récit

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お話シリーズNo.2

ラレンヌの歌声は誰よりも高音でギネスにも名を刻んだほどでした。
ラレンヌにはパミという娘が一人いましたが、パミに対していつも怪鳥のような歌声で言葉を伝えていました。
彼女は自分の歌声を愛だと思っていたのです。
でもその歌声はパミを苦しめました。
声は高く響くだけで心には全く触れることがありませんでした。
そしてラレンヌはパミから誰よりも嫌われてしまいました。
悲しいお話。

題「誰よりも」
récit œuvre originale

2/16/2024, 11:23:39 AM