親愛の温もりを失うのが怖くて、恋心に蓋をしたのは幾つのときだったろう。貴方が私を抱きしめてくれるのは『お世話になっている家のお嬢様』だから?それとも『世話のやける妹』だから? 大好きよって伝えたら、はいはい、俺もだよって。屈託なく向けてくれる笑顔が、優しく頭を撫でてくれる手が。嬉しくてたまらないのに、同時に切なくてたまらない。今日もこの想いは、私だけの。
7/19/2024, 12:53:31 AM