『風に乗って』
午前二時の住宅街は静かな眠りの世界でした。
わたしは暑さのせいか眠れなくて、ほんの数百メートルだけ暗い住宅街を歩いてみたのです。
深夜の夜道に少し怯えながら、そのスリルと非日常を満喫していると、フッと夜の風に乗って夏の香りがしました。その香りがどこから来たのか探そうと辺りを見渡しましたが、それらしいものはありません。少し懐かしいような香りで、わたしは「もう帰ろうね。」と言われているように思えて、そのまま家へ帰りました。
ほんの五分くらいのお話です。
でも、良い子の皆さんは真似しないでくださいね。
編集にて。
お題に沿ってもいないし、なんの脈絡もないですが、詩を作ったので載せておきます。
「明日の風に乗って」
人の優しさに気付けるのは
あなたも優しい人だから
優しさを知っているあなただから
他の人の優しさにも気付けるの
さあ その優しい涙を拭いて
誰かのための その涙は美しい
さあ 悲しみを優しさに変えて
自分のために 笑顔になろう
そろそろ明るい日がやってくる
明日という明るい日が
4/29/2024, 11:01:54 AM