目の前に広がる果てしない海。
俺は彼女と一緒に海に来ていた。
やっぱり、海はいいな。
見ていると落ち着くし、潮の香りと波の音が心海良い。
「俺、海がすごく好きでさ。昔からよく来てるんだよ」
「ふぅ~ん……ねぇねぇ」
彼女は、俺の目の前に立つ。
海が見えなくなり、視界に彼女だけが映る。
「私のこと、好き?」
海に負けじと、俺にアピールしてきた。
「ああ、好きだよ」
「私はね……大好きっ♪」
照れながら言う彼女の姿がすごく可愛くて、胸がドキドキする。
しばらく見つめ合い、互いに吸い込まれるように顔が近づき、そのまま唇を重ねた。
3/18/2025, 12:40:39 PM