私には勇敢で強い親友がいる。
砂漠の暑さに負けず、真っ直ぐ人としての正しさを曲げない姿に憧れる。
その姿は王子である私が思い描いた理想の姿だ。
半年前、城をこっそり抜け出して城下街で出会えたのは、きっと運命だ。
「だって、こんなにもそっくりな顔だもの。」
今日もこっそり王子という身分を隠して会いに行く。
ああ、もっと君の事が知りたい!。
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俺には純粋で優しい親友がいる。
人の為に泣き、人の為に笑う。誰かを思いやれる心を持つ人間は親友以外見たことない。
その心は国の反逆者の息子である俺が欲しかった存在だ。
半年前、仕事帰りに街中で出会えたのは運命だ。
「だって、こんなにもおんなじ顔だ。」
今日も何時もの場所で親友を待つ。いつも通り自分の正体を隠して。
ああ、もっとお前の事が知りたい!。
〈もっと知りたい〉
3/13/2023, 8:46:17 AM