能力者になりたい佐々木海星(偽名)

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【失われた時間】
《Part1》
友達だと思っていた相手は私を騙していた。
相手「私達、友達やめよう。」
その一言だった。私は察した。この人は私のことを勉強のためだけに使う道具にしていたのだ。私は思わず絶句した。これまでに築き上げてきた友情。それが全て風化するように崩れ落ちてく。この時間は何だったのか。相手と過ごしてきた時間は何だったのか。裏切られた怒りと悲しみで次の日は休んだ。私はやっと気が付いた。無駄な時間を過ごしていたということに。さよなら、私の気持ち。はじめまして、「〜」。
《Part2》
僕は高校受験のためにひたすら頑張った。ゲームもせず、携帯も用事がない場合は見ないようにした。ひたすら復習。そんな毎日を過ごしていた。僕が目指していた志望校の偏差値は65。自分の模試は中2のときと比べ合格圏内まで達している。これもすべて毎日勉強してきたからだ。無駄な時間を潰し、できるだけ教科書を読んだり、参考書を独自で作り理解力を深めた。入試当日。僕は何も緊張していなかった。結果は合格。嬉しかった。それとともに、大学受験の準備をしないといけないと思った。大学入試は高校入試と比べ物にならないくらい大変だそうだ。中学生の頃の反省も兼ねて、今からでも勉強しよう。
作者「君はこの文を読んで、なんの時間を失ったかわかったかな?」

5/13/2024, 10:45:02 PM