ミヤ

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"風と"

"月に叢雲 花に風"という言葉がある。
この言葉の中では、雲と風は折角の月や花を台無しにする邪魔者とされている。
その一方で、
" 雲のかかるは月のため 風の散らすは花のため
雲と風とのありてこそ 月と花とは尊とけれ"
という熊沢蕃山の歌がある。
ここでは、雲と風は月や花の存在を際立たせる名脇役だ。

何を邪魔と思うのかは人それぞれ。
まぁ、個々の生きている世界・見ている景色は違うから、当然感じることも違っているだろう。他人の考えを否定はしないけど、一概に肯定もしないよ。
だから無理に同意を求めないでほしい。
同調圧力って本当面倒だ。

5/2/2025, 12:44:22 AM