『この世界は』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
この世界は平等で、
でも不平等でもある
この世界は公平で、
でも不公平でもある
この世界の人間は差別をしないといい張るが
実際差別をしていると感じる人は多数いる
だからこの世界は戦争が起きるのだ
30テーマ【この世界は】
この世界は闇と光で満ちていて
人間はふたつに分けられた
ああ、この、腐った世界
終わる日が来るなら それまでは
曇りの中の太陽みたいに
ぼんやり照らして私のことを
ナイフで心臓突き刺して
世界の隅に花束を
ロザリオ掲げて待っていて
曖昧にただそこにいて
傘をさして見上げてて
羽を貴方にあげにいくから
お題 この世界は
空からの輝きを遮るこの5本指には幾つの糸が絡みついているのかな
私は棄てたと想っていた
息が詰まる私のセカイ 武器なんてなくて
唯一手に入れた、たった一つの刃
人にも私にも振るって血溜まりをつくった
ねぇ、それくらい苦しかったよ
同情なんていらない共感が欲しかった
偽善なんていらない肯定が欲しかった
めをとじて みみをふさいで しげきをねむらせて
でも、私の周りには沢山の糸があった
ただの緑もあった 赤と青が絡まっていた
束になって頬に添えてくれる手は 優しくて…
嗚呼、白でも黒でも色じゃないか
私の指に絡まるキズナの色はきっと歪だ
…………でも、陽だまりに輝く色はなぜか奇麗だ
私の目に映る世界(いろ)は美しい
#この世界は
この世界はせまいようで広いよね
って子どもの目から知る居場所
我が子が生まれた頃は、ちょうど新型コロナの外出自粛が発令されていた。新生児期の育児は外出などまともにできない状態だったけれど、ベビーカーや抱っこ紐が使えるようになってからも、市外に出られないのは時折窮屈を感じた。
そんな時に我が子の顔を見ると、何ともキラキラした目で周りを見る。もう何十回、いや百回は超えているかもしれない近所を、「おもしろいものがたくさんある」と言いたげに声を上げながらはしゃぐ。その声がふと見慣れた景色を新鮮なものに変えてくれる。
この世界はせまいようで広い。よっつの目で見る今の居場所は、まだまだ広い。
この世界は
この世界は残酷なのに、ひどく美しくて。
呪いたいほど憎たらしいのに、たまらなく愛しくて。
決して味方になってくれるわけではないのに、敵ではなかった。
この世界は、そんな矛盾であふれたかけがえのない場所なのです。
この世界は
醜くも美しい
残酷で儚く尊い
どちらか一方では成らない
non
この世界は
私が見てる世界
すなわち日本
小さな小さな世界
昔どこかの誰かが適当に言った事を誰かが信じ、
それをまたどっかの阿呆が信じ…
それはいずれこの世界、
日本で言う一般的、当たり前となっていった
意味なんて考えず忠実に守る事
それこそが日本人が日本人に対してとるマウントで確実にに勝てる方法で美徳だからだ
自分勝手な思い込み、
洗脳されてるとも思わない
それが日本人
この世界は住みにくいなー
と思ったのは小学生の頃
長女じゃなければ、この世界も家族も捨ててたのに
そんな私もこの世界の住人で、
まんまと洗脳されている
この世界は
点
線
面
立体
液体
気体
無限大
言葉が分からなければ
広く感じる
世間じゃなくて世界で生きれますように
―この世界は―
この世界は、不平等
且つ、理不尽
人の不幸で、笑顔になる人
人を助けて、不幸になる人
誰かのために、努力する人
それを見て、ただ嘲笑う人
努力してるのに報われない
何もしなくても幸せいっぱい
そんなのおかしい?
これが当たり前
もうそろそろ慣れてかないと
己の幸福の材料くらい
ちゃーんと把握しとかないと
「え?なにそれ?」
知らないの?
幸せ≒誰かの不幸
不幸≒誰かの幸せ
どの公式より大事だよ?
この世界は、不平等
且つ、理不尽
でもそれこそがこの世の秩序
これが分からなきゃ
この先大変
Can you understand these?
#この世界は
夕方、ニュースを見る。
「アイドル○○が俳優△△との熱愛!?」
と大見出しで放送していた。
激しい文字とアナウンサーの淡々とした声が合っていない。
くだらない。
芸能人言えども他人で、そんな人の生活ほじくり出して、見て、何が良いんだろう。
騒いでる人だって恋愛してるでしょ。
本当にくだらない。
「ウイルス再拡大か」
別のニュースに移る。約2、3年ウイルスという文字を見ない日は無かっただろう。
パッと画面がとある政治家の顔を映す。
『えぇ、はい。感染拡大を防ぐために国民の皆様にー』
またか、と思う。
もう良い。何回も聞いた。毎回同じこと言ってるの本人だって分かってるでしょ。
他に言うことないわけ?
ふと、さっきのニュースを思い出す。
くだらない熱愛報道で騒ぐ人たち。
どうでも良いと分かるはずなのに何も考えていないからニュースに食いつく人。
一緒だ。
今画面に映ってる政治家も一緒だ。
お前は子供だから何も分かってないんだ、そう言う人もいるだろう。
でも、なんでやろうとすることを変えないの?
もう前やったじゃんこんなこと。
言ったじゃん同じこと。
国民の私たちより頭が良いからこの仕事任されてるんでしょ。
なんで微笑みながら同じことしか繰り返さないわけ?
ちゃんと考えてないんじゃないの?
どこか、くだらないと思ってるんじゃないの?
暇を持て余してるんじゃないの?
熱愛報道のニュースが出る前の日のニュースは、確か
「○○大臣、マスクをせず会食」
テレビ越しの私の気持ちなんて、伝わらない。
この気持ちだって誰かにくだらないって言われるに違いない。
くだらない物なんて無いはずなのに。
でも、今だけは
この世界は、何も考えないくだらない人しかいない、
そう感じてしまう。
この世界は
子供のくせに
早く大人になり過ぎないで
⟬不平等⟭
なんで私だけできないの?
そんなことばっかり。
自分を責めて勝手に傷ついて。
辛いな。自分が惨めで。
でも、ほんとにそうなのかな?
きっと自分にしかできないことがある。
そう信じて、前に突き進む。
そうすることで、自分に自信を持って
胸をはって生きていくことができるのかな。
いつか堂々と歩くその日まで。
少しずつ少しずつ頑張ろう。
この世界は
理不尽できていた
私たちは理不尽な事に巻き込まれながら
日々、言葉を探しながら生きている
ああ言えばこう言われ
それでも嫌われないように
自分の気持ちを押し殺してまで
相手に伝えたい気持ち
そんな理不尽と戦う私たちは
偉い、強い、美しい
それでも生き続けるあなたが愛おしい
だけど自分を殺してまで
何かを伝えなきゃいけない相手ですか?
この世界は理不尽に満ちている。
手に入らないものを求めて彷徨うばかりだ。
この世界は愛に満ちている。
慈しむ心に果てはないのだろう。
この世界は矛盾に満ちている。
傷つく誰かの隣で誰かが笑っている。
この世界は。
この世界は
1日の終わり、今日も疲れたなーって窓から空を眺める。
毎日同じことの繰り返しじゃん。世の中狭いなぁ。
…星が綺麗に見れる場所で良かった。星座とかなぁ、
昔の人は凄いな。想像力が豊かなんだな。
いや、もしかして本当にあったことなのかもしれない。
いやいや、現在進行形かもしれないぞ。だってほら、
あの薄い雲ドラゴンみたいじゃないか?…うわ、
未確認生物とか信じると世界が広がって楽しいぞ…あれ、
この世界は広いのかもしれない
この世界は 素敵が
いっぱい
色とりどりのお花
青い空 爽やかな風
自然が美しい日本
この世界には、あなたが居た。
でも、もうこの世界のどこにも居ない。
貴方が燃えた、その残りも。
髪の毛1本さえ。
何もかも残っていない。
貴方は中途半端を嫌っていたね。
貴方の形はもう、この世界のどこにもないのに。
私だけが貴方を覚えている。
これは、中途半端なのかな。
じゃあ私が消えたら良いのかな。
そうしたら、私の残りはどこにもないのに、
私のことを覚えている人が出てくるね。
どうしよう?
この世界は中途半端だ。きっと。
こんな考えも中途半端に涙で途切れてしまう。
この世界ごと無くしてしまえたら、
こんなつまらないことを考えることも無くなるのに。
「この世界は」
生きていれば、うまく行かないこと、大変なこと、落ち込むこと、色々あると思う。
でも下を向いていたって、そこには答えなんてないでしょ。
顔を上げて、ほら、笑ってみて。
この世界は素晴らしい。
あなたがいるから。
テーマ:この世界は #64
「あ、また一つ増えた」
冷たい風が僕の頬を撫でる。
真っ暗な夜の中、ビルの最上階から街を見下ろす。
『全く、懲りないねぇ…人間は』
僕の隣でそう呟くのは、人外といったほうがいいのだろうか。
まぁ、何にせよ人間ではない。しかし、そこに存在しているナニカだ。
『なぁ、真(まこと)』
ナニカ、ことシャドウが僕の名前を呼ぶ。
『人間はいつになったら眠るんだ?』
僕は何も言わなかった。ただ夜の街の光を睨む。
『おーい、真ぉ…』
シャドウがかまってもらえないからか、うるさい。
「僕に聞かないでもらえる? 僕だってこの光がうざったいんだ。はやく、無くしたいんだからさ」
僕は光を見つめたまま言った。
『じゃあ、早く始めちまえばいいじゃねぇか』
シャドウはそう言ってケケケッと笑う。
・・
「わかってるよ。もう少しで条件が揃う」
僕は今度は真上を見る。今日は月が三日月だ。
下弦の月。
それは新月がもうすぐくる合図だ。
そしたら僕たちが開放される。
この世界は僕たちの物へと変わるんだ。
※明日へ続きます。
これから少しの間、リレー小説になります。
短編が好きだという方はしばらくお待ち下さい。
by狼星
この世界は、今、大きく変わろうとしている、らしい。
シンギュラリティ。
AIが人間の能力を完全に超える日が、もう10年以内に迫っている、とか。
そうなったらいま人間がやっている仕事は――――創造性のあるものからお店の定員から土木工事から何から何まで、最終的にAIに取って代わられる、のだそうだ。
人間の仕事はなくなるのだとか。嘘か真かは未来になってみないと判らないけれど。
「でも今はシゴトがある」
だから私は求人票を見ている。ああ、早くシゴト無くならないかなあ、と思いながら。
でもシゴトが無くなったら人間の価値はどこにあることになるのだろうか、とも思うのだ。
趣味の追求になるのだろうか? そうしたら楽しいだろうけど、本能に忠実に生きることになるとしたら動物と変わらないのでは?
この世界の未来は人間にとって明るいのか、どうか。