「ありがとう」と最後に伝えたのはいつですか?「ごめんね」と伝えたのはどんな時でしたか?きっと皆さん小さい時から悪いことをしてしまったらきちんと謝る、なにか助けてもらった時は感謝を伝える。そう教えられて育ってきたはずです。でも大きくなってくると感謝を伝えるのが恥ずかしかったり、照れくさくて濁してしまったり…そんなこともあるかもしれません。でも何歳になってもどんな相手であっても「言葉の力」と「温かさ」は変わらない。幼稚園や保育園の頃は「ありがとう、ごめんね」このやり取りが仲直りをするための方法だった。中学、高校になってくると思いを伝え、話し合い自分たちに合った方法でまた関係を修復していく。「喧嘩をしてしまった時すぐに謝らなくてもいい」と言う人がいるけど私もそう思う。言い合いをして気持ちをぶつけて話し合い、それでも納得できないのなら気が済むまで距離を置いていい。小さい時には感じられなかった気まずさやもやもやを経験しあ…喧嘩が長引くとこんな気持ちになるんだ、とかやっぱり仲直りした方がいいのかなって距離を置いている間に色んなことを考えて考えて、そうした結果きちんと謝ろうって気持ちになって自分の意思で心からの謝罪を伝えることができるのではないだろうか。経験して初めて人は、「相手の立場になって考える」ということの大切さを知るんだと思う。悪いことしたんだから謝りなさい!そう言うのは簡単だ。でも大切なのはどうしてこうなったのか、あの時どういう風に伝えたらよかったのかな?って「自分なりにたくさん考えて、納得して行動に移す]ということだと思う。一方で「ありがとう」という言葉は言われていやな気持ちになる人はいない。人のためになれたんだ!って自信が持てたり、またしてあげようって優しい気持ちが生まれたり…いいことがたくさんある。ぜひ、親に家族に大切な人に普段はなかなか伝えられない「ありがとう」の気持ちを伝えてみてください。きっとあなたの周りに温かい気持ちが広がっていくと思いますよ。
12/8/2024, 11:02:58 AM