緑と赤とうっすら黄色の織り交ぜられたカーテン胸の奥を大きく揺さぶられ、込み上げる涙を抑えることができないそうだ、ずっとこれが見たかったんだ僕はゆっくり目を閉じる嗚呼、北欧まで来た甲斐があったというものふわふわと揺れるカーテンは夜を美しく彩る本当ならばこの感動を共有していたであろうあの子の分まで存分に堪能しようではないかぽっかり空いた心の隙間を埋めるように、僕は上を向いてひたすらカーテンに思いを馳せる
10/11/2024, 11:34:40 PM