『この道の先に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『この道の先に』
いつか離れ離れになることは分かっていたけれども、ホントウの別れの時はこんなに酷い気持ちになるんですね。手足は冷えきって、心臓は何処かに落としてしまったみたいに物静かだ。こんなに独りきりが恐ろしいのに、僕らはタッタ一人で生きていくんですね。
どんなに大人に近づいても、選択を間違えてばかりだ。どれが一番いいのかなんてわからないから、自分がいいと思った道を進んでいる。だけどいつも、あの人はいいな、あの人だったらな、と人を羨んで、自分のしたことに後悔ばかり。自分を信じてやってきたことは、大抵うまくいかない。だから、もう期待なんかしない。この道の先に、どんな未来があったとしてもこれも運命だと受け止める。どうせうまくいかないんだから、破茶滅茶に暴れてやるよ!
この道の先には。
あなたが期待していること全てが待っている。
それは、あなた次第で開ける道。
いつかはわからない。
あなたが満足したら開ける道。
この道の先には何があるっていうんだろう
運なんてものは当てにならないし
未来に期待もしていない
それに僕の選んだ道だ
ろくなもんじゃないことは分かってる
それでも少し期待してしまうんだ
この道の先に誰が待っているだろうか?
今まで出会った人は多けれど私のために待ってくれている人はそう多くはない。
“この道の先に”
好きなものが2つあって
どちらかを選ばなければいけない時
あなたならどうするだろうか
どちらも自分にとって大切
でも、客観的に見ると選ぶべきものは決まっている
もう片方は捨てなければならない
捨てなければ、幸せはない
だが捨てても幸せは減るだろう
捨てれば罪悪感と共に生きることになり
捨てなければ自己嫌悪と批判の渦に引き込まれる
どの道の先にも、本当の幸せはない
そんな中で、あなたは選択をできるのか
俺は、できない
「この道の先に」
この道の先には暖かいものばかり染まっている。
それは少し私の心を締めつけるような物。
懐かしい学校
懐かしい同級生
懐かしいあの感情
あぁ早くみんなに会いたい……
「この道の先に」
私の未来は作れるのかな、
この道の先に
キヨ・ウーという祠があるよ。
~この道の先に~
今、私が歩いている道は暗くて何も見えない。ついでに言うと凄く細くて歩きにくい。あと凸凹してると思う。
人より生きにくい道を自分から選んだと分かっていても、メンタル壊れそうな時が多い。
不登校して、そのまま卒業して、更に引きこもるようになって。親からも、弟妹からも冷たい目で見られるようになって。
「いつまでそんなことしてるの、さっさと自立しなさい」
「いい加減外に出て働きなさい。金もないんでしょ。」
確かにお金無くなりかけてるし、働かなきゃいけないのもわかる。今のまま突然親が居なくなったら、私は 生きてく術がないもん。このままだったらのたれ死ぬよ。
でもそれが本望だったりするから。わりとありなんじゃって思ってる。
みんなと同じように、当たり前のような顔して国公立行って四年間大学生して、卒業してそれなりのところに就職したら、子供としての責務は果たされるんだろうけど。そんなこと出来るとは思えないし、やりたいとも思わないし、まず学校という空間がだめな時点で今後の輝かしい未来は無い。最終学歴高卒なんて、そんな大した人生遅れやしないから。全てに影響する。地位、周りからの見られ方、金、人生の選択肢。所詮日本は学歴があってなんぼだし、無いとまともに生きていけない。凄く苦しい生き方しかできない。
なんで私をこの世に産み落としたの。子どもが嫌いな人が親になるんじゃないよ。暴言暴力でしか物言わせられないような人が。私は絶対子ども産まない。産んじゃったら、私と同じ道を歩ませる自信しかないから。そんな可哀想なこと、したくない。
だから、早く殺してよ。死にたい。こういう屑は、居ない方が、良いから。あと、この道歩くの疲れた。
~この道の先に~
「あぶないっ!!!」
俺の声でビックリしたのか
猫が奥深く茂みの中へ
潜り込んでしまった。
最近動物が
危機感もなく道路へ
飛び出してるのを見てると
心からハラハラする。
けれど
何事の無かったかのように
毎回俺に甘えてくる。
野良猫のくせに。
けれど他の時間帯に
見てみると
俺だけにでは無い
子供から老人にまで甘えてる。
「特別じゃないんだな…」
しかし俺に気づいた猫は
やはり他人ではなく
俺にスリスリ甘てくるのだ。
仕事用のスボンが
毛で汚れてしまう
みんなに愛されているからこそ
保護なんて無理なのかもしれない。
そう思って
俺は仕事に行く道を
ゆっくり歩いた。
猫が鳴いている…
段々と大きく
ん?大きく?
俺は振り向くと
しっぽを左右に揺らしながら
着いてくるのではないか!
「何してんだっ…!
元に戻りな?危険だよ!」
早口で説明しても
相手は猫なのだ。
心配していると
猫が先頭を突っ走った。
仕事なんで
どうでもよかったのだ
俺は無我夢中に走り
猫の後を追った
やはり潜り込むのは
いつもの茂みの中
小さな子供が
ギリギリくらいだと思う。
けれど少し待ってみると
俺でも入れる大広場に
猫が出ていくのが分かった。
それを見失わないように
急ぎ足で走った
そろそろ息の限界だと
思ってる頃
猫が落ち着いたと
思ったら
着いた場所が
ある一軒家だった。
なんというんだろ
なんだか今風でもなく
昔風でもない
懐かしい香りがする
建物だった。
そこに猫が合図を送る
そしたら聞こえる
いつもより高めの鳴き声が
俺は猫を
2度見してしまった。
「お前…雌だったのか!」
と声を出すと
家の中から
女性が顔をのぞかせた。
「最近産まれたんですよ!」
俺は人見知りなせいか
会釈しか出来なかった
「って言う話は
後にしませんか?」
俺は恥ずかしくなり
クッションへ顔を埋めていると
俺の膝へ猫がたむろってきた。
「お前のおかげだよ
俺にこの道を案内してくれて
感謝しかないよ」
そしたら
初めて俺の顔を見て
高めの声で
泣(鳴)きわめくのだ。
この道の先にあるものは
それがわかるのは
僕の命が終わる時
その時に
笑っていることができたなら
そこにあるものは
僕が一生を使って探した
僕の人生の答えだよ
この道の先にあなたはいるかな?
私のことを待っていてくれているかな?
『この道の先に』
人生は沢山枝分かれした選択肢という道の先に続いている。
小さな道と大きな道
人は毎日、選び進んでいく。
人それぞれ道は違っていて、長さ、形、数、複雑に無数に存在している。
進む先が決まっている時もあれば、迷い戸惑い苦しむ中で見つける時もある。
大きな道を進む時は特に慎重に考えなければならない。
何せその道は後戻りが出来ないのだから。
僕が進んでいく道の先には何があるのだろう。
明か暗か。幸か不幸か。楽か苦か。
今日も僕は己の道を選び歩いていく。
お題【この道の先に】
少し歩きすぎちゃったな
ここどこだっけ 近くにいた友人も
いつの間にか姿が消えていて
全く分からない場所に着いてしまった
幸いスマホは触れたものの
充電切れと表示され真っ暗に
何でこんなとこに
来ちゃったんだろうではなく
どうやってここまで?と言うのが強かった
ふと祖父と祖母が
言ってきたことを思い出した
『〇〇は、優しいから保育士さんかな?』
「いーや。介護士さんよ」
『どっちの道に進んでも〇〇らしく』
「居てくれれば私達は嬉しいわね」
そう言ってくれていたっけ
気付いたら真っ暗になっていた
明かりはどこにも見当たらず
ただひたすらに歩いていく
この道の先に…
祖父と祖母のいるところに行ける
そう確信した時
疲れは飛んでいきただ早歩きになっていた
この道の先に。
私には夢がある。
だからこそ、いまを生きるんだ。
辛くても、惨めでも。それでも。それでも…。
そうだ。世界は変わるんだ。
世界が変わるんじゃなくて、私によって
世界は変わる。
私の見方で変わるんだ。
だから前を向いて、上を向いて頑張ろう。
一歩ずつ着実に。
いまの努力がいまの積み重ねが未来を掴む。
この道の先にある未来を掴め。
あの人のおかげで決まった道。
あの人がいてくれたなら...
この道の先に
「この道の先に」
だれもいないアスファルト
オレンジ色のライトに照らされている
信号だけが意思表示している
自分の影を見てみる
思い出すのはチョークファームの街路灯
エネルギーに満ち溢れていた
深呼吸してみる
雨あがりの緑の匂い
しがらみのない時間から
ワタシはどう変わったのだろうか
この道の先に何があるのだろう
きっと、ワタシは 「私」なのだろう
この道の先に
さまざまな不幸が待っている
僕はそう信じてる
世の中は怖くて嫌な事だらけ
僕はこの部屋から動けない
あれから何十年経っただろう
白髪で皺くちゃな僕は天に召された
あの部屋から動けなかった僕を
僕は嫌いだった
消えてしまいたいと
願うほどに嫌いだった
なのに…
僕は僕を不幸にさせないように
必死で守っていた
僕は僕を傷つけないように
必死で守っていた
僕は僕を悲しませないように
必死で守っていた
僕は僕が大切だった
僕は僕が大好きだった
光の国で僕はそれを知った
「この道の先に」
2022/07/03
この先の道に
実際は何があるのかなんて
本当は誰にも分からないのに
普段は分かったような気分で
歩いてる。