『あじさい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あじさい
一昨年は、青色、ピンク色だった
雨の中、鮮やかに咲いていて心は踊る
去年は、鮮やかな紫も咲いていた
今回も雨の中、咲いている
去年と違った色合いだが綺麗であった
今年は、とんな色のあじさいがさくのだろうか
昨日、鎌倉に行った。
江ノ電の線路沿いに咲くあじさいがとても美しかった。
忘れたいよ
なんで忘れられないんだろう。
忘れたほうが楽なのに
良い思い出より苦い思い出のほうが多い。
また声かけたらまえみたいになる
いやそんなの怖いし一生壊れてしまうかもしれない。
今は会話しない。目も合わせてくれない。
ふとしたときに会話がはじまることがある。
それを信じて。
それからまた何かがはじまるだろうか。
少しでもある思いを消したい。
その方がらくだから。
でも奇跡を信じたい自分がいる。
どうしようもないやつだ。
なんでこうなんだろう。
気持ちを違う方向に向けたい。
忘れたいよ
あじさい
カシワバアジサイという白いあじさいがちょっと苦手。存在感すごすぎて。
あなたのせいではまったく無いのに、ごめんね。
あじさい
紫陽花といえば、この時期に咲く花。
私が住んでるところは紫陽花は残念ながら見当たらないので見る事ができない。
だけど、以前住んでいた街の神社の階段に咲いていた紫陽花が懐かしい。
いつも神社に散歩がてらに階段を登り降りするたびに紫陽花が顔を出していた。近くにカエルもいて、子供が嫌がっていた事を思い出す。
あの神社が名残惜しく感じる。いつかまたあの街へ行く事ができたなら、あの神社に必ず行って参拝を約束しよう。
私を事を知っている彼もきっと喜んでくれるはずだ。
紫陽花(あじさい)
道を歩く時、道の端にに紫陽花が咲いているのを見る。
小学生の頃,紫陽花が綺麗なドレスに見えた
私は可愛くない。ドレスは可愛い人が着るものだ。と遠ざけていた。
長い月日が流れ,今日も歩く。
道の端にひっそりと咲いている紫陽花のドレスを着て,今日も私の女心が泣いている。
#可愛くなくても
#後悔の涙
#今年も綺麗に咲く
雨粒が、緑の葉を揺らす。聴こえてくる蛙の混声合唱に、私は窓の外を見やる。
「はぁ……」
そのご機嫌そうな声と裏腹に、私は小さくため息をつく。この天気じゃあ、多分お客さんは来ないだろうなぁ。それに、何よりも棚の本が湿気るし。
「君たちはいいよねぇ、雨の日に楽しそうで」
私は思わずそう一人ごちる。まあ、雨の日なんて楽しいわけでもないんだけど。
そう呟く私の視線の先には、紫陽花が雨に濡れて鮮やかに色付いていた。
紫陽花の花言葉は
移り気 浮気 無常
らしいよ?
でも、色ごとなら良いことがたくさんあった
紫陽花の一つにまとめた花言葉は残酷だ
そう感じるのはきっと僕だけかな......
# 32
あじさい
ーねぇ、知ってた?
紫陽花って土の性質で色が変わるんだ。
酸性だと青、アルカリ性だとピンク、その真ん中だと紫。
僕の家の近所に、この季節になると紫陽花が咲く場所があるんだ。・・・今度、見に行こうか?
今は、忙しくて無理? 大丈夫だよ。
ーちょっと話は変わるけど、紫陽花の花言葉って知ってる?
いろいろあるんだけど、「辛抱強さ」ってあってさ。
意外だけど、紫陽花の花期がとても長いことが由来なんだって。だからまだ大丈夫。
・・・今は無理でも、いつか一緒に見に行けるといいね。
お題 あじさい
久しぶりに電話をかけた
あなたの声は昔と変わっていて
私が居なくてもあなたは
生きて行けるのだと感じると心寂しくて
雨の中でも美しいあじさいのように
生きて行きたい
あじさい。
あじさいを
見つけると
暑くなる。
酸性とか
アルカリ性で
色が変わる。
白いの
最近
よく見るなぁ。
「アジサイの葉は毒をひめている」
寝腐り、あけはなれた。ぼくはたべても、きっとあまくはない。
まだ、まだ。死の幽香を懐孕していながらも、ねたりない。おやすみなさい。
あじさいの花が咲いてるのを見ると貴女が隣で綺麗だねって笑っている気がする。でも貴女が好きなのは青じゃなくて赤だったよね。知ってた?赤いあじさいが咲いてる地面はアルカリ性なんだって。ここに血を垂らしたら貴女の好きな赤色のあじさいが咲くのかな?人間はアルカリ性だもの。でも貴女が好きだったあじさいを汚すのは嫌だな。
ずっと青いあじさいが並んで咲いているなか小さな赤色のあじさいのかぶが一つだけあった。それは貴女の墓の上だった。貴女は自分から自分の好きだった物へ生まれ変わったのかな?そうだったら良いな。
――あじさい――
出かける前にじっと見つめる
穏やかで可愛らしいアジサイ
一つ一つの花々が水の雫で踊り飛び跳ねる
楽しそうでもいつか散る
残酷だけど美しく成る
傘だけに話しかけた
私は散っても美しくない?
あじさい
額紫陽花の花言葉は“謙虚”
小さなお花が集まるその様や
まわりのガクが、メインのお花だと間違われてしまうところ
目立たずひっそりと咲くその姿は
まさに“謙虚”さをあらわしているけれど
“本当は私が、”
って思っているような気がするんだよね
でも、それで良いと思う
あなたが主役の季節が来たんだから
あじさい
夏になったら咲く花
紫だったり青とか赤だったり
一つの花が集まって
大きい花を形作る。
なんだか少し切なくなった。
#あじさい
「もういい!話したくない!」
教室に響いた私の声
教室を飛び出して帰り道をとぼとぼと歩く
ふと道の横にある花壇を見ると
不思議なくらいに綺麗なブルーのあじさいが咲いていた
でも一輪だけ
他の花はまだ蕾のままだった
「早く咲いたらいいね」
私はまた歩き出した
涼し気な季節から
纏わりつくような空気に変わった
ジトジトと雨が降り
気分も落ち込む
まるで私の心の中
無常の恋なんて無い
ほらね
貴方はまた他の花に移り変わる
あじさい
様々な色がある
ピンクや青
全て綺麗でいい色
人も様々な個性がある
だから、自分に自信をもって。
ずぅっと残ってる 。
美しくなくっても
堂々とずぅっとここに残ってる。
カレと一緒にみたあじさい。
傘をぶつけ合いながら
笑い合いながら
あじさいの横を通り過ぎ行った想い出。
ずぅっと残ってる。
美しくなくても
ずぅっとここに残ってる。
「まだ君と一緒に居たいなぁ」
カレと私の想い出は
ずぅっとここに残ってる。
だから大丈夫。
安心して。
「俺が死んでも、ちゃんと幸せになってね。」
あじさいはずぅっと残ってる。
2人の想い出もずぅっと残ってる。
だから
だから
新しいあじさいを、私は見に行くね。
「あじさい」