『あいまいな空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あいまいな空
新しい日が始まろうとしている
一晩中呑んでいた私の目には、これくらいの空でも眩しい
ああ、帰ってサボテンのトゲを愛でたい
目の前で光が広がって闇が引いていく
あいまいな空を細めで見上げながら、私は
今度こそ生まれ変わろう、と思った
#あいまいな空
空を見上げた。
太陽は見えない。灰色の雲。
ひんやりとした気温。
雲さんに聞いた。
『雨が降るの?雪が降るの?』
すると湿雪が降ってきた。
霙だ。
あーなんて中途半端な天気なんだろう。
私は折り畳み傘を開き重い足取りで歩いた。
『あいまいな空』6/14
雨が降りそうだな、と思う。
でも、車を使う距離じゃない。
自転車で出掛けようか
傘を持って歩こうか?
少し考え、閃いた。
「晴れたら出掛けよう。」
あいまいな空…
う〜ん…
えぇ〜…
思い浮かばないしわかんねぇなぁ…
たまにこんな事を思いながら
気づいたら夜のような…朝のような…
カーテン越しに青くなる
あいまいな空を感じながら
眠れず仕事に行くことを
たまに後悔するのでした…。
- 後悔する男と夜と朝のbetween -
今日は雨が沢山降ったり
晴れたり、また、雨が降ったり…。
安定しない、あいまいな空。
まるで、僕の心を写しているような気がした。
色んなことで迷って、悩んでいる
僕のことを照らしてくれるように
雲の隙間から陽が顔を出す。
清々しい明日がきた。
僕は前を向いて歩いてく。
【あいまいな空】
#50
水を買う 湿度が煙る 何もかも 水っぽいのに 私は乾く
#短歌 #書く習慣 20230614「あいまいな空」
曇り空。
僕は嫌いだ。
土砂降りのようにびしょ濡れにならないし、
かと言って晴れの日ほど爽やかでもない。
どっちにも徹しきれてない、何か中途半端な感じ。
そう、なんかあいまいな感じがする。
曇っているにしては空が見える。
薄く、薄く。半透明になるほど引き伸ばされた雲が、
朝の日差しを柔らかくしていた。
雲の境界線がはっきりしない。よく分からない空だった。
晴れでもない、曇りとも言いづらい、曖昧な空だ。
その様子が、悩んで自分の心に靄がかかっている時のようにも見えて。
空も、もやもやとする事があったんだろうなと、
何故か妙に腑に落ちた気分になった。
雨が降り出した。
持っていた傘をさす。
しばらくすると、雨は上がったけれど、
曇り空はそのまま、どこまでも広がっている。
この時期の空は気まぐれだ。
天気予報なんか関係なしに、雨を降らせたり
止ませたりしている。
太陽の手番はまだですよ…と、日差しを見せて
くれない。
雨を毎日降らせるあなたは、まるで泣いている
よう。
なら、しばらくおつきあいしましょう。
雨が傘や葉に弾ける音もきれいです。
涙が止まったら、また明るい顔を見せてください。
「あいまいな空」
ロールシャッハ
あなたの顔は晴れやかだけど
わたしの目に映るのは、雨
空、一点の曇りもなく
※あいまいな空
曖昧な空…雨なのか、晴れなのか…ハッキリしない空…もし、晴れならば、君とデートに行きたい。もし、雨なら、君とお家デートも良いなぁ。毎日、そんな事ばかり考えられる私は、何時だってポジティブ思考だ。だから、例えどんな天気でも、僕らは、デートが出来るんだ。皆もポジティブ思考になろーぜ(* 'ᵕ' )☆
【あいまいな空】
初めて君と話しながら帰った日。
いつかは覚えていないけど、記憶は鮮明に残っている。
あの時は幸せでずっとこの日々が続けばいいのに…
なんて思っていたよ。
でも、自分の友達が君にちょっかいを
かけているのを見たり、
居残りで一緒に帰っていることを話されると
あの記憶がちっぽけに思えてくる。
あの時の空の色は何色だったんだろう。
あいまいな空が頭をよぎる。
#あいまいな空
あいまいだから綺麗なのか。
あいまいだから知りたいと思うのか。
ふと、知らない表情を見た。
私は、何も、知らなかったんだ。
夕焼けと暗闇が混ざり合う空、まるで親友の新しい道を祝福する気持ちと親友を奪った相手への嫉妬が混ざった私の心みたい。
あいまいな空
決められないきもちの
よう…
グレイゾーン…
でも
それがつらいの…
ふわふわ曖昧でわからない
誰もわかってもらえない
つかれちゃった…
あいまいな空のよう…
「……どんよりしてるなぁ。傘、どうしよう……」
私は断れない女、というやつだ。
今日は友達と約束していたのに──
「今夜、ご飯一緒にどう?」
「……はい、いいですよ」
職場の友達の誘いもOKしてしまった……
先約があるって言えれば、どんなに良かったことか。
「待ち合わせは、✕✕駅でいいかな?」
せめて両方に行けるようにと、二つの約束のお店を近くに指定させてもらった。
「……何でファーストフードなんだ?」
友達にツッコまれた。
「……お昼からずっと、食べたくて」
心の中で謝りながら、男性はそりゃあガッツリ食べたいよね……なんて思った。
「……何でパフェ?」
職場の友達からもツッコまれた。
「疲れた時は、甘いものでしょ?」
自分でもツッコみたくなった。
メインはどうした、ってね。
二人は首をかしげながらも、それに付き合ってくれた。
5分に一度、行き来。
ある意味、仕事よりもハードだった。
“お腹が不調で……”
そんな理由を取って付けた。
それぞれの別れ際、家まで送るって言ってくれたんだけど……
それを断ることが出来なくて。
二人が鉢合わせになってしまった。
「お前……」
二人は暫く互いを見て、固まった。
私が自分の性格を呪おうとした時だった。
「──久しぶりだな!」
「え?!」
「あ、あぁ! 久しぶり! 元気だったか?」
まさかの二人は友人同士で……
“久しぶりに飲もう!”となって、どんどん盛り上がっていった。
「じゃあ、また明日」
そういうと、二人は行ってしまった。
──遠くで雷の音が聞こえたが、雨が降る気配はない。
「……もう……降るなら降ってよー……」
(2023.06.14/あいまいな空)
雨が降ったり止んだり、ジメジメしてて、曇っている空は苦手。
でも狐の嫁入りみたいなお天気雨や夕立に会うと特別な気持ちになる。
何もかもがあいまいな空。どこまでも続く大空には、青と白と雲の色が混じり合って不思議な景色を作り出している。空というものは、その種類や色が何となくわかるけど、その正確な定義は誰にもできない、あいまいなものだ。
あいまいな空は、他の場所と同様に、人々にとっても影響を与える。雲が重く垂れ込めるような日には、気分が暗くなったり、身体がだるく感じたりすることもある。一方で、空が晴れ渡って風が吹く爽やかな日には、気持ちも爽やかになる。つまり、あいまいな空には、気持ちや身体に様々な影響を与える力があるのだ。
しかし、あいまいな空には不思議な魅力がある。青空と白い雲が入り混じった景色は、何とも言えない美しさを持っている。また、夕焼けや朝焼けなど、いろんな空の表情にはそれぞれ魅力がある。日常の中で当たり前に感じているものでも、実は隠された美しさがあるのだ。
あいまいな空を眺めた時、人は何を感じるだろうか。不思議な景色に心がときめくのか、あいまいさに不安を感じるのか、それともただただ空を見ているだけで何も感じないのか。いずれにしても、あいまいな空は、人の心を刺激する力を持っている。
「おじいちゃんの五周忌、2ヶ月後だからね」
事務的な口調で一方的に姉からの電話が切れた。声を聞いたのは、3年ぶりだ。
正反対の姉妹だった。友達が多くて明るい姉と、根暗で独りぼっちの妹。器用で大体何でもできる姉と、不器用でできるものしかできない妹。愛嬌があって周りから愛される姉と、無愛想で周りから怖がられる妹。
幼い頃は、きらきらしている姉が自慢で、「お姉ちゃんすごいね」と言われる度に姉を誇りに思っていた。でも、大きくなってきたら何故だか姉が憎くて憎くて仕方なかった。
羨ましかったのだ。人の求めていることを読める能力も、それを実行できるほどの優しさも。けれど自分には絶対にできないことだと分かっていたから、どこかで姉を追いかけるのは諦めていた。
なのに、どうして?
そうやって、私の前で弱音を吐かないでよ。「無理しないでね」って、労ってもらわないでよ。できることが本当に羨ましいのに、「辛い辛い」って、言わないでよ。あなたが側にいると、私が空っぽで小さく思えてしまうんだよ。
分かってる。これは、ただの妬みだとは分かってる。だけどそれを抑えることができなくて、私は高校の卒業式の前日に、姉と、家族史に残るレベルの大喧嘩をした。
次の日、「これでもう二人はバラバラになっちゃうから」って両親に言われて、お互い貼り付けたような作り笑顔で、雨が降りそうで降らなさそうな、曖昧な空の下、しぶしぶツーショットを撮った。それから全く、話したり会ったりしたことはない。
当たり前だけど、姉は私に冷たくなった。それがまた辛かった。両親も、私の前で姉の話をする時は腫れ物を扱うような態度になった。
家族をこんな風にしてしまったのは、私のせいだ。姉と最後に写真を撮った時、本当は泣いてしまいそうだった。でも今更子供みたいに泣くなんて恥ずかしかったから、必死で悲しみを押し殺していた。今でも曖昧な空模様を見ると泣きそうになって、どうしてだか「…お姉ちゃん」と、呟いてしまう。
どんよりと沈んだ曇りの空。
灰色の雲が太陽を覆い隠すから、普段の見慣れた道なのにどこか不気味に感じる。
晴れでも雨でもない、あいまいな空だ。
【あいまいな空】