じぶんを振り返るのは、もうたくさんだ。
往生際の悪い。
捨てたものに執着せずに、
ただ前を見ろとも言わないが、
堂々としてろよ
永遠や無償の愛だなんて言う類のものは所詮でまかせで幻想だ。
ただ、それに縋らなくてはやっていけない時があるから、こんな言葉が存在して、なくならないんだな。
物語の主人公は、暗い過去を抱えながらも大体報われてたりする。
現実でも世の中そうできていると信じたい。
でも冷え切った世の中に生きているからこそ思うが、そう信じるには及ばない。期待するだけ痛手を負うだろう。
世間的に風当たりのいい、それとなくまとめ上げられたハッピーエンドのストーリーは意外と腐るほどあって。
そういうのに当たってしまう度、あぁやっぱ人間が描いてるなぁとしみじみ思う。
クリエイティブって別に自由でもない
優しさって何だろう。
優しさ、すなわち高級ワイングラスに入った青酸カリとはよく言ったものだ。
私も優しいと言われてもそんな風に、言わば卑屈に受け取ってしまうから、頷ける言葉だ。
曖昧なものだ。
優しさとは相手にとって都合が良いとか、理想に沿った言動をしたということで、
「優しいね」とは「我は満足したぞよ。」とでも言った私への評価なのだ。
自己犠牲に対し一個人のご都合から語り「優しい」なんて響きのいい歪んだことを言うから、それに侵されてしまうような人はバタバタとドミノ倒しになっていく世界なんだろうと私は思う。
恋人、友人、仕事、宗教、お金、時間、嗜好、etc…
何にも執着せず生きる世界は、どんな風に映るんだろうな。
2/12/2025, 12:22:06 AM