迷い続ける私たち(テーマ それでいい)
私たちは迷う。
Aを選んだが、Bにするべきだったのではないか。
Cはしないほうがよかったのではないか。
このままの生活を続けていいのか、Dをするべきではないのか。
同時に二つのことを選べない場面というのは、人生には往々にしてある。
現在に不満がある場合、特にそう思う。
人は後悔をする生き物だし、夢を見る生き物だから。
だから苦しいし、だから成長してきた。
しかし、誰だって苦しみ続けることを望みはしない。
成長したい人だとしても、苦しまずに成長できるならそれに越したことはないのだ。
しかし、成長すること、すなわち変化することは、往々にして、苦しみを伴う。
なぜなら、変化とは、今までとは違うことを選択することであり、そして、選択の連続の人生で、正解を選び続けることは至難の業だから。
では、変化しなければ、成長しなければいい?
いやいや。
自然界も、現代の人間社会も、変化に対応できなければそもそも生き残ることができない。
となると、結局、生きることとは迷い苦しむこととセットなのだ。
『そんなのは嫌だ』と思うことすら、織り込み済みの、世の中の仕組みなのだ。
私たちは、間違うことを覚悟の上で、今日も試行錯誤し、苦しみ、そして夢を見て生きていく。
明日がなくなるその日まで。
4/4/2024, 10:26:09 PM