『いつまでも捨てられないもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
“いつまでも捨てられないもの”
過去は誰にも捨てられないと思うな
今の自分は過去によって作られているの
だからこそ過去なく今の自分は存在できないよ
楽しい過去、嬉しい過去だけではないよね
もちろん辛い過去、苦しい過去、悲しい過去も…
けどそれも大切な過去だと思うの
そういう過去を乗り越えてきた数だけ
少しずつ成長して今の自分がいる
過去は捨てられない
けど過去は捨てたくないな
『いつまでも捨てられないもの』
青春
『いつまでも捨てられないもの』
捨てられないもの。
それはね、
中身が無くなった
絵の具のチューブ。
毛先がバサバサに
なってしまった筆。
そこには、
これまでわたしが
「絵を描いてきた」
という思い出が
詰め込まれてる。
みんなは、
「早く捨てなよ」
そんなことを
言うけれど。
絵に彩りを持たせてくれた
空の絵の具のチューブ、
一緒に色を付けれた筆。
それを見ていると、
過去に描いたものを
思い出すの。
溜まっていく、
空の絵の具のチューブ、
毛先がバサバサに
なってしまった筆。
「これだけ絵を描いたんだ
これだけ自由に絵を描けるようになった」
そう、思うことができるから。
だから、
大事にとっておかせてね
いつまでも捨てられないもの
最後の日先生から貰ったオロナミンCは飲めてもないよ
いつ飲むのが1番なのかな きっとずっと捨てられない
『いつまでも捨てられないもの』
初めて人を好きになった。
年上で同性の貴女に。
この想いはいつまでも、
何年経っても忘れたくない。
「いつまでも捨てれないもの」
過去のこと
あと、思い出
一生捨てられないだろうな
本当に必要なものはなんなのか。
捨て去ることもできないまま
今日も宝のもちぐされ。
いつまでも捨てられないもの。
いつまでも捨てられないものは
元推しちゃんへの
想い。
かなり前の
チケット。
CDや
写真?
捨てたら
大人に
なれるのかも?
いつまでも捨てられないもの、それは過去の出来事や思い出です。今でも学生の頃の淡い初恋の思い出は焦ることはありません。他には大切な友人からのメッセージや手紙など数えきれず有ります。やはり一番は高校時代の淡い初恋の思い出です。
何時までも捨てられないもの
君への恋心と罪悪感
いつまでも捨てられないもの
それは
君との思い出
捨てないといけなくても
いつまでも持っている
早く
新しい思い出に買い替えなきゃいけないのに
あの時の笑顔
あの時の泣顔
初めて会った感覚
具体的には思い出せない
ねぇ、君は
私との思い出もう捨てた?
ぼくは小さい頃から大事にしている物がある
もう小さい頃から20年もたった
他の人に取られそうになった時も
傷がつかないように守った
色んな人からきつく言われても我慢した
そうしたら大事にしている物の雰囲気が
明るくなった気がする
ぼくはとても嬉しくなった
扁桃体が悲鳴をあげていた。
どれだけ努力をしてもどれだけ逃げても、
私は私で変わらぬまま。
きっと一生涯この恐怖を抱えながら生きていくに違いないのだから、私は呪われているようなものだった。
いつまでも捨てられないもの.
『いつまでも捨てられないもの』
宅配便で届いた箱の中に入っている薄い紙
捨てきれないものと言えば
食欲!
痩せたい欲!
そのせめぎあいは一生続くのか?
でもなんのために痩せたいのかな。
痩せたら今と何が変わるというのか?
洋服の選択肢が広がることくらいか?
それって私の人生においてそんなに重大なことかな?
もう容姿の勝負からは降りてもいいんじゃないか。
健康に差し障りがない程度なら太っていてもいいんじゃないか。
他人から「太っている」と思われても言われても
「それが何か?」と思ったり言い返したりしたらいいだけだよね。
いつお迎えが来るかわからない残りの人生
美味しく楽しく過ごすほうがいいなあ。
と、考えては見るものの…
なかなか捨てきれないせめぎあう欲望たちだ。
『いつまでも捨てられないもの』
あの人への想い
いつまでも捨てられないもの
あなたの恋心
ふられても何をされても
あなたの思い忘れられない
とっくの昔に別れを告げられたのに
まだあの人のこと考えてる
元に戻りたいわけじゃないけれど
未来に向うあの人を応援する気にはなれないんだ
あの人の、隣にいる誰かを思うと胸が苦しい
未練という名の執着心
とっくの昔に終わっているのに
いつまでも捨てられない淡い期待
いつまでも捨てられない恋心
いつまでも捨てられないもの
思い出
読み終わった小説は、本当に好きな物を除いて売るか捨ててしまうことが多い。
本棚がすぐに埋まってしまうから。
でも何気ない日に君から貰ったあの本。
『ずっと読みたそうにしていたので』と渡されたそれは、書庫に同じものがあるにも関わらずビニールのカバーが付いていた。
読みたそうにしていた、とは言われたものの、本当にそれだけなのだ。
好きな作家さんが書いている訳でもないし、集めているシリーズでもない。
でも何故だろうか。
それだけは、その本だけはいつまでも捨てられないものである。
ビニールが解かれたそれは、今日も本棚の一番端にそっと佇んでいるのだ。
【いつまでも捨てられないもの】