「俺は何でもするぞ。誰かのためになるならば」
「うん、灼くん?そういうこというのやめたほうがいいぞ?」
「京。誰かのために尽くすことはとても大切なことなんだ」
「俺諭されてる?灼、違うのよその前が問題なんだよ」
「?過程の問題か?」
「は?かてい?」
「道のりのことだ」
「違うなあ。何でもするってところなんだよなあ」
「???」
「灼は純粋だからな。仕方ない、俺が言葉の怖さというものを手取り足取り教えてあげよう。とりあえずそこに寝転がってもらって」
「させませんけど?」
「あ、出たセコム」
「こらこら……」
「いいんですよ灼さん。コイツしばくだけなんで」
「ミィルくん、キミ俺の片割れみたいなもんだよね?」
「貴方だって灼さんがこんなことされそうになったら止めるでしょう」
「おお。ヤろうとしたやつ○すわ」
「でしょうね。一緒です」
「何故意気投合しているんだ……」
7/26/2023, 11:07:35 AM