『さよならを言う前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
さよならを言う前に。
あなたに伝えたい言葉があるんだ。
理解されないかもしれない。
が、それでも言うよ。
永遠に届かなくなる前に……。
うざがられても、もう構わない。
最後まで分かりにくい奴でごめんね。
それじゃあ元気でね。……さよなら。
さよならを言う前に 最後の一言を…
今まであった沢山のことに蓋をして
見て見ぬ振りをしてきたことを謝りたいんだ
今日まで気がつけなかったこと
やっと前を向けたこと
それをどうしても伝えたくて…
今までのことを許して欲しいとは言わないけれど
ただ やってしまったことを悔いながら
それ以上のものをお返ししたいと思っています
ありがとう
そして
さようなら。
さよなら言う前に
過去にさよならを言う前に
過去を振り返って…
ごめんね。守ってあげられなくて
つらかったよね…
もう、楽になっていいよ
ゆっくりマイペースで少しずつ
過去を優しく癒していこ…
ひとつずつ…
微細な一歩で…
さよならを言う前に
言い訳を言う前に
ごめんねと言えばよかった
文句を言う前に
ありがとうと言えばよかった
さよならを言う前に
愛していると言えればよかった
【創作/散文/さよならを言うまえに】
いくつかお伝えいたします。
ひとつ、劇場内は狭く
暗転中は墓穴よりも暗くなります。
ゾンビパニックなどの非常時には、
当劇場、係員特装部隊の指示に従ってください。
生存率がぐんと上がります。
ひとつ、上演中のスマートフォン等
電子機器の使用はご遠慮ください。
当劇場、二階及び吊り下げバトンに待機する
スナイパーが勘違いし、
赤いランプ及び光源を意図的に射抜きます。
ひとつ、カーテンコールでの花投げは
必ず真っ赤な一輪の薔薇。
白いリボン付き、でお願いいたします。
板の上で演じきった彼ら彼女らは、
もうすでにこの世のものではありません。
死者への敬意を持って、
一輪の薔薇を投げ入れましょう。
それでは、紳士淑女、お歴々の皆さま
開演ブザーが悲鳴を上げます
客電がおとされます、客席へ
幕が上がります。もう逃げられまい
さよなら
さよなら
さよなら
こわい
自ら死ぬとき
そんな感情いらない
なのに出てくるもの
さようならも言えずに
この過酷な社会から
消えるくらいなら、
さよならを言う前にちゃんと目を合わせる。
さよならを言った後にまた会おうねと約束する。
次に会った時に最高の笑顔をプレゼントするよ。
テーマ「さよならを言う前に」
わからないことばかりだ。
ああ、沈んでいく気持ちが
心を揺らす。
君は言った。
「もうあなたとはいられない」
なんだ、それ。
理由がわからない。
問うたところではぐらかされた。
「さよなら」
さよならを言う前に
自分の何がいけなかったか
教えてほしかった。
「さよなら」は最終兵器
あまりにもダメージが大きいから
「またね」「ほなね」「バイバイ」などの軽い言葉でやんわり周りを取り囲み
気づかないふりをする
そっと遠ざかる
覚えていて欲しかったのは昔
今はもう忘れて
(さよならを言う前に)
この日本という国に生まれてよかった。そして、日本にいる人達に幸せになって欲しい、、。
さよならを言う前に、言いたい事全部言えたり清算したり殴り合ったり何かしら準備ができて、そしてちゃんと「さよなら」って言えたら、その人への思いは昇華できるじゃないですか。
でも、何の準備も言葉もなく、いつのまにか会えなくなったとか突然消えてしまったとかだと、どうしたらいいですか?
時間が解決するのを待つしかないんですかね。
呪いの言葉でも吐いときゃよかったよ。
「さようなら」と元気に挨拶をして、みんな笑顔で帰っていった。
土日を挟んで翌月曜日
〖1995年1月17日〗
阪神淡路大震災が幼稚園を、私の家を、子ども達の家を襲った。
家が崩れて道を塞ぎ、なんとか園にたどり着き、子ども達の家を安否確認のために一件一件回った。殆どが留守で『小学校に避難しています』『大阪の親戚の家にしばらく避難します』という貼り紙があると、とりあえず命は助かったと安堵する。倒壊した家屋の前で呆然と立ち尽くす。避難先となっている小学校や中学校へ走る。
そんな生活を2週間ほど続けぼろぼろになった私達に残酷な知らせが届き始めた。怖く痛く悔しい思いをしながら亡くなったのであろう小さな命。
それでも私達は生きて行かなくてはならず、命の助かった者として懸命に動き、なんとか園の中を整え、半分を避難所にあて、半分で通える子ども達だけ保育を始めた。せめて、幼稚園に来てる時間だけは、安心して楽しめるように。明日を楽しみに出きるように。
「明日も一緒に遊びましょう。
さようなら」祈りを込めて
そう言って見送った。
だから今でも私はさようならを言う前に必ず『また会いましょう』を言うようにしている。祈りが届くように。
#さようならを言う前に
お題:さよならを言う前に
さよならを言う前に優しい言葉をかけよう。君が心配しないように。君が悲しまないように。
それでもきっと悲しんでしまうんだろうな。それでも最後までいい思い出として記憶していてほしい、というのは自分のエゴなんだろうか。
さよならを言う前に君に笑っていてほしいから。
2024/08/20/(火)/曇り時々雨
『さよならを言う前に』
何か言わなきゃとは思っていたの。
君の心に、少しでも響く言葉を、何か。
だって、もう会えないかもしれないから。
でも、いざ言葉にしようとすると
なぜだか全部ありきたりな
薄っぺらい言葉しか思いつかなくて。
カッコ悪くてとても口にできないわ。
だから、私はさよならを言う前に
この言葉を言うの。
また、会おうね。
って。
さよならを言う前に君に言いたい。
「ずっと好きだった」と。
伝わらなくれもいい。
それでも、私は。
さよならを言う前に
最後に伝えたい言葉は「ありがとう」
仲良くしてくれたり、優しくしてくれたり、
相談聞いてくれたり、一緒に遊んでくれたり
思い出がいっぱいある
でももう疲れちゃった
だからバイバイしたい、さようなら
生前、実家の父がかわいがっていた
黒猫がいた…
父は動植物を愛してお世話をする人で
黒猫(仮タマ)もいつも一緒に寝ていた
しかし他の家族は動植物には
あまり関心がなく残されたのは、
当時すでに16歳にもなっていたタマだ
父が亡くなったのは真冬前…
家族は、老猫を外の倉庫に住まわせた
我が家に連れて帰りたかったが
やはり実家の飼い猫は自由にはならない
とりあえず、段ボールや冷気を遮断する
物を揃えて、温かいベッドも買って
最大限に暖かい家を倉庫の中に作った
私がしている事をよく理解しているのか
すぐ中に入りくつろいだ…
そうやって毎年実家に通い冬支度をして
精一杯世話をしたが…
3年後…「さよならを言う前に」
タマは天寿を全うした
今、我が家には黒のトイプードルがいる
3歳だが、ものすごく猫っぽい子だ…
猫のように、おもちゃにじゃれて
すごく気まぐれで犬みたいに懐かない
「きっと、この子はタマの生まれ変わり
だね」と話している。
今も私にピッタリくっついている
今度は私が良い環境で、最後まで一緒に
いるから安心して長生きしてね
#15 さよならを言う前に
さよならを言う前に、あなたはどこかへ行ってしまった。
私を嫌いになったのならそれでいい。きっと私が不甲斐ないせいで、愛想を尽かしちゃったんだよね。
でも、さよならくらい言ってほしかった。私を傷つけてほしかった。
・さよならを言う前に
これだけは言わせてほしい…
「見た目が全てじゃねぇんだよ💢」
さよなら、どーしようもない私の彼氏…
見た目だけで好きな人ができたと言ったあんたは
この先後悔することでしょう…
ねえ?
気付いてないと思ってた?
そんなに私は単純だと思ってるの?
貴方の言葉
貴方の態度
いつもと変わらないようにとしてたでしょうね
でもね
後ろめたい気持ちは
少なからず出てしまうものなのよ
私は貴方にどうしても縋り付いていたい訳じゃない
それに私以外の女に目移りするなんて
こっちから願い下げよ
だから ね?
・・・さようなら
「さよならを言う前に」