相手の顔色を伺って
毎日を過ごしている
機嫌が良さそうだからと
ニコニコ話しかけると
相手の顔は嫌そうに歪む
相手は好きなように動き話し
相手は好きなだけ愚痴を垂れ流す
私が反応すると相手は何故か
斜め上の解釈をし勝手に傷つき
怒り出し憎しみの塊を投げつける
私は逆らうことができない
心の中で震え怯え密かに憤怒する
私はバカみたいに盲目的に
相手の望み通りに反応する
相手の望む言葉を与え続ける
私はバカみたいに待ってる
昔みたいに暖かく包み込む貴方を
私はバカみたいに期待してる
優しく微笑み愛を語る貴方を
そんなことは
もう二度と
ないのに
バカみたい
ほんと私はバカだ大バカだ
私は傷つき尽くした
心と身体を心許無く抱きしめ
のろのろと
喧騒が広がる外へ
重い扉を開けた
自分の心の赴くままに
視線を上げれば
不自由な自由は近くにあったのに
孤独を怖がる昔の私はバカみたい
戻らない愛を待つ私はバカみたい
風が髪を揺らし視界を揺らす
そっと髪を耳にかけ
冷たい石畳に一歩踏み出した
【バカみたい】
3/24/2026, 6:33:35 PM