深夜徘徊猫

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「小さな幸せ」

 テーマとはあまり関係ないし、ただの自分語りで楽しくない話です。気分ではなかったら飛ばしてね。

 私はなにかと自分の出来ないことに絶望する。何もできない自分が悔しい。その度、自分は必要か考える。

 自由に書いていい作文の課題。コンクールかなんかに出されるものだった。私は物語を書いた。いじめについて訴える内容だった。先生に出すと苦笑いされたのをよく覚えている。結局ほとんどがコンクールに出されているところ、私は出してもらえなかった。

 次の年も同じ課題があった。私は諦めがつかなくて、きっと文章力がまだ未熟だったのだと思い、自分なりに調べて、何度も考え直して書き上げた。友達に見せて欲しいと言われたので見せたら笑われた。自分の文章が恥ずかしくなった。でも提出しなければならないので出すと、文章を直せと言われた。でもあえての表現でこのように書いてるのだと訴えるとまた苦笑いで。またコンクールに出してもらうことは叶わなかった。

 これに関しては素直に直さなかった自分が悪い。私は被害者というわけでもない。というか、結局は自分の実力不足。それが分からされてしまったのが辛かった。

 弁論大会に出たときはもっと辛かったな。私の時だけ拍手が小さく感じた。結果は参加賞みたいなもので付き添いの先生は慰めの言葉も、がんばったねの言葉も一切かけてくれなくて。期待した私が悪いのですがね。

 他にも、書ききれないくらいいろんなことがあってだんだんと文章を書くことも、自分の思ったことを表現するのも億劫になっていった。文章を最初から上手く書ける人なんていないし、みんな馬鹿にされながらも努力したから今の小説家さんたちは文章でお金を稼いでいるのだと思う。こんなことで挫ける私は馬鹿みたいだ。

 両親からも小説家はやめろと言われ、貴方はまともな文章書けないでしょと言われ、その夢は諦めたと言ってしまった。

 …でも結局今ここで文章を書いてしまっているんだよなぁ。文才も何もないくせに。諦めは結局つかなかったみたい。ここだと気が楽。いつもみなさんからのもっと読みたいが楽しみ。こういうことを小さな幸せっていうのかなって思う。

 夜この辺りの時間に書けば辛いのが幾分か減るし、腕を切るのも、しぬのも今じゃなくていいかなとも思える。今も書いていてそうだ。書き始めの時はボロ泣きでしたもん。もう少しだけ文章を書くことに依存してみることにする。

 いつも本当にありがとうございます。重い話でごめんね。みんなもこの時期の不調にはお気をつけて。たいして有名人でもなんでもない私だけどみなさんの小さなどころではない大きな幸せ、願っています。

またね。

 

3/28/2025, 3:45:46 PM