『あいまいな空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
《あいまいな空》
何とも言えない。
晴れているのに雨が降る。
雨は降りきれない曇天。
それは人間も同じか、
なんかのアンケートで日本人はあいまいが1番落ち着くというのを聞いた事はある。
日本人はあいまいだと思いますか?
という問に対して
そう思うが10数パーセント
そうは思わないが20数パーセント
残りの70パーセント弱はどちらとも言えないに投票している。
なんていうアンケートをみたことがある。
これこそなんとも言えないだな。
僕はあいまいよりも白黒つけていたいけど
場合によるっていう選択項目があったら全部それに当てはまるな、
だって場合によるのは解りきってる事だし。
【あいまいな空】
見上げた空からはパラパラと雨がこぼれ落ちている。それなのに空に雲はなく、明るい太陽の光が眩いほどに差し込んでいた。傘を差すべきか迷うので、晴れなのか雨なのかはっきりしてもらいたいものだ。
カバンの中の折り畳み傘を取り出すか否か、下駄箱のところで逡巡していれば。不意に後ろから涼やかな声がかけられた。
「傘ないの?」
パサリと乾いた音を立てて、君が折り畳み傘を広げる。鮮やかな空色のそれはクールな君のイメージには合わなくて、だけど何故だか妙に噛み合っているようにも見えた。
「駅まで入ってく?」
当たり前のように、君は私へと傘を傾けた。考えるよりも先に首が縦に動く。
「良いの? ありがとう」
狭い傘の下に肩を並べて、君と二人で歩き始めた。あまりにも近すぎて、自分の鼓動の音が君に届いているんじゃないかと不安になる。だけどそれよりも、君と一緒に帰れる喜びのほうがずっと大きかった。
さっきまでは突然のお天気雨に苛立っていたのに。曖昧な空模様のおかげで、君のすぐ隣にいられるのだから捨てたものじゃないななんて、現金なことを考えた。
あいまいな空
梅雨の雨が降りそうで降らない空が大嫌い
白い雲だけの空は体が軽くて踊りだしちゃいそう
黒い雲だけの空は魔女が世界が滅亡しちゃいそう
今日はお友達と遊ぶ約束があって
晴れ晴れした楽しい気分だったのに
空に灰色の雲で雨が降りそうだからって
約束も楽しい気分も仮雨天中止
あ〜もう!
「白黒はっきりしなさいよ!」
そう空に文句を言いながら
曇った気分で
夜の様に暗い黒いコヒーと
白々開けの様な明るい白いミルクを混ぜた
大好きなカフェオレを飲んだ
「あいまいな空」
毎日自分の言動行動を1人振り返って
恥ずかしくとても逃げ出したい嫌な気持ちになる。
周りの記憶に私なんて全く残っていないのに。
自分で作りだした無駄な苦しみに心蝕まれて。
バカみたい。
そんなことをここへ吐き出しながら
なんとも言えないあいまいな天気の空の下、
家路に着く。
#13
ホントに申し訳ないんだけど
「申し訳ない」なんて 1ミリも思ってないよ?
いやいや。
「○○しか見えない。一途なんだ…」て
同時に何人に言ってる?
「次の誕生日は一緒に祝おう」て
まず 誕生日聞いてないよね?
わざと 仕事で忙しい時間見計らって
置き手紙みたいな LINEした。
ワタシの嫌いな言葉
「バイバイ」
あーーースッキリ!
悩み事 解決! 心のモヤモヤ 解消!
でも ちょっとだけ スキだった。
見上げた空は 6月の
降りそうで降らない重い曇り空。
#あいまいな空
題.あいまいな空
「乙女心と君の空」だなんて
上手いこと言っちゃったりなんかして。
あいまいな空を飛ぶ鳥よ
お前は自由か?
アスファルトの大地を歩く俺は
自由であって自由ではない。
あいまいな空
見上げた空は、何色だろうか?
時には青く、時には緋色。
白、黒、灰色。
様々に色を変える空。
その境界はどこだろう?
雨と晴れ。
夜と朝。
その境界があいまいなように。
僕と君との関係もあいまいだ。
「あいまいな空」から連想する言葉たち
片想いの相手との相合傘
仲直りのために差し出した手
端が茶色くなった薔薇の花びら
スニーカーで踏み込む水溜り
三番手で入るお風呂
子供時代の太陽の色
時々音痴なハミング
日陰に残る雪
砂に書いた約束
雨は今にも降りそうなのに
なかなか降らなくて
この曖昧な梅雨空の下
わたしは泣きたいのに
泣けなくて
あのひとの
想い出ばかりが増えすぎて
あっちこっちで
足をとられて躓いて
ああ
きれいにさっぱりと
忘れてしまえるものならば
どんなに心は楽でしょう
「セロリって
インクの匂いがするから…」
そう言った
あのひとの台詞のせいで
今ではわたしも
セロリが食べられなくなりました
# あいまいな空 (175)
「あいまいな空」
右を向けば雨が
左を向けば雪が
前は晴れていて
後ろは煙霧
いつどこで
どんな天気で
何があるか分からない
それらが同時に起きることは無い
あいまいな空があるとしたら
快晴でとても暖かいのに
心の中は霧雨が広がっている
そんな時
なんとなく そばにいて
なんとなく てをつなぎ
なんとなく キスをして
なんとなく みつめあう
ともだちか こいびとか
キミにきく こたえない
まあいいか どちらでも
そらをみた ふるのかな
まあいいか どちらでも
こんなひも あっていい
『あいまいな空』
【⠀あいまいな空 】
私の空のイメージは雲一つない青い空
真夏の正午に見るあの空が私は好き
私が思うあいまいな空は曇り空
時々白があったり黒かったりましてや雷なんかも落としたりする
私が思う嫌いな空はただ雲でおおわれているだけの空
日は入らないし、ただジメジメするだけだし
私が感情的になるのは鱗雲
天気によって変わる感情を操作するのが1番苦手
中2
あいまいな空
う、うん、、、ふぁ〜〜
ねっっっっっむ
大丈夫!まだ6時!
外も暗いし寝れる!
母)早く起きろおおおお!
うぁ!6時半!
なんで!?
30分しか立ってないのに空が
もう明るい( ;∀;)
あいまいすぎるでしょ〜(泣)
あいまいな笑顔、あいまいな返事、あいまいな証拠。
僕はあいまいが嫌いだ。
あいまいな空
たまには、こんな空でも良いよね
止まって休もう
今日の天気は雨のち曇り、時々晴れ。
いやいやどんな天気だよ。一体メインはどれなのよ。
俺は歯磨きしながら天気予報をみていた。
窓からは光が射しているように見えるが、雨音も聞こえてくる。
こういうあいまいな空の時は傘を折り畳みにするか、普通のにするか悩む。
普通ので行くともし晴れたら忘れそう、雨が強かったら折り畳みだと処理含めて面倒だ。
「やばー! 遅刻するー! お兄ちゃんよけて!」
思い切り妹に背中を押されて、歯磨き中の口の中のものが出た。
「やだもー! 汚い!」
「お前が押したんだろ!」
「今日晴れ?」
「雨のち曇りで時々晴れだって」
「何そのどれきてもアタリですみたいな天気」
妹の切れのあるツッコミにまた吹き出した。
あいまいな空だが、それもまた思春期の妹とのトークのネタになるので、まぁいいか、と俺は考えた。
【あいまいな空】
どっち付かずの宙ぶらりん。
この時期の空はいつもそう。
晴れるような、曇っているような、雨が降りそうな。
どうにもならないもどかしさ。
それが自分の現状と似ているから、本当にどうしようもない。
”あいまいな空”が快晴に変わるなんて、他力本願な自分には無理な話だ。
あいまいな空
お天気は
心にも身体にも影響を与える
晴れたらポジティブ
降ればちょっとネガティブ
嵐の前後は頭痛やめまいに関節痛
照り降りあいまいな空模様なら
どちらでもなくニュートラル?
…ではなさそう
先行き不確か 予定も立たず
不安材料でしかない
あいまいにするほうはラクでも
振り回されるのはゴメンだよね
(天気じゃない🫨)
「あいまいな空」
#135
あいまいな空ー。
空という美しい言葉に、
あいまいなんて言う適当な言葉は、
似合わないと君は言った。
それは、君が好きか嫌いか、という事だろう。と、僕は言った。
しかし、
決して僕は、僕の好みで言った訳では無い。空は広く大きく自由で、僕たちでは測りきれないものだと語った。
だから、空にあいまいなんてぼかすような、言葉は合わない,, ,と。