『あじさい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あじさい
あじさいの花言葉
「移り気」
「浮気」
「無常」
良い印象ではないけれど
雨降りの梅雨が来て
暑くなるんだよって
季節を知らせてくれる気がして
好きな花
門を曲がったお宅には
今年もあじさいのつぼみが沢山
今年はどれくらい咲くかしら
白、黄色、黄緑、ブルー、ラベンダー、ピンク、紫、赤系など
あじさいと言う名に沢山の色がある
人も名前と言うものがあり
沢山の個性、性格がある
人も花も似ている
雨の中濡れてる君が可哀想だと思った。
傘をさしてあげようと思ったけど、
殻を背負ったお友達と一緒だったからやめた。
「君たちは雨が好きなんだね」
話しかけると、
機嫌を損ねたかのように雨が強くなった。
そうか、君も友達だったんだね。
上を向いて語りかける。
雨が弱まり、
1匹と1朶が笑ったような気がした。
#あじさい
あじさい
この時期からあちこちで見かける紫陽花。
その昔は“移り気”“浮気”“無常”この花言葉のせいで、庭先に植えてはいけないと言われてたそうですが、今となっては気にしない人が多いようですね。
花言葉を知ってしまうと、誰かからもらうそれが恐ろしい意味を持つのでは?と勘繰ってしまう私。(ひねくれ女王)
せっかくの美しさも台無しです。
“裏切り”とか“薄れゆく愛”とか言う意味のそれを笑顔で渡されたなら、トラウマになりますね。
気をつけなはれやー。
end
あじさい
あじさいってなんか悲しげ
梅雨のジメジメした時期の花だからかな?
悲しさ寂しさ鬱々した気持ちを
打ち消したいと強く念じて咲いてるかのよう
そんな気持ちにならないで
大丈夫
君の未来は僕が明るくしてあげる
そうあじさいが私の憂鬱を吸い取って
綺麗に綺麗に咲こうとしているそんな気がする
そしてあじさいを見て思うのだ
いつもこの時期に咲いてくれてありがとう
綺麗な花だ
頭の中が華やいで私は癒されるのであった
「あじさい」
6月の花
と言ったら
あじさい。
6月の人
と言ったら
俺。
と言われる
男になりたくて
なれなくて
まだなりたい
バカな
6月生まれの
男。
#あじさい
この時季にいつの間にか色づいて
そういえば紫陽花だった、って思う
毎日通る道で、毎年思う
そして小学生の自分が得意げに
「アジサイは土のリトマス紙なんだよ」
っていう声が聞こえる
学校で教わった日に、母に伝えた声で
うちの庭が酸性だと知った、遠い遠い日
水無月の始めの頃、私はしとしとと滴る雨露の雫を差している雨傘で受け、色取り取りの紫陽花の咲く道を伝い、行き付けの茶屋へ向かっていた。
その茶屋はかなり昔から在ったらしくどこか趣のある奥ゆかしい茶屋だ。
幼い頃だったか、私は父に連れられ此処に初めて訪れた時、水饅頭を食べさせてもらった。初めて食べたその時の味は今でも忘れられない程記憶に鮮明に焼き付いている。
瑞々しくも控えめな甘さの餡と程よい滑らかさの葛粉の生地に包まれた水饅頭。
そして一緒に出されたお茶のほろ苦さが私の好みであった。
私はそれを目当てに毎年この時期になるとどんなに忙しくとも此処へ寄る事にしている。
それは、普段の喧騒を道伝いに咲かせている紫陽花の花々が忘れさせてくれるからだ。
「昔は良かった。父や母、兄妹達といつも一緒に来て此処で一服し、皆でゆっくりとした時を過ごせていたからかな。」
そう思えば今は独り身で身軽にはなったものの、何処か寂しくも感じる時がある。
紫陽花の花は何も語りはしない。
しかし其の花々は昔からの記憶を思い出させてくれる。何処か懐かしくも優しかったあの頃の記憶を。
「紫陽花咲く道の追憶」
咲いたまま末枯れていく姿は生に縋っているようで。
美しい淡紫、愛らしい薄紅、鮮やかな赤紫、深い紫紺、軽やかな空色、儚げな月白。
そのどれよりも褪せた揺らぎ色に惹かれて止まない。
(あじさい)
あじさい
気づけばあじさいが咲く季節だ
青、紫、ピンクに染めたころんと丸いかわいらしいお花
雨の季節だ
雨は気持ちをさらに憂鬱にさせるんだけどな
6月、春でも夏でもないグレーな季節に
気持ちもグレーな私。
気持ちがころんと和らぐお花があるっていいな
あじさい
あじさいは土の酸性度によって色が変わるものがあるらしい。リトマス試験紙と反対の色。
今日も僕らの家には青い紫陽花が立派に咲いている。
「あじさい」
あじさい、というと私はカタツムリとセットで
考えてしまう。
あじさいが咲いているのを見ると、綺麗だなと思う。
でもカタツムリが嫌いな私は他の花と比べて、
あじさいをあまり真剣に見ないかも。
カタツムリがそこにいなくても
カタツムリが這っている姿が、
どうしても頭に浮かぶ。
あじさいを見かけると目を奪われて
あ…ピンクだ あっちにブルーも
あそこはパープル どれも好きな色
なので目移りしてしまう
てんとう虫もきっと転々と…
花言葉は「移り気」って…ある
うんうん 当たってる(笑)
✴️57✴️あじさい
あじさいが咲く頃の
雨上がりの夕暮れは
空が信じられないくらいに
赤く染まることがある
どこからともなく
聞こえてくる子供達の声は
僕の心に心地良く響いて
何となく心が温まるのさ
さっき別れたばかりなのに
もう…君が恋しくなるなんて
今までに感じたことのない
この感覚と胸のざわめき
多分…これが愛なんだと
そう感じる
あじさい
あじさいが咲きましたね。今、貴方の心は何処にありますか。
日々家
移り気なこの色は君が染めた色
わたしはただ空ろに咲むだけで
/お題「あじさい」より
『あじさい』🧡
この時期になると現れる。
様々な色をして
可憐に咲く。
僕の心をひきつける
その小さな花は
憧れでもある。
あじさい
雨に濡れて…
あなたの涙に
惹かれ…
ときめいた
でも…
あなたは他のお花を
想っているの
切なくて…
胸が痛む
愛してる
彼があの日私にくれたのは白い紫陽花だった。
白い紫陽花の花言葉は「一途な愛情」
反射的にOK出しちゃった。
私も彼が好きだから本当に嬉しかったの。
彼が久しぶりにくれたのはピンクの紫陽花だった。
ピンクの紫陽花の花言葉は「強い愛情」
あの頃から変わらない愛をくれてたことが嬉しかった。
きっとこれからも愛し愛され生きていくのだろう。
ーそう思ってた。
次の日、彼は亡くなった。
彼が死んだ場所の近くにはたくさんの紫陽花が咲いていたの。
ピンクや白の紫陽花の中に、青や紫の紫陽花も隠れている。花言葉はいいものだけではない。
ー「移り気」、「浮気」
紫陽花にはそんな花言葉もある。
彼の部屋からは浮気の証拠となるものがゴロゴロ出てきた。
…なんとも言えない気持ちになった。
貴方は亡くなってしまった。
だからどうしてやろうとかは思わない。
でも、私は貴方が好きでした。
いつもくれた紫陽花はピンクや白だったね。
実は、青や紫の方が好きなんだ。
…そっちの方が花言葉も私に似合う。
お題『あじさい』
青の紫陽花の花言葉「無情」
移ろうはあなたの心か、ぼくの方か、
思へば思へ、狂い咲く花よ