたい…
つまらないことでも聞いてくれたり、笑ってくれる人いないかな?私はここにいるよ
絵里
仕事ならやりますとも
つまらなくても
そういうものですよね
正直面倒なだけで
幸い嫌いではありません
突拍子もないアイデアで
画期的な設計を施し
我社に多大な利益をもたらす
気分上々ですよ
そうやって
早く居場所を確立したい
ミニ小説(4)「つまらないことでも」
つまらないことでも、チャレンジしてみるのはよいことでしょう。それで、学ぶことがひとつ増えるのです。楽しいこともひとつ増えるのです。それでハマれば、楽しいでしょう。
「暇だなー」ってなって、新しいアプリをインストールしたとしてみましょう。
それで、「面白い!」とハマったら暇じゃなくなりますよね。
しかし、スマホゲームや最近のゲームには、終わりがないものも多いと思います。(多分)
自分もですがハマりすぎには注意しましょう。
メッセージ
まもなく5回目を迎えます! 良いね(?)を押してくれている皆様、本当にありがとうございます。ちょっと短いけど、読んでくれているだけで光栄です。ありがとうございます
つまらないことでもいいから何かしゃべってくれないかな
その声が聞きたいの
意味なんてわからなくていいからさ
声が聞きたいよ
つまらないことでも
みんなにとっては、つまらないこと
でも、自分にとっては、苦しいこと。
大勢の人が
つまらないことでも
僕は楽しい
だからいいんだ
孤独でも
それすら武器にして
この世界で生き続けるから
実感が欲しい
ここにいるという
生きているという
感情があるという
きっかけはどんなに
*つまらないことでも
『…お前さ……』
『なんでこんなに荷物あるねん!!!』
「…いや〜、めんどかったんよ」
『置き勉しとる教科書とかならまだわかるけど……』
『習字道具なんか前、先生が使わんよったやん!』
『なんで早よ持って帰らんのよー』
「ごめんて〜。ほら、この通り!!!」
『…ふ、わかったわかった。手伝うわ。約束もしてたしな』
「まじサンキュ〜!んじゃあ、これとこれとこれよろしくな〜」
『ほんましゃーないやつやなー』
『お前、俺が居らな生きてけんのとちゃうんか?』
「ん〜……。そうかもな」
「お前居ったら、どんだけ嫌な事でも乗り越えられる気するわw」
『……そーかよ』
ーつまらないことでもー
#つまらないことでも
今人生を振り返ると
ひとつ思うことがある
つまらないことでも日々取り組んだことが
大人になり意外なところで武器になる
君と結婚したい。
言葉にすれば、たったそれだけの話。
人と人とが愛し合って、最期まで添い遂げようとする、どこにでもあるようなありふれた話。──それだけのとても簡単な話が、どうしてか月に行くよりも難しいのだ。
楽しいことも、嬉しいことも、悲しいことも、つまらないことも、なにもかもを君と共有したかった。
病めるときも健やかなるときも側に居たい。ずっと共にあることを誓いたい。他人に認めてもらえなくても、法に認めてもらえなくても、神に認めてもらえなくても──君と私さえあればいいって、そう信じていたかったんだ。
──でも駄目だ。信じるだけで人は救われない。落とし穴はいくらだってあるのに、蜘蛛の糸の一本ですら見えてこない。
これまでの人生で、善行ばかり積んだとは言わない。いちども悪行をしなかったとは言わない。──けれど、でも、だって。
"普通"の人間なら当たり前に手に入っていたはずの権利が、私たちには、こんなにも遠い。
なにがいけないのだろう。私たちはなにを間違えているのだろう。──私たちは、どこで普通じゃなくなったのだろう。
誰に聞いたところで明確な答えの返らない問いを抱えたまま、私は今日も君と間違いだらけの恋をするのだ。
「つまらないことでも」
つまらないことでも、貴方がいたから楽しかった
つまらないことでも、どんなことでも、笑い飛ばせた
貴方がいれは、貴方となら
どこでも、なんでも、
愛する貴方となら
暗闇の中でも私達の未来を
暖かい光で先を照らしましょう
私と貴方との過ごした時間は
屋根となり、壁となり、私達を守る大きな力になるでしょう
もう二度と貴方の手を離さない
もう、二度と
絶対に。
つまらないそれは平穏無事といい求めてやまぬ子の未来なり
つまらないことでも
つまらないこと
簡単か難しいか興味も関心もない
あたりかな
わからないものでも
無関係ではない
つまらないことはあまりない
あまり明確にしない
つまらないことでも
道中でつまらないと思っただけで
退屈しのぎにはなってる
やりたくないことなら
やらないように工夫したらいい
やりたくないことを工夫したら
案外面白くなったりもする
工夫が楽しさを生む
やってしまえさえすれば
やれるとこまでやることになる
やるまでもないとか思うのは判るよ
大半はやらないことばかりだし
それでも
何もやっていないのに
つまらないはあんまりじゃない
やらない理由なんだと思う
つまらなくないことでもやってたらいい
ほとんどの人達が固執してることは
つまらないから続いてる
単なる習慣でしかなく
実は負担なんだと気がついてない
それが何であるか既に重要ではない
そうゆう中毒なんだと思ったりする
そうゆうのが好みなんじゃない
生活のバランスにはなるね
偏り過ぎずにならないなら
健康的によいね
大したことではないことの積み重ね
それが潤滑油になってる
つまらくても悪くも良くもない
悪くなるとしたら
それはつまらなくはない
そんな積み重ねなんじゃないかな
中毒って辞めれなくはないから
飽きるまでやってればいい
精神か身体が逝くのが先かもしれんけど
やめれなくて
それでも飽きてるんだと
気がつきなさい
それでもしたいなら
ちょっと工夫したらどうなんでしょうね
つまらないことでも
人殺す、つまらない。
君をみる、楽しい。
君をねたむ奴を殺す、楽しい!
楽しいことを私はやる。
だって、つまらないことでもさあなたのためにできるなら楽しいの。
あなたのためならば、死んでもいいから、愛してほしい。