『この場所で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
この場所で
この場所で生まれ育ち
そして旅に出る
成長し何かを見つけたら
帰ってこよう
そのときは
この場所で朽ちるのも悪くない
「この場所で あなたと出逢えた
この奇跡は 絶対に無駄にしたくない」
と、思える人がいること。
それって すごく幸せなことなんだなって 思うんです。
家族がいること
友達がいること
好きな人がいること
恋人がいること
この場所で出逢えた 大好きな人を
生涯をかけて 愛していくことが
私の使命だと思ってます。
#この場所で
この場所で。
この場所で
たくさん
ゆうの事を
書いてるかも?
この場所で
幸せになろうよ。
この場所が
いいよ。
いつからだろう そう思ったのは
苦楽の中で息をして 愛憎に心を染めて
幾阡もの時が走っていった この場所で……
いつからだろう そう思ったのは
八苦の中で悶えて 離別に袖を濡らして
幾萬もの希望が葬られていった この場所を……
(この場所で)
この場所で ただ生きている
あなたの居た世界
あなたの居ない世界
それでも
ただ 生きる
こんなにささやかな わたしの存在も
あなたという奇跡の痕跡だから
この場所で
ここで毎日手を合わせる。手を合わせない日はない。寝る前は、1日無事に過ごせたことのお礼とおやすみなさいを言って、布団に潜る。
ここで、この場所でお父さんが夢に出てくることを願っているよ。
今日もありがとう、おやすみなさい。
私には夢があったが叶えられないまま後悔している。
とても憧れてる職業だった。私は夢を目指せる学校に特待生で進学した。親はそれを応援して割り引かれた学費と一人暮らしの金銭面をサポートしてくれた。弟妹は私の学費のせいで進学を諦めた。遅刻欠席は一切無く、成績も優秀で、就職活動も周りよりもやったはずだ。それなのに夢を叶えることは出来ず、今年の春から全く違う仕事に就く。
家族の未来を踏みにじってまでこの場所にいるのに、私はこの場所で何をしていたんだろうか。
この場所でずっとずっと待っています。
そう言ったら、貴方はすぐに帰ってこようと言っていたから。
今日もこの場所で、帰ってこないはずの貴方を、帰ってくるはずだと待ってしまう私がいるのです。
この場所は、わたしの宝物であった。
昔、わたしが小さかったころ。わたしたちはこの家に越してきた。
わたしはこの家が好きだ。この白い壁、明るい色のフローリング。黒いソファ。
当たり前と言えば当たり前だ。わたしは昔からずっと、毎日毎日この家で過ごしてきたのだから。
でもそれは、とても不思議なことでもある。
偶然生まれ落ちたこの家族。そして選んだこの家。
はじめは真新しかったこの机も、今はシールを剥がした跡とジュースの染みと、鉛筆の薄い線が拭いても取れないくらいにこびり付いている。
今まで何度ここで食事をしたのだろう。
何度ここでゲームをしたのだろう。
何度、ここで笑ったのだろう。
あとすこし大人になったら、わたしも自分の家というのを見つけるのだろう。
でもきっとそれは、この家にそっくりのはずだ。
この家は、この場所は、わたしの思い出そのものなのだから。
貴方との思い出は、今も私の心に
深く、根付いているのに。
どうして周りは、貴方は、
過去に取り残された私を置いて、未来へと進んで行ってしまうの
---二作目---
死んでしまいたい、と思った。
私に生きている価値なんて無いと、そう思った。
...けれど、君に出逢えたから。
画面の中だけれど、それでも、その可愛く眩しい笑顔が
私に、生きる希望をくれたんだ。
...生きていて良かったと、思わせてくれたんだ。
#この場所で
209作目
走馬灯は天井の染みになりそうだ。
墨田区の隅にあるアパートの一室。中古のワンルームが狩賀の自宅だ。
飛行機の音がした。飛行機じゃなかった。耳の裏側を飛んでいた虫の羽音だった。虫は目の前をしばらく旋回して部屋の隅の暗がりへ見えなくなった。
狩賀はみすぼらしい布団に仰向けで横たわっていた。枕に頭を預けると、何の形に思える訳でもない染みが丁度真上に見える。
「ああ」
叫んだ。幽かに。特別な意味もない、だけど近所を気にして小さくなった声と、ただそうしたくなった衝動を捻り出した。声はトタン屋根を叩き付ける雨音に押し潰された。
狩賀の音吐を拾ったのは狩賀だけだ。それで十分だ。と考えてみた。確認できた。それ以上望めないさ。
狩賀は生きている。
この場所で
この場所で
「わたし」として生きる
それは
このうえなく愛しいことであり
このうえなく苦しいことでもある
この場所で
「あなた」と生きる
それは
このうえなく尊く
このうえなく幸せなこと
この場所で
「二人」で生きる
それは
過去を捨てるのではなく
過去に「希望」という
光を当てること
出会った
私はこの学校でカレと出会った
初めて見た時は髪型が女の子みたいでかわいいななんて思ってたけど、ちゃんと男の子だった
ちょっと心配性なところがあるけど頼もしいカレ
その人間性に惚れたのかな
私はまさかこんなに仲良しになれるとは思ってなかったからとても嬉しい
私達しかいない学年で
くっつかないわけがないのかも
出会った
そう、この場所で
女の子が唯一の同級というのは少し緊張したけど
すぐ打ち解けられたから良かった
この子となら仲良くできる、話してて確信した
俺は守る事に特化してるから
絶対に彼女を守ってやるって
心の底から決まってる
強い彼女のサポートをして
最強の二人になるんや
私達は仲良しすぎて
みんな困っちゃう
いつも一緒だからかな
だって一緒にいる以外の選択肢がないんだもん
そりゃそうもなりますわ
しかもだよ?
相性が抜群すぎて怖いの
どんな事であれ
相性って大事
ずっとずっと
骨になっても
一緒にいられるように
私達は今日もあの場所へ向かう
確かに、ラーメンを食べていた!
このバター炒めで。
お題は、この場所で!じゃあーってかあε=(ノ・∀・)ツ
もうひとつ
もし、私が留学していたら?
留学していただろう。
以上
みなさん、コケないでね。
どこにも、お題が入ってないわ-ってかあε=(ノ・∀・)ツ
『この場所で』
「20歳になったら、この場所でまた会おう。」
そう言われてから何年経っただろうか。
ここへ帰ってきてから僕はどれだけ君を待っただろう。
覚えていたのは
僕だけだったんだね。
この場所で
あの人と私と他のお手伝いさんが居るこの場所で
私はあと何年あの人に仕えることが出来るのだろう。
この場所で
今すぐにでも逃げ出したい。
家や学校から。
過去の僕や今の僕を知っている人たちから逃げたい。
ずっとそんなことを思っている。
僕を知っている人たちの中の僕のイメージを崩したくない。
でも、崩してしまった。
なんて思われるか思われているか知るのが怖い。
そのせいで人生で初めて悪夢を見たよ。
今まで普通に話せてた人たちから必死を逃げてた。
そんな夢。
過呼吸になるまで走り続けてた。
起きても過呼吸になってたであろう感覚があった。
あの日は朝から疲れたよ。
けどさ、知っている人がいてもそこは僕の知っている場所。
知らない人がたくさん居るとこに逃げても、僕はその場所を知らないからこれからどうすればいいか。
どこに行けばいいのか、全然わからない。
だったら、知ってる人たちがいる中で隠れられる場所を探そう。
僕自身を守るためのかくれんぼをしよう。
そしたら、ここにまだ居られる。
「この場所で」
この場所で君に別れを告げる
今までありがとう、楽しかったよ。
これ以上は何も言わない。元気でね。
…今でも私は君の事が大好きだよ。
駅前のコーヒーが美味しいカフェ、子供の頃毎日のように遊んだ公園、デートでよく行った水族館、学校帰りに寄ったファストフード店、夜景が綺麗な海沿いの散歩道。
それらが形を変え、なくなっていく度
あなたとの思い出すら変わっていく気がして少し怖くなる。
ずっとずっとこの場所で、美しい思い出に浸っていたいのに、日々は少しずつ変化していく。
私を置いて。
この場所でみんなと出会えて良かった。
この場所を離れる時
私はきっと最初にそう思うだろう。
そして私はどれだけ幸せだったか
答え合わせが待っている。
きっと寂しく思うだろうな。
この場所を離れるまで
私はシャッターを押し続ける。
「この場所で」