きっと明日も』の作文集

Open App

きっと明日も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/1/2023, 12:08:30 PM

そして目を閉じて眠ることもしないで、くだらない動画を見て笑った。誰かの大切な時間を切り取って作られたものをくだらないなんて言ってしまっているのは自分だ、とも思いながら画面を眺めていた。
 やるべきこととかじゃなくて、やりたいことだってやるのにはエネルギーが必要で。それだって別にあるはずなのに手をつけないでぼうっと生きている。毎日が憂鬱だって思ってしまう。全部考えたくないだけなんだろう。
 こんなんでもたぶん、今日も生きたんだと思う。きっと明日も生きていける。

10/1/2023, 11:32:56 AM

【きっと明日も】

ご飯を食べて、お風呂入って、パジャマに着替えて、あとは寝るだけ。
なんにもしなくていい時間に、君のことをぼんやり考える。

カメラを向けられた途端に下手くそな作り笑いになるのに、本当はバタートーストみたいな素敵な笑顔を持ってる君。
キャスター付きのイスに座ろうとしただけでひっくり返るくらい運動苦手なのに、サッカーになったら目も覚めるようなロングキックを披露する君。
ジーンズの前後ろを間違えても気付かずにいるファッション音痴なのに、モデルさんみたいにスタイルが良い君。

不器用なのか、器用なのか。
不恰好なのか、カッコいいのか。
ぜんぜんわかんない君。

でもね、一つだけわかってる。
きっと明日も君のことを考えるんだ。
君のことを考える時間は甘くて苦い。

10/1/2023, 9:57:51 AM

別れは突然やってきた。
ずっと一緒にいられないことは、頭では解っていた。でも、こうも突然その日が来ると、やっぱり動揺せずにはいられない。

俺の不注意のせいだ。
相棒に広い空間を、と思い、新居(と言っても築ウン十年の古い一軒家だが)に引っ越して3ヶ月。帰宅して窓が開いていることに気付いた時は血の気が引いた。うっかり窓の鍵を締め忘れたのだ。相棒のハヤテは器用な奴で、窓を開けるのなんて朝飯前だ。だから充分に注意していたつもりだったのに!
近所に張り紙をしたり、知り合いに当ってみたりしたが、一向に情報は得られず。「ネコは家につく」なんて言われてるから、もしかして前のアパートに帰ってるかもしれない、と思い何度も通ったが、それも空振りだった。

ハヤテがいなくなってから1週間。家に帰って玄関を開けても、物音ひとつしない部屋。物が減ったわけでもないのに、がらんとして寒々しくさえ感じてしまう。
明日も明後日もこれからもずっとこんな日が続くなんて、俺には耐えられそうにない。
これからどうやって生きて行けば良いんだ!
独り部屋の中でそう叫ぶと、外からチリンと聞き覚えのある音がした。慌てて窓を開けると、そこには相棒のハヤテと…白い仔猫?

ハヤテがンニャンと言いながらスルリと家の中に入って来る。部屋の中から外に向けて、ニャと短く鳴くと白い仔猫が入ってきた。
「お前、誰が新入りを入れて良いって言った?」帰って来たことが嬉しくて、涙目になりながらそう言うと、こちらをしっかり見据えて、ニャンと鳴いた。このひと鳴きで、この白い仔猫がこの家族の仲間入りしたことが確定した。
おかえり、おかえり。明日も明後日もこれからもずっと、ここにいてくれるならそれで良い。
新入りがおずおずとこちらに寄ってくる。「よろしくな」と言いながら、そっと人差し指を出してみた。


―――よるのゆめこそ [帰宅]


#75【別れ際に】【静寂に包まれた部屋】【きっと明日も】

10/1/2023, 9:46:00 AM

きっと明日も変わらない世界
朝起きてご飯食べて学校に行く
授業を受けて友達と一緒に帰る
家族と一緒に雑談をしながら夕食をとる
気がついたら寝る時間でそのまま睡眠をとる
こんな変わらない世界が一生続けば良いのにな

10/1/2023, 9:39:56 AM

午前0時


目覚めたまま
迎える
今日と明日の境目


夢の後なら
昨日とは少し違う
区切りと朝を
感じるけれど



最近
一日が早い


君は

眠りにつけただろうか




相変わらず私は
いつもと変わらず
君も知ってる
真夜中のルーティン


何故だろう
朝方にカーテンが
明るさに透けてくると
寂しくなるのは



そろそろ

眠くなってきたよ



君は今頃
通勤電車の中
見慣れた景色を
眺めてる頃




目覚めてすぐ
思い出すのは

君の事

ただ
君の事



きっと明日も


明後日も




          「きっと明日も」

10/1/2023, 9:34:29 AM

きっと明日もいいことがあるよ。

大きくないかもしれないけど。

そんなことで不貞腐れてないで、

小さな幸せを大切にしよう。

〜きっと明日も〜

10/1/2023, 9:34:16 AM

きっと明日もいい世界。
今日がいいなら。明日も、明後日も。
楽しい日は裏切らないから。
苦しかったときも悲しかった日もあるけれど、
その日なにかいいことがきっとある。


何があっても期待は裏切らないんだ。




「きっと明日も」

10/1/2023, 9:25:23 AM

【きっと明日も】
「―――めっちゃ笑ってるけどどうした?」
「いやこいつ、いっつも笑ってるよ」
そう?さすがにいつもではないでしょ笑
「いやいつも笑ってるよ――――」

毎日が楽しいから自然と笑える。
"そういう奴"だから楽しそう。
そう思われるように、そう思うように、
毎日を楽しく飾ってきた。

面白く、楽しく、おかしく、自分らしく。
楽しそうな所をみて、楽しそうな顔を見て
私も楽しくて、嬉しくて笑う。
苦しいこともあるけど、それも楽しく飾って

笑えるように。

どんなに飾っても笑えない時があるかもしれない。
真剣な時、哀しい時、寂しい時、
笑えないくらい苦しい時。

そんな時は笑わずにその時に集中すればいい。
でも無理に笑いたいなら笑えばいい。

でもそんな時は笑えない。
だからその時に集中して、終わったら笑えばいい。

『      』

でもさ、そんなこと出来たら今でも笑ってるよね
集中できる時なんてないし笑えない時なんてないから
きっと明日も苦しい、終わりなんてない。
でも笑うんだ

苦しくても、飾れば毎日楽しいから。

――――――――――飾って笑って、苦しくて。

10/1/2023, 9:20:27 AM

"ガボッゴポッ''

毎日溺れているようで
息が苦しい

休みになると死んでしまったように眠る
寝ても
寝ても

眠気に襲われる

眠くない日
はきっとまだ先の話
息が透る日

【きっと明日も】

✂ーーーーーーー⚠ーーーーーー✂

嫌いな人の夢を見た
dmで怒られて
私は''関わるのやめよ''
と告げた。心臓は飛び跳ね苦しかった。
ここは現実だ、そう思ったのに

光が差し空間が明るくなった。

「現実だったら...」

10/1/2023, 9:08:05 AM

夕暮れ。
お疲れ様でしたー!!と、大声が学校のグラウンドに響く。
ぞろぞろと校舎へ戻ろうとする部員たち。
それに逆らうかのように、俺は自分のグローブをもう一度はめ直す。

「あれ、戻らんの?」

声の方を向くと、同じ野球部の親友が声をかけてきていた。

『おう。大会も近いし。もうちょっとやっていくわ。』

「おぉ、さすが。エース様は違うねぇ。」

エースだなんて、とんでもない。
周りより少し野球の才能があっただけでそこまで他の部員たちと変わらない。でも、そうやって思ってくれることは正直悪い気はしなかった。

だから、それに見合うように周りよりも努力するのだ。

「まぁでも、顧問も言ってたけど体調管理しっかりな?居残り練習が原因で大会出られませんでしたってなったら、本末転倒だろ。」

『あぁ、わかってるよ。』

じゃあな。と肩に手をポンと叩いて、親友は校舎へ戻って行った。


『よっしゃ。やるか。』

気合を入れ、グローブにボールを投げ当てながら練習位置へと移動した。



ガシャンッ



フェンスに的をつけ、そこに目掛けてボールを投げる。
真ん中寄りに当たればいい方だが、今日はうまく当たらない。

『くっそ。調子悪いかなぁ。』

投げる方の手のひらとにらめっこしていると、横の方からカシャ……と音がした。

誰かがフェンスに体重をかけるか、掴んでる音。
目線だけそちらに向けると、人影が見える。

黒髪でボブカットの大人しめの女生徒がいた。

やはり、今日も来ていたか。

ここ数日、居残り練習していると視線を感じる。部活がある日はほぼ毎日。
いつも彼女がこっそり見学をしているのだ。

最初は野球部に興味があるのかと見ていたが、どうやら違うらしい。
普段の部活中には彼女の姿は見かけない。
俺が自主練をしている時にだけ、現れるのだ。
自意識過剰かもしれないが、俺目当てで見学に来ているようだった。

今までは特に気にせずスルーしていたが、そう気づいてしまうと少し緊張というか、気になってきてしまう。

首だけ女生徒の方を向いてみた。
すると気づかれたと思ったのか、明らかに動揺した様子でガシャガシャとフェンスの音を立てながら、わたわたしている。
こっそり見ようとしていただろうから、慌てたのだろう。
そんな姿が愛らしく思えた。


そう、正直彼女に会うために練習しているのもあったのだ。


少しピリッと、しかしどこか温かい時間が流れた。


声をかけようと息を吸ったその時、


「おーい!!まだ練習しとんのか!!」


顧問の先生が声をかけて走ってきた。
女生徒はビクッと驚いて走り去ってしまった。

ガックリしながらも、やってきた顧問の方に顔を向ける。

『うっす。でももう片付けます。』

「あんまり無理すんなよ」


それだけ言うと校舎に戻っていった。


振り返ると、もうそこには女生徒の姿もなかった。
どうやら帰ってしまったみたいだ。


少し残念なような、とはいえ話しかけたとしても何を話したらいいかとなるので、逆に良かったかもしれない。


グローブを外し、片付けの準備をする。


明日も部活はある、俺はまた居残り練習をしよう。

そしたら。

きっと明日も彼女に会えるだろう。

#きっと明日も

10/1/2023, 9:07:43 AM

気がつけば暗い森の中にいた

静粛ばかりが騒がしい、無音が鳴く宵の森。

『此処は一体…』

そんな中で目を覚ました男は、目の前の光景に戸惑いながらも立ち上がる。
彼は服についた土や枯れ葉をパッパッと両手で払い落とすとぐるりと周りを見回す。
…周りには誰も居ない。あるのは闇に染まった紅い木の葉と果てしなく続く闇だけだ。
彼は一呼吸置くと大きく息を吸い、大声を上げる

『誰かいるかー!!!!』 

誰かいるかー!!誰か…るかー 誰か…
彼の声は木々の間をすり抜け、闇へ木霊する。
勿論、返事などは帰って来ない。
彼は己しかいないという孤独感、そしてどうすれば良いのだろうという焦りに刈られ、もう一度声を上げようと大きく息を吸い込む、そして声を上げようとした瞬間。

チリン ドン シャン…チリン ドン シャン…

小さくも、何処からか鳴る祭囃子の音が耳に入りバッと周りを見回す。

(…とうとう幻聴が聞こえる位に頭がイカれちまったのか…?)

そう思いながら彼は聞こえてくる祭囃子の音を頼りに、果てしなく続く周りの闇を凝視する。すると木々の隙間からかなり遠くだが明るく照らされている場所があることに気付く。
彼はおそらく明るいであろう所を見つけるとホッと胸を撫で下ろすと同時に全身の力が抜けていくのを感じた。

(良かった、彼処に明かりがある。明かりがあるって事は人が居る証拠だろう。とにかくこんな暗い森の中から出たい。それに此処が何処なのか現在地も把握しなけりゃあな。) 

そう思いながら彼は小さく照らされている場所へと足を勧めた。


ザッ…ザッ…と自身が踏んでいる枯れ葉と土の音を聞きながらどんどん足を勧めていくと同時に目的の場所は明るさを強めていく。
彼処から見た場所はもう目前だ。
彼は好奇心と緊張感を胸に抱き、徐々に強まる明かりに目を細めながら足を進めた。
…森を抜けた。少しの間は目が明かるさに慣れなくて開ける事が出来なかったがそれも徐々に慣れ、いざ目を開けて前を見てみると異様な光景が彼の目に飛び込んできた。

其れはまさに百鬼夜行であった。
宙を舞う無数の灯籠達。
何処からか聞こえる琴の音、太鼓の音、笛の音。
そして楽しそうに笑いながら右へ左へ流れる魑魅魍魎達。
ふわりふわり宙を踊る灯籠の下で歩いている妖怪達は、皆誰一人として悲しそうな顔をしている者はいなかった。皆笑顔で他の妖怪達と口々に話を交わせながら、足を運んでいた。

彼が目の前の現実離れした光景を目の当たりにして呆気にとられていた其の時、不意に横から誰かに声を掛けられた。彼は声を掛けられた方向へ顔を向けると、其処には狐の尻尾と耳を生やし黄色い目と白い髪を持ち紅い着物を着た男性が立っていた。狐の尻尾と耳を持った男は口を開く。

『汝、吾等が見えゆるか』

驚きで言葉も出ない。静かに頷く。

『汝、人間か』

また静かに頷く。狐の尻尾と耳を持った男はゆっくりと頷きながら口を開く。

『そうか、そうか。今宵は吾等妖達の祭りだ。
今宵ばかしは人間も吾等妖達も関係無く、皆で楽しもうではまいか。我等と共に一夜限りの泡沫に酔おう、さ、共に。』

狐の尻尾と耳を持った男は混乱する彼の腕を問答無用でがしりと掴むと、右へ左へ流れる魑魅魍魎達の中へ引っ張っていく。
彼はえ…チョッ?!!と声を上げながらも男に引っ張られながら共に魑魅魍魎達の中へ入っていったのだった。

誘いに身を任せる。
何処からか鳴る琴の音、笛の音、太鼓の音。
彼は狐の男と周りの妖達と共に笑顔で、楽しく、調子を合わせながら踊る、踊る、踊る。
踏み込んでしまったのか、其れ共いざなわれたのか、其れはもう最早どうでも良い事だった。
どうせもう戻ること出来ないのなら、このまま化かされてしまえば良い。
人も、人ならざる者も、この明るく昏い陽気に酔いながら己が飽くまで舞い踊ろうではないか。
醒めぬ夜が明けるまで。

そうして彼は妖達の祭りに溶けていったのだった




…ピピヒッピピピッ ピピピッピピピッ
アラームの音で目が覚める。
カーテンの隙間からは太陽の光が漏れ出ている。

『…嗚呼、もう朝か』
朝は嫌だなぁ、まだまだあの祭りに酔い知れていたかったのに。

片方の手で枕を整え、もう片方の手で毛布を引っ張る。
きっとまた見れる次の宵の夢までもう一眠り。

【きっと明日訪れる妖の祭りまで】

10/1/2023, 8:44:11 AM

【きっと明日も】

幸せな家庭。優しい両親。美味しい料理。

楽しい生活。面白い友達。〇〇〇い先生。(ピー音)

きっと明日も楽しい毎日が過ごせるのだろう。






幸せな家庭。優しい両親。美味しい料理。

楽しい生活。面白い友達。〇〇〇い先生。(ピー音)

優雅で楽しい日常。 毎日が輝いている。




だったはずなのに......




不幸な家庭。恐い両親。不味い料理。

苦しい生活。虐める友達。ウザイ先生。

地獄で苦しい日常。 毎日がどす黒い。



おかしいよ... 何でこうなったの?



私はどうしてこうも急変したのか調べた。
すると恐ろしいことが判明した。

「お父さん。2年前に交通事故で逮捕されてる...」



うそっ......!じゃあここにいるのは......!



「それだけじゃない。お母さんは刺殺してる!」




どうなってるの......!




「知っては行けないことを知ったようだな。」














嬉しい。


私。開放されたんだ。


天国のお母さんに会える。



良かった。



「えっ

私。地獄行き?」


聞き間違えかと思った。
何も悪いことしてないのに。何で?


「何でですか! 私何も悪いことしてないです!」



すると閻魔っぽい人が苦笑いで言った。









「そう言われても......











君。母親殺してるでしょ」

10/1/2023, 8:04:29 AM

きっと明日も
約束はしないよ
明日も生きてるか分からないから

10/1/2023, 7:49:18 AM

「きっと明日も」

大体いつもと同じことの繰り返しで。

ファンタジーのようにある日突然へんてこなことが起きることはなくて。

楽しいことも繰り返し起きるし、悲しいことも繰り返し起きるのだろう。

明日も、明後日も、そしてこれからも、

きっと、ずっといつもの生活を繰り返して行くだけ。

10/1/2023, 7:33:48 AM

いちど途切れると、もうどうでも良くなってしまう
ここ二、三日、書きたいお題が続いていた
なのに、アプリを開くことすら出来なかった
今日も書けなかった……
きっと明日も開かずに一日が過ぎるのだろう
『きっと明日も』2023,10,01

10/1/2023, 7:16:36 AM

努力は必ず報われると誰かは言う

けれど私はそんな言葉とは無縁で生きてきた。

人より早く物事を始めたって、人より沢山努力をしたって、それが報われるどころか寧ろ努力すら無かった事になっている気がする。

その度にあれは綺麗事なのだと思ってしまう。

成功している人だけが努力していると言われればそうなのかもしれない。

けれど私だってそっち側の人間になりたくて不器用なりに生きているのだ。

"きっと明日も"、明後日も、下手したら一年後も

そうやって嘆いているだろう

努力は大抵報われないし、大抵裏切る。

でも頑張ったなって思えた時は大体努力していて

そんな自分が見たいから今日も頑張ろうって思う。

不器用でばかまじめな私達に、今日もサチアレ

10/1/2023, 7:16:30 AM

きっと明日も不幸せ

今日がこんなに不幸なら 明日は倍に不幸なんじゃないかって
考え込む事がある
でもそんなことなくて 何時もとあまり変わらない 日々があるはずだから

きっと明日は幸せ

10/1/2023, 7:10:42 AM

ある日、君は記憶障害に陥った。
 記憶を司る前頭葉に異常が見つかり、以降、君は記憶を翌日まで持ち越すのが難しくなったのだ。
 どんなに楽しいことがあっても、悲しいことがあっても。次の日になれば記憶から消えている。
 きっと明日も、義親も、友人も、恋人も、今日あった出来事もキレイサッパリ忘れてしまっているだろう。このまま悪化の一途を辿れば、自分が誰なのかですらあやふやになるかもしれない。

 だからこそ、ぼくは君にもっとより素敵な日々を提供できたら……と思う。
 日常に見え隠れする、ほんのささやかな優しいものを。終わってしまうのが悔しくて、どうしようもなく切なくなるものを。
 ──そんな日々を、君にプレゼントしたい。

 ぼくが君を忘れるその日まで。
 君にぼくの記憶を移植する、その日まで。


▶きっと明日も #24

10/1/2023, 6:52:54 AM

きっと明日も


「また明日」
 そう言って夕方に手を振った友達とは、もう二度と会えなかった。
 そんな明日があるなんて、想像もしてなかったんだ。
 あの時何かできたのか、何度考えても答えはなくて、せめてとても大切だったと一言伝えたかった。

――きっと明日も。
そんなの誰にもわからない。今日と同じ明日が来る保証なんてどこにもない。

そのことを思い知った十七の秋。



#43

10/1/2023, 6:39:56 AM

きっと明日も会えるから
そうやって、伝えなかった思いがいくつあっただろう
明日が揺らいで初めて知った
君との時間が有限であること
もう僕は、間違えない

(きっと明日も)

Next