これが君の言う、「愛」というものならば。
今日も僕は君に殴られるんだ。
泣いても、怒ってもいない、原因があった訳でもない、無表情の君に殴られ続ける。
こんなのは痛くも痒くも無いんだよね。
君は初めて僕に「愛」という存在を教えてくれた、唯一の大切な人だから。
君は僕のことを殴ったあとに、頭を優しく、温かい手で撫でてくれるんだ。
それもまた、「愛」というのは僕知ってるんだよ。
だから今日も君に殴られてあげるんだ。
「何で泣いているの?これが、愛という形なんでしょう?だからさ、手を止めないでよ。」
6/10/2024, 12:39:19 PM