僕と彼女はカフェでお茶をしている。
窓の外を落ち葉が降るから
僕たちは小さくなってあの星の形の葉っぱに乗ってくるくると
カップの中で渦を巻いてるミルクに乗ってくるくると
踊りませんか?
そんな風に僕といっしょにこれからを過ごしませんか?
そう言うと、彼女は
「あなたは何を言っているかわからないわ。」
と言ってわらって、ミルクの入ったカップをかき混ぜた。
「でも、いいかもね。」
僕も自分のカプチーノに口をつけると、
口に泡のついた姿を見て、また、彼女がわらった。
「踊りませんか?」
10/5/2024, 5:41:23 AM