『10年後のわたしから届いた手紙』
先人たちの言葉は今も生きている。
ただし未来から届いた言葉は1つもない。
先人たちの言葉には、重みがある。
もし、過去へ手紙を出せるとしても、わたしは出さない。
手紙を出すことにより、過去が変わりパラレルワールドが発生し、別の次元のわたしがいることになる…それどころか、手紙を書いたわたしは存在しない可能性もあり、そうなると届いた手紙も消えることになるのだ。
そんなの馬鹿馬鹿しいから、わたしは絶対書かないだろう。
仮に10年後のわたしから手紙が届いたとしても、封を切らないでゴミ箱行きだ。
ちょっと、スマホに置き換えて考えてみよう。
スマホの画面に
【わたしは10年後のあなたです。】
なんてメッセージが入ったら、開かないでしょ?
手紙であっても、同じことだ。
過去からの言葉には重みがあるが、未来からの言葉は、怪しさしかない。
それが現実ってもんだと思う。
2/15/2023, 11:38:47 AM