『いつまでも捨てられないもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
捨てられない
僕には捨てたいものが沢山ある。
それは形のあるものではなく、
形のない概念的なものだ。
僕は沢山のものを失ってきた。
大切な人、大切なもの。
自分にとってかけがえのないものを沢山失った。
僕が捨てたくないもの。手離したくないもの。
それらは全て僕から消えていく。
失いたくないと願えば願うほど
全てが僕から離れていく。
じゃあどうすればいい。
僕が捨てたいと思うものはどうすれば消える。
自分にとって害でしかない思考は?
生きることに喜びを感じれない
むしろ死ぬことを考えてしまうこの頭は?
どうやったら消えるのか。
どうやったら僕から離れてくれるのか。
失いたくないと願うものが消えるのなら
失いたいと、捨てたいと思うものも
失いたくないと願えば消えるのか。
どうしたら捨てられるのか。
僕は一生
捨てたいと願うものを捨てられないのか。
いつまでも忘れられないの
貴方の「匂い」「仕草」「笑顔」どれも私の心の隅に
ずっといるの。忘れようと努力してもなかなか忘れられない
貴方をいつまでも追いかけてしまう
いつか貴方に伝えたい
「ずっと大好きでした。幸せになってね。」
ずっと捨てられないのは小学校5年生から担任の先生にもらった手作りの賞状。
俺は図書委員長で、本が好きだったから「誰よりも本に愛情を捧げたで賞」を貰ったりしました。
あと小学校生活最後の書道で書いた「感謝」の文字が銀賞をもらい、最高の思い出になりました。
中学校に上がり、学校も変わったけど、あの時集まった23人。であの小学校に徒歩で、友達とおしゃべりをしながら、時には喧嘩したり、時には雪だるまを作ったり、それを昇降口の前に飾ったり。いろんな経験をしたあの小学校にあのメンバーでまた、通いたいな。
なんて思ったりもしています。
中学校ではテストも多いし、人も多いし、クラスも多いし、色々大変だけど、あの23人とは違う。
個性豊かな人達が集まった2組。
人見知りな子が居たり、オタ活ガチ勢が居たり、授業中突然笑い始める人も居るし。色々大変だけどやっぱり中学も小学校も楽しいし、楽しかったです。
君はいつも僕と同じ時を過ごしてくれたね。
僕は君といる時が今までで一番楽しかったんだ、心の底から笑えてる気がしてさ。
これからもずっと、一緒にいてくれたら嬉しい。
…あー、捨てらんねぇな…
…Switch。(しかも使い古したヤツ。まだ使える。)
※注意!物を大事にするのはいいことだよ!
_2023.8.17「いつまでも捨てられないもの」
『いつまでも捨てられないもの』
人は忘れる事で前に進む生き物だ、と誰かが言っていた
ならば私はきっと、不完全で不出来な失敗作だ
鮮やかに彩られた過去の一幕に捕らわれ、
先の見えない真っ暗な未来の手招きから目を反らし、
温かで優しい思い出にすがり付く
決して忘れてたまるものかと、己の心と身体に刻み付ける
これまでも、これからも、何時までも何時までも、
何処まで行ったって私には捨てられない
いつまでも捨てられないもの
赤ちゃんの時に祖母が買ってくれたタオルケット。
ふわふわで、幼い時から一緒じゃないと眠れなかった。
お昼寝の時もどこでも一緒。引きずりながら、ずりずりと移動。
母に洗濯をされて、乾くのをいつまでも窓から見つめながら、待っていた。
お日様の光をたくさん浴びて、またふわふわになる。洗剤の匂いもいい匂いで、顔をついつい埋めてしまう。
ずっと、ずーっと一緒だった。ボロボロになってきて、新しいのを買ってもらっても、これじゃないとダメ、眠れない。
いつまでも捨てられない大事な大事なタオルケット。
大切な人からもらったプレゼントの包み紙
今も机の棚にしまってあるの。
6「いつまでも捨てられないもの」
僕には、いつまでも捨てられない記憶がある。
落ちこぼれの僕が一位になった時の事だ。
お母さんといっしょにたくさん練習して、やっと一位になれたときのこと。
二人で涙を流して喜んだ。
だが、そこからは転落して行く一方。今は引きこもっている。
そんな今が、昔の記憶によって凄く辛い。
一度あの快感を味わってしまった。毎日そんな扱いを受けていた人が居るなんて。
羨ましい。憎い。
でも、今からじゃ、間に合わないんだよな、、、
「もういいや。来世に期待。」
僕はそうやって命を断った。
次はもっとマトモな人生を送れたらいいな。
#いつまでも捨てられないもの
私はけっこう断捨離派だから、モノにはあんまり執着は湧かないんだけど、思い出というか、記憶はいいものも悪いものも捨てられない。
例えば、友だちに学校電話番号を書いたメモを渡したことがあるんだけど、次の休み時間にトイレに行ったらトイレの床にそのメモが落ちていて、すごい衝撃だったんだけど、いまだにその友だち(向こうは私のこと友だちだと思っていたのかな、私は親友だと思っていたんだけどね)にあれわざと落としたの?って聞けない。その後電話番号聞かれることなかったし。
そのメモ実は拾っちゃっていつまで経っても捨てられない。この記憶も早く捨てたいんだけどね。覚えていても辛いだけだし。
あと、昨日、7年間好きだった人のことを夜寝る前ベッドの中で2時間くらいぼんやり考えていたらふとあれ?今私あの人のこと好きじゃないじゃん。ってなって急に気づいた。そして、4年前に知り合って、今まで絶対好きにならないって決めていた——彼は私の好みじゃないと最初会ったときからなぜだか決めつけていたし、彼のことを3人もの友だちが好きって言っていたから。それに彼は両片思いの人が5年前にいたから——。なのに急に彼のことが好きになってしまったいや、ずっと前から心の奥底では惹かれていたのかも。なんだか百年の恋が覚めた気分で、今はなんだかヘンな感じだ。
でも、あの人のことを7年間ずーーーっと好きだったから思い出もいっぱいある。最初出会ったときのこととか、かっこよかったところとか、優しくしてくれたこととか、しゃべったり遊んだりして楽しかったこととか、今は忘れたいのに忘れられない。彼にもらった鶴の折り紙とか、今でも捨てられないよ。もうだいぶ前のことなのに。
恋って好きになりたくて、恋したくて好きになるわけじゃないじゃん?好きになりたくなくても、好きになっちゃうもんなんだよ。だから自分には止められない。
好きな人を無意識で目で追っちゃったり勝手にしちゃうもんなんだよね。私は7年間ずっと報われない(ちょっと認めたくないけど)恋してたけど、私にとって恋って、好きって気持ちって今のところ捨てられないものなんだよね。恋に恋してるわけではない!たぶん。なんか、どきどきしたり期待したり、期待しすぎて落ち込んだりすることが生活の一部になっちゃってる。
逆にもし、好きな人がいなくなったら、私はどうするんだろう?推しに貢ぐ?友だち付き合いもっとする?勉強がんばる?(うーん、それはないかな笑)
いや、たぶん私だったらきっとまた誰かを好きになる気がする。惚れっぽいのかな?欲求不満?わかんないけどね。
#THE END#
#57【いつまでも捨てられないもの】
捨てられない病ではあるが
ふと思い立ち、断捨離魔になることもある。
「何かに使うかもしれない」の呪いに
長らくかかっているのだ。
でも、捨てられる。
いらない!もう捨てる!邪魔っ!
…となれば、捨てられるのだ。うん、捨てられる。
そんな私が、使いもしないのに
大事にしまいこんでいるものがある。
保育園のお昼寝で使っていたバスタオルだ。
牛さんが南の島でバカンスを楽しんでいる
なんだかよくわからない絵柄のバスタオル。
卒園してからも一緒に寝ていたバスタオル。
フワフワ感はなくなり
もはや雑巾より雑巾なバスタオル。
一人暮らしをする時に
縁が破れているからと捨てられそうになって
ガチギレしてまでも守りきったバスタオル。
本当にボロボロだから
ネットに入れてお洗濯して
クローゼットの奥にしまってある。
なぜか捨てられない。
思い出など特にないのに。
たまに引っ張り出して
さわさわ触ってみる。
なんだか安心する。
まだ捨てられない。
きっと捨てない。
【いつまでも捨てられないもの】
いつもいつも比べられた。
「弟くんはドリルテストで100点取ったって
姉ちゃんは小学校の頃どうだったっけ?」
私は高学年の頃は100点すら取れなかったなー笑
でも中学校で頑張ってるから!!
「弟くんがまた忘れ物したらしいよ。
中学校に入ってから気が緩んでるよね
姉ちゃんは全然しないのに。」
私もする時はするよ?
最初は持ってくものものが多いから仕方ないよ
「学年100位以内に入れたね!すご!
弟くんは150位くらいだったけどね笑」
でも弟くんも頑張ったんだしいいじゃん!
私も最初それくらいだったよ。
「でも――」
「でも」とか「〇〇は」とかもういいじゃん!!
比べないでよ!
私のこと褒めてくれるのは嬉しいし
弟と比べるのも私は気合いが入るからいい。
でも、でもさ
弟をもっと見てよ。
悲しそうな顔をしてた。嫌そうな顔をしてた。
あなたから見たら頑張ってなかったかもしれない
あなたから見たら気にしてなかったかもしれない
すごく頑張ってた。すごい気にしてた。
だから私ができないスポーツを頑張ってる
だから勉強のやる気がなくなってる
私が出来ない子だったら良かった?
私がもっと問題児だったら良かった?
何なら良かったの?
弟は頑張ってるところ。もっと見てあげてよ!
でも私は弟のために、負けてあげることができない。
気にさせないように勉強しないとか
頑張れるように忘れ物をするとか
弟に負けてあげることができない。
それだけは…捨てられない。
だからダメなのかな、私。
"たった一人の弟"も喜ばせられない。
こんな姉で
本当に、ごめんね。
――――――――弟のために捨てられなかったもの
いつまでも捨てられないもの、それは好きな気持ち。
きみに振られても、
傷つけられても、
裏切られても、
この気持ちは捨てられない。
きみに嫌われて拒絶されても、
きっと、諦めきれないんだろうな。ずっと好きなままだよね。だって、初めて本気で叶えたいって思えた恋だから。
テーマ:いつまでも捨てられないもの #277
いつまでも捨てられないもの
それは本
私にとって本は教科書であり参考書
私を高めてくれるものだから
いつまでも捨てられないもの
たぶん
これは捨てられない
とっておいた
猫のヒゲ
#いつまでも捨てられないもの
高校最後の部活の日。
後輩からお疲れ様でしたと言われ渡された、色紙と記念品のハーバリウム。
手作りだというハーバリウムは、確かに素人が作ったのが分かるような出来栄えだったけど、わざわざ自分たちのために時間を掛けて作ってくれたのかと思ったら、未だに捨てられない。
ある意味、呪いだよね。
あなたは
知っているかしら
雨は
天使たちのお喋りで
雪は
女神の溜め息だということを
あなたは
知っているかしら
真珠は
貝の涙の雫で
波の音は
人魚の歌声だということを
あなたは
知っているかしら
太陽の子供は
ひまわり草で
月の恋人は
宵待草だということを
あなたは
知っていたかしら
わたしがあなたを
だれよりも愛していたことを
☆ 知っていたかしら (248)
「いつまでも捨てられないもの。
それは、人間の本質を表しています。
そして、人は生まれつき綺麗な心を持っています。
その証拠に、例えば、良心や友達、家族など、
他の人にも幸せになって欲しいから捨てれない」
道徳の授業や、綺麗事が好きな人が良く言っていた、
そんな事、ある訳ない。
人は自分の為なら何でも捨てるのに、、、
綺麗事を言うな、バカバカしい
そう思いながら、
怒られない為にいい子の返事をしていた。
あれから月日が経ち、
僕はやっと見つけた。捨てられない物を。
とても大事だから、壊さないように
閉じ込めた、
それでも、不安定になるから
罰を与えた、
もう今は出て行こうとしないし、僕だけを信じてる。
ついに完璧に手に入れた。
失うわけにはいかないんだ。
やっと見つけて手に入れたんだから。
いつまでも捨てられないもの、あなたへの殺意
あなたを殺しても殺意はなくならない
私は、宇宙に浮かぶ星の数よりも多く、あなたを殺したかった
おまえを二度は殺せないから、おまえを殺したことを後悔している
「いつまでも捨てられないもの」
いつまでも捨てられないもの、それは経験である。または記憶かもしれない。捨てられないもの、であるなら、それは「物」であるはずだけれど、私は昭和の生まれなので、戦後の昭和の時代に積み重なった何物かが、いまも心の奥深くにあって捨てられないでいる。それは何かと言うと、認知バイアスである。
私自身、高度経済成長期のあの何とも言えない高揚感のなかで成長してきた。インフレ経済は永遠に続くものだと信じていたし、バブル崩壊して尚、また元どうりの経済発展を夢みていた時期もあった。
いつからだろう。精神崩壊しそうなほどの苦しみから私を救ってくれたのは仏教の「般若心経」であった。そして『方丈記』の鴨長明であった。彼の生き様は私の心の支えとなった。そうした学びの中から、繁栄というものが永遠ではなく歴史的に考えても、その後にやって来るのが衰退期である事を知った。『方丈記』に記されたような時代がやって来るかどうかは、わからないけれど、いまはAIでシュミレーションが可能で正しいデータがあれば未来も見える。
例えば2025年問題は、以前から複数の問題提起がされていた。それは予測可能なものばかりで、昨年あたりから日本社会は、真剣に賢明なる人達の言葉に耳を傾けるようになった。しかし差し迫った状況から始めるのでは、やはり遅い。
ともすれば、悪い予測は後回しになる。当然のことかもしれない。日本に限らず、いま世界は多くの問題を抱えている。その中でも特に温暖化に関しては、どうしても楽観的にはなれない。『方丈記』は短いお話なので、興味がある方はぜひ読んでみて下さい。こうした歴史的事実をどう受け止めるかで、貴方の心にも変化が生まれるかもしれません。
埃を被った物は捨てなさい。
何ヶ月も使っていないから。
壊れた物は捨てなさい。
使えないし、持っていても意味が無いから。
古くなった物は捨てなさい。
使いづらいから。
自分に合わない物は捨てなさい。
周囲に白い目で見られるから。
忘れていた物は捨てなさい。
貴方には必要ないから。
たとえ、どんなものでもいつかは捨てる。
それが友情や愛情だとしても。
捨てることの出来ないものなんてない。
最後には、全て忘れるから。
ーいつまでも捨てられないものー