Pakshika

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風に乗って


風というか、何か勢いというか、こうだという確信を持ってどんどん物事が進んでいくことがある。後から振り返ると、なんで怖がりもせず、あんなことできたんだと思ったりすることもあるが、その時の私は全く迷いがないし、当然のこととして突き進んでいる。

たぶん、潮目が変わる瞬間が好きなんだと思う。今だ、というタイミングで未知のプロセスに飛び込む。パッとそこに入ったら、もう流れに乗ってしまって後戻りはできない。進むだけ。次々に物事が展開していき、思いもよらない景色が見えてくる。

思えばそんな潮目の瞬間は、絶好調のハッピータイミングじゃなく、どん底の行き止まりで迎えたことの方が多かった気がする。からだも心もズタボロのヨレヨレで、座り込んでしまっていても、人生には差し込んでくる光がある。

昔何かの本で「私が飢えていたとき、パリの街はあまりにも美しかった」みたいな表現があったけど、そういうことってあるよなーと思う。
弱りきったとこにいるからこそ、身に沁みてくるものというか。何かのアンテナがビリビリ立ちやすいというか。

計画も計算もできない、そういう人生の潮目。今だよ、と外から呼ぶものと、それに呼応する内側のもの。じぶんのような、じぶんではないような、境目がわからないところで進んで行く人生が好きだ。

2026.04.29 Pakshika

4/29/2026, 12:26:52 PM