『大地に寝転び雲が流れる・・・目を閉じると浮かんできたのはどんなお話し?』
小学生の頃、道草を食うのが得意だった。
片道1時間の通学路だったのに、畦(あぜ)に寝転んだり、雑草を観察したり、のんびりしていたせいで、家に帰る頃には日が暮れていた。
大地に寝転びながら、夕星(ゆうつづ)を見つけては、
「あれは、わたしの星」と、嬉しくなったものだ。
無知の純粋さは、すごい。
家庭環境が複雑だったため、家に居場所がなかった。
あの頃の支えは「わたしの星」だった気がする。
5/4/2023, 11:59:43 AM