朝、起きると7時55分だった。
あと5分で家を出ないと遅刻する。
急いで1階に降り、お母さんに「行っていらっしゃい」と声をかけられる。急いでるから今はそんな返事をしている場合では無い。
横断歩道の信号は赤だが、車は一切いない。
まあいいや、と思い渡った瞬間、ものすごいスピードでトラックが突っ込んできた。
「あ''ぁっっっ!!!!!……………………」
俺の人生はここで終わりなのか。
目の前が暗くなってきた。
————————————————————————
目を開けると時計は7時55分だった。
「えっ……俺、さっき……いや、夢か……」
急いで1階に降り、お母さんから「行ってらっしゃい」と声をかけられる。
とにかく走った。横断歩道の信号はまた赤色だった。
だが、地面には血痕がたくさん残っていた。
「え…?」
でも今は急がないといけない。
走り出すと遠くからものすごいスピードでトラックが
突っ込んできた。
声も出せないまま、目の前が暗くなってくる。
————————————————————————
目を開けると、7時55分。
「は…?なんだこれ…」
とりあえず1階に降りる。
お母さんから「行ってらっしゃい」という声が聞こえた。「ループ…?いや、でもさっき血痕あったよな…?」
今度はゆっくりと歩き、いつもの横断歩道の場所に向かう。
すると、さっき俺が死んだ場所、横断歩道の少し手前に血痕がある。「なんだよこれ…ループしてるのかしてないのかわかんねぇな…」
すると、後ろから大きい音が聞こえてきた。
「またトラっ…」
目の前が暗くなってくる。
————————————————————————
目を開けると7時55分。
「なんかマジで怖くなってきた…んだよこれ…」
1階へ降りるとお母さんの声が聞こえてくる。
どうやったらこの状況から抜け出せるのか。
いや、むしろ抜け出そうとすればするほど抜け出せなくなる…?そんな感じの内容、この前ゲームで見たな。
抜け出せそうなタイミングが来るまで、同じことを
繰り返せばいいか…
外を出て横断歩道の信号を見る。
赤色だ。
よし、あとはタイミングが来るまで待つだけ。
「おいっっ!!そこの君!!避けてくれーーー!!!」
振り返ると、運転席から顔を出しているトラックの
運転手が後ろから叫んでいる。
これもどうせ夢に決まってる。
死ぬのもなんだか慣れてきたし、まぁいいか。
足元を見ると、血痕の痕がなかった。
「 え 」
テーマ 「こんな夢を見た」
題名 「7時55分」
1/23/2026, 10:45:44 AM