“あなたへの贈り物”
過去の恋人への贈り物は、食べ物などの消えて無くなるものにしたけれど、最近本当に好きな人に出会って気付いたことがある。
思いやりとして消えるものを渡すよりも、この膨大な愛情として形に残るものを渡し、彼の部屋のどこかに私がいて欲しいと思ってしまう。
私に関連したものを見た彼には、はたまた私を思い出してほしい。いつであっても、私のことを、私のことだけを頭のどこかで考えていて欲しいと思うこの欲望を、どう“あなたへの贈り物”に化かせようか。
1/22/2025, 12:53:36 PM